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シナストリーにおけるドラゴンヘッドと星 簡易版

ドラゴンヘッドとは

ヘッド軸とはホロスコープで最も重要とも言える軸の一つです。別名ノースノードとも言います。シナストリーではアセン軸と共に非常に影響力を持ちます。この軸に関わる星、惑星、衛星、恒星、小惑星などは全て強い影響力を放ち関係性に多大な影響を与えます。簡単に言うとその星の意味合いを両者で味わいます。もちろん良い星なら良いですね、悪い星なら???Vtよりも宿命的な意味合いは落ちますが、強さはこちらが1番です。星読みをする時は、ヘッド、アセン、太陽の順に絡む星を見ると良いでしょう。例外除き基本的に合のみです。オーブは惑星はソーシャル以降は星によりタイトに小惑星は2度まで、3度はワイドで組み込めます。恒星は1度までです。

では今回は簡単に、まとめてゆきます。
惑星、小惑星と混ざりますがご了承ください。また要注意はネガティブな内容ですので苦手な方は、閲覧注意喚起として下さいませ。
またそれぞれ詳しく説明していきますので、その際はリンクを飛んで下さいませ。

では考察して行きましょう!

ドラゴンヘッドと太陽

太陽は太陽です。輝かしく眩しく常に明るく、時にジリジリと私たちを照らします。火の光の元で過ごすのは何より気持ちが良いのではないでしょうか。空を見上げるとたとえ気持ちが塞いでいても、同じ太陽を同じ人々が見ている事に安堵するように、ヘッド側に自信を与える、素晴らしい相性です。どんな時も太陽がそばにいて、お互いに支え合う、感謝すべき相性です。

ドラゴンヘッドと月

月は子供も指します。子供のような純粋無垢な親愛の情を捧げ合う相性です。非常に似ていたり、そうでないなら徐々に長くいると似てくるでしょう。お互い優しく繊細ですが脆い関係では無く親子のような強い絆を育みます。幼馴染や姉妹兄弟、肉親、双子のような、関係性にその様な愛情を組み込みます。とても良い相性です。

ドラゴンヘッドと水星

コミュニケーションの星が乗りますので、愛情深く軽やかで、更に水星はとても中性的で爽やか、知的で綺麗な星です。魅力的な関係が簡単に築けるでしょう。この愛情のみがホロスコープで目立つのならば、恋愛よりもとてもスムーズな明るく楽しい交流が期待できます。知識、社交性が広がります。またネイタルならば、知的な活動、公の場で活躍するのに向いています。

ドラゴンヘッドと火星

ヘッドは今生で宿命的に学ぶべき事を示唆しますので、火星側はヘッドに火星的な事で忘れている何かを思い出させ、一緒に学ぼうと誘います。火星はとても異性的な魅力の強い星でもありますので、お互いに非常に異性的にも惹かれ合う事でしょう。火星側はヘッド側に行動力や、強さ、時には喧嘩の仕方など様々なエネルギーを送り込みヘッド側を活性化させていきます。ヘッド側はどんどん火星を使用するのが上手になる事でしょう。また火星側に非常に魅力を感じます。しかし問題点は、ヘッド側にとって慣れない事柄であり、その力を使いこなすには沢山の時間と努力が必要である点です。お互いがその局面に気づいた瞬間に、どう乗り越えるのかがヘッドとの関係性では全てキーとなります。お2人のテーマは激しい愛情や全てに立ち向かう行動力や喧嘩です。

ドラゴンヘッドと小惑星

ドラゴンヘッドと小惑星ネサス

要注意

正直酷い関係です。ネサスはヘッドアセン太陽と絡んだなら、気をつけて欲しいと言うしかありません。同性でも異性でも良い結果、良いカルマを生み出すには非常に辛い困難が待ち構えています。特にネサス側がヘッド側を攻撃します。嫉妬、意地悪、嘘、感情の爆発などです。ヘッド側は災難にしか感じられず、ネサス側も深い深い傷を負います。両者要注意の関係といえます。お互い惹きつけ合う力や縁が何故かできやすく深いのも(とくに悪い時期に)、不思議なご縁と感じる相性の一つです。

ドラゴンヘッドと小惑星デジャニーラ

私はただ、友達になりたいのかと思って

要注意

ネサスと言えばデジャニーラですが、こちらは基本的にはヘッド側が加害者に、デジャニーラは被害者と最終的になります。どの様にそれらが起こるのかケースバイケースですので、わかりません。しかし、この関係の場合、両者共に気をつけなければなりません。また特に男性側がデジャニーラの場合ヘッド側をターゲットに動き酷く失敗するケースも多いです。この場合お互いに傷つくアスペクトに違いありませんから、ホロスコープで見かけましたらご注意くださいませ。どう良いカルマにつながるのかは、お互いの許容力にかかっています。

ドラゴンヘッドと小惑星ジュノー

ジュノーは忠実なパートナー、ですので、このお二人は恋人よりも結婚に向きます。または、ヘッド側はジュノーといるととても居心地が良いでしょう。同性でも異性でも良い関係です。ヘッド側にパートナーとはこの様に愛すべき存在なのだなと教えまたその愛情を享受する、美しい関係です。

ドラゴンヘッドと小惑星ベスタ

あなたは裏切られた事がありますか?

献身というと一体あなたは何が思い浮かぶのでしょうか?わからないならばこの方といればヘッド側はベスタ側の献身を丸ごと引き出し受け止めることが出来ます。その純粋で汚れのない愛情にヘッド側はただただ打ちのめされるでしょう。ただ、ベスタは弱い星ではない事は常に念頭におくべきですが。良い相性です。

ドラゴンヘッドと小惑星キロン

傷だらけのヒーラー

こちらは二つの解釈があり、一つはお互いに特にキロン側がヘッド側を癒す。もう一つはキロン側、またはヘッド側が傷つけるとなります。どちらもテーマは傷とトラウマ、癒しですが、解釈があまりに真逆ですね。どちらが正解かまだ把握出ておりませんのでこちらはここまでとしますが、ネイタルでお持ちの方は、多くの傷を克服し他者を癒す存在になるとても心の強い方が多い印象です。

ドラゴンヘッドと小惑星パラス

知恵といえばパラスです。。ヘッド側はパラスといればたくさんの知識を分けて貰えるでしょう。パラスもヘッド側に自身の知識や生きていくコツ、その他いろいろなライフセイバーとなりヘッド側を助けます。非常に魅力的な、後ろ盾となってくれるでしょう。良い関係です。

ドラゴンヘッドと小惑星フォラス

ヘッド側にとって非常に重要な人物となり得ます。大きな衝撃と気づきを与え、人生の転換期に出会うことなどが多いでしょう。その機会が良いか悪いかはホロスコープ全体から把握して下さいませ。Vtが役に立つでしょう。

ドラゴンヘッドと小惑星エロス

2人の関係性は非常に情熱的でロマンティック、深い愛情と強い官能性を帯びます。恋愛には最高です。

ドラゴンヘッドと小惑星アポロ

ヘッド側は一目惚れでアポロに強い憧れと愛情を抱きます。常にアポロ側を敬い尊敬するでしょう。恋愛関係というよりも、手の届かない憧れの人という対象がアポロ側である方がすんなり行きます。または夫婦でしたら、ヘッド側が一歩下がる関係となるでしょう。女性側がアポロでしたら常にヘッド側である配偶者やパートナーに心から愛される事でしょう。

ドラゴンヘッドとT・Mリリス

こちらはそのままですね。2人はリリスの世界を一緒に体験し沢山のリリス的な感情を共有します。それが両者にとって良いか悪いかは分かりませんが、リリスには様々な意味合いがあります。ただ確実なのは、リリスが示すのは感情のない強い剥き出しの官能的な欲望です。

ドラゴンヘッドと小惑星オルカス

要注意

こちらは非常に困難を伴うアスペクトです。土星と火星と冥王星をコンジャンクトさせたようなアスペクトで、オルカス側が基本的には困難を運びますが、そう容易に解釈できるものではありません。乗り越えるべきものが非常に大きい、とても怖い小惑星の1つです。ただ冥王星に似た準惑星とオルカスはいわれるように、リカバリー能力が非常に高いのも事実です。倒れても立ち上がり、成長して強くなり生まれ変わる、そんな経験がこの2人になら出来るでしょう。

ドラゴンヘッドと小惑星ペルセフォネakaプロセルピーナ

要注意

ペルセフォネは単純には幼少期の不愉快な移動です。それは物理的なものでも精神的なものでもあります。ですので、ヘッド側はこの人物と関わると良かれ悪しかれ自身のある大事で、純粋な部分が変化、または崩される経験を味わうでしょう。

ドラゴンヘッドと小惑星ローレライ、またはサイレーン

この2つの小惑星は魔性の人物です。特にローレライはとても悲しみ、苦しみに満ちているようにヘッド側に映り、ヘッド側はのめり込んでゆきます。仲良くなるのに時間はかからないでしょう。ただ、両者とも相手に自分を受け入れる度量がないと見極めた瞬間にいなくなるでしょう。見切りの早い人物達です。悪気もありません。サイレーンの方はやや攻撃的で少々怯む方が多いでしょう。ヘッド側の包容力に全てがかかる相性です。

ドラゴンヘッドと小惑星プシュケ

プシュケは単純には月をとても強く純粋にしたような存在です。ですので解釈は月ににます。ヘッド側はより心の深い部分からつながり合うことが出来るでしょう。良い関係です。

ドラゴンヘッドと小惑星チャイルド

ねえ、隠れんぼしよう!

一見相性が良さそうで、そして悪くないのですがやや難しい2人です。子供同士の関係というとわかりやすいでしょうか。とても純粋で魅惑的な2人ですがどちらかがわがままを言い出したり、または無茶をしやすいです。土星や冥王星からのアスペクトが金星などに補助に入ると良い関係です。

ドラゴンヘッドと小惑星セドナ

要注意

こちらは主に男性や父親肉親、配偶者からの裏切りを示す星です。単純には裏切り、です。つまりお二人の関係にはその影響が色濃く出ます。ご留意下さい。

続きます

シナストリーのアスペクト ドラゴンヘッド・テイルとキロン

残ったお菓子、どれから食べましょう。

キロンのアスペクトは基本的には過去の傷跡を示しますが、こちらはノードの絡みですので過去生との関係性も絡めてみるとわかりやすいでしょう。ですのでノードとキロンを理解するのに非常にわかりやすいアスペクトと言えます。ヘッド合もテイル合も縁は同様に非常に深いです。解釈としてはヘッドはキロン側へ未来に向けての手助けを、テイルはキロン側へ慣れた事柄における間違いの訂正を手助けをする事になりますので、カルマの解消という最終的なゴールは同じですが、ヘッドはショートカットで息が長く、テイルは遠回りで短い関係となります。

一例として、ここに於けるキロンは過去生でついた傷跡と見る事ができます、そしてヘッドはその時その場所にいたのかもしれません、そしてキロン側を助けられなかったのが非常に心残りなのかもしれません。逆にテイルはその時その傷をキロン側につけた当事者なのかもしれません。この両者とキロンの保持者が集うことは稀だと思いますが、そのような仮定も成り立ちます。もちろん事実でなくただの仮定ですが。ヘッド側はキロンの傷を知っていますから、その傷をなんとかして癒したいと思っています、そしてキロン側もその暖かい気持ちがわかります。この2人の相性は至って前向きで、素晴らしく、キロン側はヘッドに癒され傷を直した後は、同じような傷を持つ人々を手助けすることさえできるようになるでしょう。2人でいると癒され落ち着くことでしょう。とても縁の深い2人です。

テイル側はと言いますと、罪悪感を感じます。しかし、キロン側を素通りする事は出来ません。見たくないものかもしれません。出来るなら関わりたくないかもしれません。しかし出会ってしまったら、懐かしく感じる事でしょう。キロン側は無邪気かもしれませんが、痛々しいでしょう。なんとかしなければとテイル側は思い、様々な手助けをするでしょう、キロン側の行動は逐一テイル側に打撃を与えるかもしれません、そしてキロン側もテイル側といると何故だか嫌な気分になるかもしれません。時間はかかるでしょうが、当事者にしかその傷は見えないですし癒せませんので、深い関わりとなるでしょう。お互いにゆっくり解決するしかありません。在住ハウスは大きなヒントとなるでしょう。

こちらは合以外ではノードとのソフトはヘッド寄り、ハードはテイル寄りと解釈してアスペクトをみてもよいでしょう。どちらにせよ深い縁のある相手に違いなく、お互いに為すべき事があります。キロンは癒しを与える存在になる事が目標ですから、キロン側に協力して深い傷を癒し、他者を癒せる存在にするのがヘッドとテイルの目標となるでしょう。

例え方法や道のりは違えども、この相性はたどり着く先は同じです。