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手繰り寄せる思い 復縁に繋がるアスペクト

別れても途切れぬ想い

そして彼女は永遠に行方をくらましたのでした。

復縁のアスペクトというのは明確にはありません。ただそれになるべく繋がるものをホロスコープから集めてみましょう。

そんな人忘れて次の人を探せば良いじゃないと言って、そう簡単に気持ちが行くのなら心や思い出はどこにも見つからないでしょうから。

※以下は全て正確に復縁を示すわけではありません。あくまで可能性です。

トランジットで見る復縁の時期

アスペクトで確かなものはほぼないので、トランジットで個人で調べるのが1番手っ取り早いかと感じます。

水星と金星の逆行の時期

大抵逆行の時期は多くの人にとって(特にハードアスペクト)、自分の予測から外れる、間違える、誤解、誤算、金銭トラブルなどが起こりやすい要注意の時期ですが、復縁に関して言えば、ネイタルではバッドカルマとされる逆行の印象深い解釈にやや似ています。

恋愛に限って言えば、水星は思考を司るので、思い出が単純に強く蘇る時期となり、金星はそのまま愛情が遡るので、過去を振り返りすでにないものを懐かしく追い求める時期となります。

よって、この逆行期間に復縁が起こる可能性は高いとよく言われています。

太陽が天秤座、牡牛座の時期

こちらは非常にシンプルですが、金星のルーラーが太陽に乗る時期は恋愛に向きます。

月が牡牛座、天秤座、蠍座

こちらもシンプルに金星のルーラーが感情に乗る時期、蠍座は違う見方で、情に執着しやすくなる時期です。

恋愛の惑星とのトライン

金星と木星が1番わかりやすいでしょうか。他金星火星や、冥王星、海王星など、月と木星などなど。木星に金星のトランジットでも良いですし、短期間でも恋愛に優位な時期は全て良いです。

積極的に行動しない方が良い時期

恋愛に良い時期があれば悪い時期も当然あるので、そう言った時期は復縁したくとも静かに朗報を待つ方が気持ち的にゆとりも出るでしょう。こちらは別れやすい時期なども含みます。

月が山羊座と乙女座

こちらは心が仕事に向きやすい時期で、恋愛や復縁には向かない時期です。

ライツ、アセンダントに冥王星、海王星、天王星、土星のハード

こちらは別れやすい時期です。合は含みません。冥王星は変化、海王星は欺瞞、捨てる、天王星は突然の変化、土星は別れを示唆します。

小惑星Deprez (9795)が太陽に合の時期

些細な事でも気分が落ち込みやすくなるので、リラックスして過ごす方が良い時期です。

復縁に繋がりやすいアスペクト

こちらは復縁というより結婚へと繋がりやすいアスペクトが多くなります。または、ご縁が深い、切ってもきれない、執着しやすい、などそのようなアスペクトです。ネイタルはそもそも結婚しやすいアスペクトでイコール復縁し易いと読みます。

オーバーレイで7、5、2、8、11ハウスにヘッド軸VT軸在住、また惑星の集中

7室は結婚相手なのでヘッドが入ると良いです。それ以外はヘッドでもテイルでもどちらも良いです。5室恋愛、11室欲望の満足、8室死が分かつまで、2室家族の解釈で、縁は切りづらいです。

MC軸同士の合

家族を表すアスペクトなので、家族や肉親との間にできやすいアスペクトです。よって縁は切りづらいです。

ネイタルで両者金星にソフトアスペクトが多い、特に月と金星

いわゆる復縁しやすいアスペクトというとこちらでしょうか。ただ片方だけでなく両者と言うところがポイントです。

ネイタル月と金星の格式が良く7ハウスに入っている

いわゆる結婚運が良いアスペクトですが、格式が大事です。

ネイタル5ハウス、7ハウスに土星在住

こちら一見すると恋愛運、結婚運が悪いように見えますが、土星は遅延、そして守る、繋ぎ止める役目も担うので恋愛において別れづらい、離婚し辛い配置でもあります。よって復縁も起きやすいです。

結婚運が単純に悪いというとわかりやすいのはジュノーと土星の絡み、金星とテイル合、小惑星Ara7室在住などです。

金星が天秤座、蟹座、乙女座、魚座、双子座

こちらは復縁したいお相手の金星のサインであると良いです。別れても友達になりたい、または戻ってき易いサインとされています。

小惑星Ötzi (5803)が個人惑星にタイトに合

こちらの小惑星はネイタルでは、他者からものすごく興味を持たれる星です。シナストリーで絡むとどうしても気になってしょうがない、知りたくて堪らない気持ちになる星です。よって、別れても何をしてるのか気になってしょうがない、復縁に繋がり易いアスペクトです。やや怖い星でもあるのですが、特に太陽(人生)や金星(恋愛)だと更に効果的でしょう。

テイルと冥王星の合

タイトなものが有効です。こちらの関係性はやや複雑で遠距離恋愛や出張が多いなど離れた恋愛を長く続けるのに向くアスペクトです。縁を切っても切ってもまた数年後であっても戻る事が多いです。

続きます

Ara/Arai バッドカルマ サイン別 閲覧要注意

小惑星Ara(849)とは

君はしくじった。

前世があるかどうか、それは誰にも分かりません。ただカルマの存在や、輪廻の不思議は見逃せません。チャート上でドラゴンヘッド軸は非常に重要なのは言うまでもありませんが、このカルマ軸を除いてもホロスコープからカルマは消えません。土星がいるからです。土星は、様々な意味を持ちますが根本的にはカルマの星です。
さて、こちらの星はとても怖い星の1つです。バッドカルマの星だからです。もし前世があるとして、悪い事をしてしまい何か今生に影響を与えているとしたら?
そのヒントが欲しければこちらを見ると良いでしょう。
主にネイタルでサインとハウスを見ます。
助けとなるのは逆のサインです。単純にはAraのサインが示す悪い面(ですから格式は重要なのですが)を過去生で行い、悪いカルマで今引き継いでいます。
カルマというのは深い深いご縁でもあります、そう、良い事をすれば巡りめぐって良い事が返ってくる、はてさて、その反対は???

あくまで可能性の星ですが、現実で出会う苦しみの中で何かのヒントになるかもしれません。
又カルマ等関係なくサインには良い面と悪い面がある事を知るには便利な星です。悪い面のみの解釈ですので。

Araの由来はギリシャ神話の呪いを司る女性の精霊(Arae)で、地底から自然界の法律を守らない人々に鉄槌を与えるために呼び出されたとされています。復讐の女神Erinyesと同一視され易いです。

★ネイタルでのアスペクトは要注意がほとんどでノーアスペクトか援助の星以外は気をつけなければなりません。火星と合は要注意です。悪いカルマが行動の動機づけになってしまいます。土星との合もカルマが重くなるのでよくありません。キロンの合ハード、木星合は助けになります。また冥王星も扱いは難しいですが、オポジションが特に良く窮地に陥ると上位者から助けが入るでしょう。

★シナストリーでは個人惑星とオポジションの星が助けになり、ソフトや合は良くありません。スクエアも良いのですが否定されていると思い易く助けにはなり難いです。憧れの意味も入るオポジション(オーブ2まで)が最適です。またアセンダントもよく、例えばAraが牡羊座でしたら、AC天秤座の方の行動は目が覚める事が多く救いになります。

誰もが1つ12星座に大嫌いだと感じる星があるそうですが、個人的にはこのAraの在住サインがそうである事が多いように感じます。

※ネガティブな星ですので良い解釈はありません。

牡羊座のAra

バッドカルマ:他者との不調和、強情

過去、好戦的で無意味な争いや諍いを繰り返し起こしたのかもしれません。その為今生では他者と仲良くする事に常に問題を抱え、喧嘩になれば仲直りする方法もわからず突き放し、1人になりやすいでしょう。そして誰もいなくなっても気にしないでしょう。それが自分の引き起こした事であり、良く無いと気づかない限り、周囲からキレやすいやら、性格が良くないだのと批判され、馬鹿にされるのは日常茶飯事。本人は至って自分の行いは普通であり無理に受け入れられなくてもいいと思い易いです。どこでそれが大きな問題になるのかはハウスを見ます。
天秤座に憧れます。天秤座の優柔不断さ(なぜ怒らないのか、すぐ縁を切らないのか等)に反発しながら、彼らの対人面での優しさ、素晴らしい調和能力にいつも憧れるでしょう。シナストリーで自分のAraが特に天秤座ライツにオポジションをとる人々と関われば、とても良い影響を受ける事が出来ます。ご縁も深いです。

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Araのシナストリーアスペクト

基本的にはこちらはネイタルサインでカルマの方向性、ハウスで具体的な事象を見ますが、アスペクトも重要ではあります。ただネイタルではもう上記Araの説明でしたようにアスペクトは取らないのが1番です。
そもそも自分で治すのが難しい星です。他者にSOSと助けを出すだけの星です。
ネイタルで傷ついていると、自業自得と助けがきません。
シナストリーでは助けてくれるアスペクトがありますので以下に解釈します。全てオポジション(2度まで)のみです。
合やソフトはざっくり言えば悪い事をする仲間です。救いにはなりません。
またアスペクトが絡むと非常にカルミックなご縁の深いお相手です。

太陽とAraのオポジション

Ara側は太陽側に興味を持ちます。尊敬でもなく、好きでもなく、物凄く面白い存在だと感じるでしょう。太陽側はAra側のネガティブな側面に寛容です。自分に全く関係のないものだからです。怒りもしませんし、指示もしませんがまるで光の当たる道がわかりそこに指をさすように、一緒にいるとAra側のバッドカルマは太陽側によって徐々にポジティブな方向へと導かれます。ただ、バッドカルマを見せやすい相手である事には間違いがなく、太陽側に見限られると関係は終わります。

ヘッドとAraの合

要注意

こちらはオポジションではないですが、目立つので解釈します。テイルに乗る方が救いがあります。2人は非常にカルミックなご縁が強いです。しかし、2人がシェアするテーマはどちらかのバッドカルマでありまた、2人の未来はバッドカルマに繋がっているとも読めます。ヘッド側はAraの被害者になり易いですがタフです。何故ならヘッドの方が強いからです。そのサインの良い面を沢山貰っているからです。Araの性質にも寄りますが、関係性は大体Araが壊します。テイルに冥王星などが乗ると救いになります。その繰り返す精神面の変化の中でAraが生まれ変わることができたなら、2人は末永く仲良くいられる事でしょう。カルマ軸とのバッドカルマの合ですので強く脆い絆です。

AraとAraのオポジション

こちらはどちらかがどちらかの、指導者だと思い易いです。正義感の強い方か主導権がある方か、ただの思い込みかはわかりませんが。と言って止められるわけではなく、お互いに悪い面を助長します。全く君はダメだなあ、と言って道具を出すドラえも●のようにやらせるだけ自由にやらせて助けてくれます。またハウス面での事柄にも親切です。基本的にバッドカルマのせいでそのハウスで嫌な目に遭い苦しむわけですが、怒って助けてくれるでしょう。1番の救世主かも知れませんが、甘やかされたバッドカルマは怖いものがあります。この方といてもお互いバッドカルマに気づかないので、と言いますか甘やかされているだけなので、お互いにお互いがダメだなあと言う箇所を真剣に聞けば良いだけです。ただそれが最も難しい相性でもあります。

テイルとAraの合

要注意

非常にご縁の深いお相手となります。どこかでAra側に過ちを犯させたのはテイル側ですので、ここは素直にテイル側はテイルのサインハウスの良い面をAraに見せるしかありません。間違った使い方しかできないAra側にやり方を最初から教えてあげるような形です。手取り足取り教えてあげましょう。今生でテイル側はそのサインとハウスに恵まれていませんので大変でしょう、しかしその事柄にはテイル側は詳しいはずですから、今度こそ一緒に間違えないようにと、願いを込めて。

続きます