小惑星ボーナスとは
ボーナスはそのままボーナスです。基本的には在住ハウスを見ますが、やや扱いづらい小惑星の一つで、アスペクトで見る場合ソフトとハードで意味が真逆となる不思議な星でもあります。
与える代わりに奪いもする、公平と言えば公平な小惑星なのでしょうか、はたして?
アスペクトをざっと考察してからハウスを見て行きます。
ボーナスのアスペクトの読み方
合はどちらにも転びますが、基本的にはソフトで扱います。ボーナスが絡む惑星や軸はそのままボーナスがつきます。他者よりも多く利益が貰える、恵まれる箇所を示唆します。
反対にハードアスペクトと絡む惑星や軸は人生から奪われる、削られやすい部分と解釈します。
ボーナスがハードでマレフィックと絡む場合は要注意です。思わぬ落とし穴が待ち受けているかもしれません。
そして逆に言えば、ソフトで絡む惑星はアドバンテージです。強みとして活かしていくと良いでしょう。
よって上記を踏まえた上で在住ハウスを見ます。ボーナス在住ハウスに悪い解釈はありません。ボーナス在住ハウスは全面的に他者よりも恵まれるハウスと読みます。
ソフトアスペクト
こちらは星でも軸でも、絡めば強みとなります。恩恵が付加されます。効果が倍になったり、軽く言えばその星が表す出来事に嬉しいオマケがつく様な印象です。また、このボーナスは意識化では気付きづらいもので、気づくと納得しやすいですが、なぜならば生まれつきその待遇に慣れていますから、本人はいつものこと、側から見れば非常に羨ましいというようなアスペクトですね。
ハードアスペクト
こちらがまあ厄介な部分で、行き過ぎたボーナスなら良いのですが、単純にはその一面ではボーナスが貰えないと取ります。
が、上述しました削られるというよりも解釈は複雑で、ボーナスというのは知らずに貰える場合、嬉しいだけですね。しかし知らずに貰えない場合は、ある種の欠乏を覚えるのではないでしょうか。
スクエアでは期待し過ぎてガッカリというパターンでしょうか。楽しみにしているといつも面白くないのよね。なんて、その様な感覚です。
オポですと、向こう岸にボーナスが見えますから、その部分が単純に欠けていると感じやすく、その事柄(星)全般を所持している人々を羨ましく思う事でしょう。
ですのでハードは扱い辛いです。
ただまあしかし、そもそも、ボーナスはエキストラです。例えば周囲の全ての人がボーナスを貰って自分は貰えないと感じたとしても、そもそも必要不可欠なものではありませんから、まずそこに気づけばとても楽になるでしょう。
小惑星ボーナス ハウス別見解
ボーナス特典!点数は2倍
さて、重要なのはボーナス在住ハウスです。
こちらは単純に恩恵がつきますので、扱いやすく時に効果は2倍に、または、嬉しいおまけ付きのハウスとなります。当たりとハズレの棒があったら当たりを引いているハウスです。大切にしましょう。
また隠れた才能の在り方も示します。
1ハウスのボーナス
いわゆる人格と個性に恵まれます。嗜好や欲望がかなり個性的であっても際立つか時流に馴染みやすくその主義主張を受け入れてもらいやすいでしょう。いわゆる我儘なボーナスです。こちら自体に美貌の意味はありませんが、元々ACと金星のアスペクトをお持ちであれば容姿や雰囲気により強い魅力が付加されます。また、人生全般において他者よりも少し恵まれる場面が多いかもしれません。
9ハウスのボーナス
学術、哲学的な思考回路、信念、また法律に恵まれ人生において味方にできます。また占星術を表す部屋ですので、占いが良い方向で助けになったり、ベネフィックも在住であれば自身が占星術に関わる事、特に出版関係、もとても良いでしょう。海外旅行等で他者よりも多くのものを得ることも多いでしょう。父親に関しても良い体験や、補助を得るでしょう。
※ホロスコープは全体的に解釈して下さいませ。
続きます