虜になるアスペクト 中毒 閲覧要注意

虜?中毒?カリスマ?

君の為ならなんでもするよ

カリスマ性の高い人というのは本来良い意味であり一握りかと感じます。
しかし良くないと分かっていてもどうしても逃げられないような、そもそも良くないことすら判らなくしてしまうような、酷く中毒性の高い人々が存在するのは確かです。そしてカリスマ性が強いアスペクトが同時に中毒性が高いことも多いです。
今回はそのような危ういアスペクトを集めていきます。他ポストで既出のものも含まれますがこちらの解釈では全て要注意です。
ふわふわとした物腰で、天使のような話し方で、彼らは数多の心を翻弄することでしょう。
しかし彼らは小悪魔なのかはたまた?
逃げ道を確保していると思ったら迷いの森の中だったなんて事にならないように。出口は一生見つからないかもしれません。

ヘッド、アセン、太陽、水星と小惑星アスモデウスの合

嫌なのに忘れられない、なぜか思い出す、気づくとなぜか心の中にずっといる、といえば他者に強烈な印象を残す、こちらのアスペクト。深く関わるのは要注意です。シナストリーで目立つ絡みも、嫌いなのに、忘れたいのに忘れられない。と長く苦しむことになりやすいです。相互ですと尚更大変でしょう。7つの大罪で有名な色欲の悪魔の星ですので、相手を虜にするのはお手の物。相手の脆い心の傷にするりと入り込み完全に虜にします。実は頭もよく、有益な知識も豊富です。気まぐれなので、この方に何か教えてもらいたい場合は、礼儀正しく敬うと良いでしょう、気を良くして色々教えてくれます。魅力的といいますか、とにかく非常に中毒性が高い人物です。側からいなくなると身に染みてわかるでしょう。

例外としてリリスとは相性がとても良いです。

アセンダントとIxion(28978)の合

Ixionは単純に言えば無秩序です。ですので悪い星です。ただし本人はとても自由と言えば自由です、ルールを守りませんので、ちょっと悪い人、不良に憧れてしまう人には非常に魅力的に映るでしょう。また、ホロスコープ全体で見て良い面も強ければ、自分で選び自分の信念から自身のルールに則って生きていくタイプとなるので、そこが憧れの対象になって虜になる人も多いでしょう。しかし悪い星の一つですので深く関わるには細心の注意が必要です。

アセンダント、MC、太陽と小惑星Nessusの合

こちらはここでは男性のアスペクトとして解釈します。Nessusは再三申し上げていますが、要注意の星です。しかし、非常に男性的な異性的魅力は強いです。また支配的ですから単純に無理矢理惹きつけられます。深く関わるには、用心してとしか言いようはありません。

アセンダント、太陽と小惑星エロスと土星の合

土星は基本的に抑制の力が強いのですが、エロスには効きづらく止めるに止められないので、エロスは反発というか順応しますからこの2つの合は非常に禁忌的な強い官能のアスペクトです。それがアセンダントに合というのは、まあ考えればわかるように、とても淫靡な官能を携る人物像が浮かび上がります。中毒性が高いでしょう。

アセンダント、太陽と小惑星ルシファーの合

ルシファーは非常に賢く美しい、最も神に近い天使でしたが、その才能や美しさ故に大きな勘違いをして、神になろうとし、堕天使となりました。特にアセンダントと絡むと外見はとても美しいでしょう。小惑星の単純な意味は精神的なプライドの高さと、知ったかぶりです。美しく、高潔であるかのように見え、惹かれる人々は多いでしょうが、中身は責任転嫁と自分は他者よりも誰よりも上だという気持ちに満ちています。何故ならルシファーは天使である自分の周りが悪魔だらけでおかしいと未だ疑問を抱き続けているからです。精神性が高い理想を抱くので引力は強いのですが、深く関わるとその内部の深い闇に驚かされることでしょう。更に非常にプライドが高いので、保てない場合激怒します。魅力的ですが要注意の星です。

火星と金星の合

こちらは危険なのは合のみです。カリスマ性、性的魅力、異性を虜にする力全て揃っているのでなんとも抗い難いアスペクトですね。火星はすでに金星に抑えられている状態ですので悪さをすると言うことはほぼないでしょうが、土星がよく効いていないと恋多き人であり、異性関係が乱れ易いでしょう。よってこの方に恋をすれば当然振り回されるでしょう。

アセンダント、MCとリリスの合

異性的魅力が強いというとやはり外せません。こちらは特に女性のアスペクトで強いです。さらに良い感受点ではありません。特にアセンダントと関わると影響はわかりやすいでしょう。MCと合の場合社会で周囲からどうしてもそのように見られるので嫌だと感じる方もいれば楽しむ方もいるでしょう。異性がワラワラ寄ってくる典型的なアスペクトです。主導権は全てリリスにあります。

アセンダント、太陽と小惑星ローレライの合

悲しみに満ちていて、助けたいと思わせる、一目惚れをさせる危険なアスペクトです。実際本当に可哀想なのかどうかは、深く関わらないとわかりません。その後簡単に彼らから抜け出せるのでしょうか。

金星と冥王星のハードアスペクト

カリスマ性も異性的魅力も非常に強く魅力的ですが、どこかに大きな闇を抱えています。彼らと関わると恋愛は非常に激しいものとなりますが、彼らの抱える問題の巻き添えにならないように気をつけましょう。

アセンダント、太陽と小惑星キルケの合

キルケは神話によると絶世の美女であり、同時に非常に強い魔力を持った魔女です。基本的に誰も勝てません。好みの男性を連れてきては弄び、捨て(魔法で動物に変えてしまう)、を繰り返していました。また、女性相手には男性より容赦のない魔女です。こちらは女性のアスペクトとして解釈します。小惑星の単純な意味は男性を誑かす美女です。正に男性の敵のようなアスペクトですので、特にアセンダントと絡むと美貌も出るでしょうから、彼女の誘いは非常に魅力的でしょうが、注意すると良いでしょう。

続きます

追いかける火星 行動力と情熱 異性的魅力

火星とは

鬼ごっこしよう、君が鬼ね!

火星というと漠然と、若い男性や行動力、動機付け、を連想するのではないでしょうか、そして、続けて金星が思い浮かぶかと感じます。若い女性、好みのもの、価値があると感じる理想の美の星。火星は陽で金星は陰です。金星が自らに価値を置き人々を惹きつける星であるとすれば、火星は求めるものを追いかけ捕まえる星です。そこから行動力が生まれ、強い情熱が引き出され男性的な魅力となって、神々の理想の女神である金星をも簡単に夢中にさせるのでしょう。

土星と並び代表的なマレフィックである火星は、ギリシャ語では軍神アレス、戦いを象徴する星でもあります。攻撃や争いを好むので神々の嫌われ者です。
基本的にマレフィックがホロスコープで目立つと他者にあまり好まれません。一方で火星はとても情熱的で異性的魅力に溢れた惑星の1つでもあります。ですから火星がアセンダントやMCに絡むと異性的魅力が強くなります。
アレスはアポロンに張る美男子として彫刻や絵画で表されます。そして金星である美の女神アフロディーテと激しい恋に落ちます。
支配星は牡羊座と蠍座。配置では蠍座が異性的魅力が強いと人気ではありますね。牡羊座ですと行動力は群を抜きます。正義感が強く驚くほど精神的にも丈夫です。高揚する山羊座もその強い野心を伸び伸びと使用できる為、キャリアアップにも良く、更に官能的でしょう。この3つの星座に火星が入っていましたら、行動力の面で右に出る人はいません。恵まれています。風と、特に蟹と魚座は火星と合いませんので、怒りのエネルギーの矛先が自分に向きます。ストレスや体調不良、情緒不安定に注意して下さい。

火星は、自身が追い求め勝ち取るものを象徴します。情熱を注ぐもの、行動の動機や結果、異性的魅力をアスペクトする星々に与え求めます。またハウスではその事柄に没頭、強い行動力と情熱を注ぎます。また単純に男性を表すので、女性の場合投影として絡む星に寄ってはそのような男性がタイプであると読みます。サイン別ですと特に好みはわかりやすいですね。男性ですと自身がそういうタイプ、女性ですとそういう男性が好みとなります。

長くなりましたが、格式アスペクト、ハウス、よかれ悪しかれ重大な難点が一つあります。それは火星はマレフィックであることです。こちらを忘れてはいけません。火星が関わると闘争や問題が起きやすいです。単純には喧嘩ですね。追い求めた激しい情熱の先は、勝ち取りたいという無意味な戦いです。ですのでホロスコープでは優しい強い星が重なるととてもいいです。

こちらでは火星との惑星や小惑星などの特徴的なアスペクトを見ていきます。

火星と金星の合

シナストリーではソウルメイトアスペクトの1つです。女性と男性が重なりますので、女性は異性的魅力が加わると同時に男性的になります。サバサバしているでしょう。その点ではトラインの方がまだ柔らかく出て良いです。男性は、女性的になり、柔らかさが出るか、男らしく女性好きで、とても女性にモテます。女性的な優しさと男性的な強さ、また求める男性と求められる女性像が重なりますので、本人の異性的な魅力に矛盾がなく、その点ではオーブを取らずとも星座のみでも合とみなし、カリスマ性が強くなります。男性と女性が本能的に求め合うこのアスペクトは非常にモテます。が、浮気しやすいアスペクトの1つでもあります。土星のアスペクトが必要です。特にオポジションは非常に浮気し易いです。

火星と小惑星アフロディーテの合

アフロディーテはギリシャ語で金星ではありますが、小惑星の単純な意味合いは誘惑する非常に官能的な女神となります。ですので火星と相性が悪いわけがなく、官能性が特に増します。異性に対する誘惑的な行動は1番強いかもしれません。ただやはり、モノガミストではありません。アフロディーテはたくさんの男性を愛します、それも良く出てしまうアスペクトです。ハードですと特にスクエアは無理な行動も多くなります。どちらにせよ非常に魅力的です。

火星と小惑星ジュノーの合

ジュノーはアレスの母親ですが、ここでは置いておきます。単純にパートナーとしてとても官能的に映る人物です。またパートナーにも官能的で情熱的な相手を求めます。ハードはパートナーと喧嘩や複数回の結婚が多いかもしれません。パートナーを求めることはとても強い人生の課題となります。

火星と小惑星アルマ

こちらは非常に良いアスペクトで、正しく激しく情熱的な魂であるアルマが関わることで、火星の威力は増し、悪い面は抑えられます。また弱い配置の火星も強くなります。

火星と小惑星アドニス

良いアスペクトです。アドニスはただただみんなに一目置かれ愛されるとても羨ましい星です。火星の攻撃的な強さが抑えられ、官能的な魅力も出ます。

火星と小惑星タロス

こちらは要注意のアスペクトとなります。行動の動機が世界の悪に立ち向かう、となります。一見良さそうですが、非常に独断的で挑発的。ただでさえ攻撃的な火星が更に強くなり、他者への嫉妬や敵意も強くなります。喧嘩腰になり易いので注意して下さいませ。

火星と小惑星パラス

パラスアテナも戦いの女神ではありますが、主に知恵、戦略で戦う非常に賢い女神です。智略においては敵うものは少ないでしょう。ですので主に暴力で戦う火星とは正に天敵となりますが、パラスの方が一枚上手ですので、こちらのアスペクトは火星の強い攻撃性を運動などで上手く発散させてくれます。ですので特に合などスポーツの分野で活躍されている方に多く見られるアスペクトです。

火星と小惑星キオーネ

キオーネは大勢の人間の男性に愛されて、更に神2人から同時に愛されたというとんでもない美女です。小惑星的な意味は早熟です。キオーネに求婚する男性は彼女が大人になるまで待たずに後を経ちませんでした。ですので火星とのアスペクトは年齢が若いうちから異性に関心を持たれ易く持ち易く、また、行動的にも早熟な傾向があります。モテるアスペクトの一つですのでやや要注意となります。

火星と月のスクエア

こちらは、男性のみに当てはまる解釈でやや要注意です。こちらのアスペクトの持ち主は基本的に女性が好きではないです。女性に対し深層心理で敵意すら感じるかもしれません。本人も気付きづらいアスペクトで扱いが難しいです。

つづきます