結婚に向くアスペクト

結婚するならば

僕と結婚して下さい

誰でも結婚するなら、幸せで長続きする永遠の夢、のような関係を望むものでしょう。こちらでは、結婚に必要なというより、そのような理想的で円滑で、平和な結婚生活に重要なアスペクトを集めてみました。
結婚に興味がないと言うと人は1人では生きていけないと教えられ、結婚してみれば過酷な現実しか待っておらず、また自由を愛して1人でいると思っていたら、寂しさに心の安定は全て根底から奪われていたりと、人は常に矛盾を抱える生き物ですが必ずどこかで、自分が求める道へのヒントがもらえる気が致します。

ただ、愛する人と結婚できる、これほど幸せな事はこの世に他に余りない事だと感じます。

バーテックス軸とノード軸の合

軸の合はどれもご縁が深いですが結婚というと特にこちら。宿命と輪廻の出会い、まさに理想的な夫婦の軸の合です。

女性のバーテックスと男性の太陽の合

バーテックスは宿命の相手との出会い、再会、ですのでそこに太陽、女性からすると夫ですから、そのまま夫と出会ったと読みます。分かり易いですね。まあここで月はでは妻と出会った!とならないのが男女の不思議でしょう。因みに海王星、天王星はカルミックでソウルメイトではあるのですが良くはなく、海王星は手の届かない理想や欺瞞を、天王星は人生を揺るがす存在となりやすいです。

ジュノーとパーソナルプラネットとの絡み

こちらは相互であるとより良いです。単純にジュノーは忠実な結婚相手ですから、パーソナルプラネットと絡むだけでも良いのです。オーブはタイトに取って下さい。

男性のアセンダントと女性のセレスの絡み

アセンダントは人生の未来、そこに女性のセレス、家族愛の星が絡みますととても良い結婚向きの相性となります。特にスクエアが良いです、何故なら過去と未来どちらにも女性が関わるからです。

女性の金星また太陽と男性のパラスの絡み

パラスは余りシナストリーで使用しませんが、やや特殊な使い方です。女性は大抵の男性からすると扱いづらい存在なのではないでしょうか、女性自身の最も女らしい部分である金星にパラスが絡むと、その賢さで上手く女性をコントロールできます。土星の支配でも海王星の幻惑でも火星の男らしさでも、冥王星の圧迫でもない非常にニュートラルで中性的な力で懐柔できるのです。太陽もまた女性本人を表すので同様の意味合いです。長い時間を女性と共にするには、男性には必要なアスペクトでしょう。

女性のディセンダントと男性のパラス合

こちらも上記と似ています。パートナーとして知的な男性が好み、というよりも人生のパートナーとして女性が必要なものをパラスの人生における類い稀なる知恵が探り出し提供します。ディセンダントは女性の苦手な部分でもありますから、こちらもまた扱いづらい場所をパラスが上手にサポートします。女性にとって非常に居心地の良いパートナーでしょう。

シナストリーで7室に太陽在住

7室は単純にはパートナーのお部屋ですから、そこに太陽、自分自身、又はお相手自身が入りますとそのままわかりやすくお相手にとって自分にとって、理想的なパートナーです。他、月、アセン、金星、木星、また1室も良いのですが若干落ちます。ベストはこちらです。

男性の金星と女性の火星の絡み

恋愛にも良く勿論結婚にも良いアスペクトです。女性が火星ですと男性に強く性的魅力を感じるので、特にセクスタイルが結婚には穏やかに援護し続ける形で良いです。※スクエアのみ除きます。

女性のベスタと男性のヘッドの合

男性に女性が献身的に愛を注ぎ尽くします。しかしベスタは性的かつ相手を隷属させる星でもあり男性側もベスタに夢中になり逆らえませんので、永続的ないわゆる結婚のような関係にとても向きます。

ノード軸のハードな絡み

お互いのノード軸がスクエアや衝を取るとカルミックな縁が非常に強くなります。ヘッドとヘッドよりもヘッドとテイルが互いに合の方がより縁が深く長く続きますと言う意味です。何故ならテイルのカルマの清算はヘッドにより今生で同じ目的を達成する事(結婚等)になるからです。スクエアも意味合いは同様です。

続きます

ネイタル/シナストリーにおける 小惑星アポフィス 閲覧要注意

小惑星アポフィスとは

こちらはとても危険な小惑星の1つです。
エジプトの混沌と破滅の神です。大蛇として描かれる事が多く、太陽も飲み込む程大きいのですが、太陽は太陽その存在は揺るぎなく、しかしその太陽と常に戦っています。
つまり光を遮る、飲み込む星です。
暗闇がもし明ける事がなかったら?
考えるだけで恐ろしいです。
といった事で、エジプト神話では全ての悪の神に例えたり、悪事の限りを働いたセトと同一視されたりもします。

さて、占星術的にこちらが表すのは混沌と破滅です。この崩壊は他者をどうのこうのというよりも絡む惑星などにより自滅を表し、シナストリーでは絡む惑星や感受点に混沌を与える星として知られております。
解釈は全て要注意となります。
閲覧要注意でお願い致します。

小惑星は良いものも有れば怖いものもあります。危険なものは想像以上の威力がございます。しかし、注意喚起として意識して使用すれば全て前向きに活かせるのではとも感じるのです。

ネイタルチャートにおけるアポフィス

絡む感受点の事柄を引き金に、混沌を引き起こし、手に負えない状態に陥り、最悪の場合は破滅へと導きます。
その事柄に関わらないか、引き際を知る事、また早めに諦め、他の自分に向いた事柄に目を向ける事が緩和となります。鋭い刃物のように心を突き破る取扱注意の事柄です。

オーブは合3、ハード2、ソフト0で見ると良いです。

太陽とアポフィス

主に自我の強さや自己判断が人生へ混乱を導きます。そしてその混乱が予想もしない展開を呼び起こし、手に負えない結果を招きます。
自身の行動、選択に細心の注意が必要な配置です。
海王星と絡むと益々混乱します。
流されないように、手綱や舵をしっかり握って下さい。

月とアポフィス

感情が簡単に混乱に陥り易いです。
精神面が破茶滅茶である事が多いです。
心を掻き乱す事柄は処理、解決しようとするのではなく、こちらの配置の方はなるべく関わらないようにするのが賢明です。

水星とアポフィス

考えがまとまらず、ぐるぐるとただ思考回路が回り易いです。物事を明晰に論理的に考える事が苦手でしょう。学問等でも混迷し易い配置です。頭が良くないという意味ではなく、考えを論理的に答えに導くことが苦手でしょう。

金星とアポフィス

恋愛関係で手に負えない事が起き易いです。深く相手と関われば関わるほどコントロールできませんし、状況は酷くなります。例えばスクエアなどですと特に間違った悪い相手を追っかけたり、わかっていながらずっとなぜか一緒にいたりします。恋愛をするなという意味ではなく、一歩下がれば穏やかな世界が広がるでしょう。

火星とアポフィス

自身の怒りやそれによる行動などで後悔し易く、混沌の起きやすい配置です。女性でしたら男性関係や、暴力に注意が必要です。いかに怒りのコントロールをするかにかかっています。また突発的な行動は止めるように念頭におくと良いです。計画的な行動、怒りのコントロールがキーとなります。

木星とアポフィス

1番問題のないやや穏やかなアポフィスです。しかし感謝を忘れた幸福による混乱にはご注意ください。恵まれている面に気づかない上に、気づくとすでにやりすぎていて、後悔することになりやすいです。

土星とアポフィス

混乱や破滅的な状況を必死でコントロールしようとする配置です。壊れていく物、メチャクチャになっていくことを気づいて止めようとしますが、それが本人を混沌の渦に引きづり込むこともあります。

冥王星とアポフィス

弱い星や自分にとって悪い星、こちらではアポフィス、がチャートで目立つ場合、緩和に効くのはこちらです。と言って助けるわけではなく、本人にサバイバル能力とその都度の生まれ変わり、強靭さをもたらします。何度辛い目にあっても再生し起き上がることが可能です。

特に悪いアスペクトがない場合は、権力を持つことによる混沌からの破滅に注意して下さい。

ネイタルチャートにおける 小惑星タレント 才能 ハウス別

小惑星タレントとは

ホロスコープでは当然の事ながら全ての人に良い星、悪い星が平等にあり、何が目立ち、そうでないかは個々に異なります。
小惑星タレントはその名前の通り才能です。
こちらの星はとても良い星ですので、その才能を上手く用いて人生を円滑に、または自分の望みを叶える為にも自然と使用出来ます。
とても自然で他者にも馴染みやすい友好的な才能ですので嫉妬も起き辛いです。
さて人生におけるあなたの才能はどこにあるのでしょうか?
ハウスはその場所を教えてくれます。
気づいていなかった場合、もったいない!
今からでも意識して使用しましょう。

1ハウスのタレント

目に見えてわかりやすい才能をお持ちですので、人生の早い時期からその才能を見出され、周囲から一目置かれる事が多いでしょう。最も自身の才能自体に人生を支えられる配置です。

2ハウスのタレント

自分の置かれた環境や所有物、身体、プロポーションに恵まれる方が多いです。身体を動かすことも上手いでしょう。ダンス、天秤座でしたらヨガなど。自らの才能(外見、環境)でお金を稼ぐ事にもとても恵まれます。

3ハウスのタレント

初等教育の過程にとても、持て囃されたかもしれません。特に手先が器用で、工作だとか、何か細かくものを作る事、字を書くことなどをよく褒められたでしょう。身近な人とすぐに仲良くなれます。

4ハウスのタレント

家柄だとか一族ですとかそう言った共通の、家庭内に代々伝わる才能に恵まれます。または引き継ぎます。特に母親から受け継ぐ事が多いです。

5ハウスのタレント

他者を愛する能力に恵まれます。また子供の面倒を見るのも得意です。性的魅力が強く、恋愛はとてもロマンティックで溶け込みやすいでしょう。

6ハウスのタレント

健康を維持する才能に長けています。病気の兆候に気づきやすいです。職場の環境を良くするムードメーカーにもなりやすいです。ペットを可愛がるでしょう。土星が絡めば医者にも向きます。

7ハウスのタレント

司法関係の才能が有ります。故に主には他者のために使用する、他者を支えることが出来る才能となります。
とても有益な才能で有り、対人面においても公平で理知的な面を上手く活用できるので有能であることでしょう。対人関係において危険を回避したり、喧嘩を仲裁する能力があります。

10ハウスのタレント

社会的に人気が出やすく良い方向で名が通り有名になり易いです。SNSなどを始めればフォロワーが沢山ついたり非常に人気が出たりする傾向のある配置です。MCに近ければ上位者に認められやすく、キャリアアップにも繋がります。

12ハウスのタレント

精神活動や芸術に才能があり、豊かな思いやりを持ち慈善活動にも向きます。「才能」そのものを自虐的に眺める傾向があります。まさに能ある鷹は爪を隠す配置で、とても精神性の高い方です。

ネイタル/シナストリーにおける小惑星 アンテロス 返愛

小惑星アンテロスとは

これで君が僕のものだってみんなに分かるね

愛の神エロスは、クピドでもあります。よく絵画等で見かけますのは弓矢を持ちよちよちとした可愛い幼児ですね。そして、小惑星エロスは美青年です。彼を大人にするにはクピドを成長させなければなりません。諸説ありますが、恋心の弓矢に応える愛がなくてはエロスは永遠に子供のままで、成長できないとのことで、外見は双子の様な対となるアンテロスという弟を、母である美と愛の女神アフロディーテは、女神テミスのアドバイスで産んだと言われます。
事実エロスは弟が産まれると美しく愛と官能に満ちた存在に成長しました。
エロスは1人では実は不完全なのです。一方がどんなに愛しても返事が無ければ愛は成立しません。
アンテロスは受けた愛を返す事を司る神です。と同時に、エロスにはない、愛されなければその愛を憎しみに変える、愛の復讐も取り扱います。その点では注意が必要な小惑星です。ですのでこの2人があってやっと愛の神は完成します。
アンテロスもまたエロス同様に非常に情熱的な返愛、相思相愛の神です。

海王星が愛に幻惑と欺瞞を与える筆頭だとすると、海王星に対抗できる小惑星はアンテロスでしょう。夢の中の愛に返事をする事は無いからです。そう言った点では非常に冷静な星です。愛されるのを待ち、両思いを喜び、失えば憎しみます。
対人面ではハウスやサインで、受けた愛情に対する対応の仕方がわかります。

※神話では、エロスはギリシャ名、クピド、アモルはラテン名と名称が違うのみです。

ネイタルチャートにおけるアンテロス

この星と目立つアスペクトを取ると非常に情熱的な愛情を持ち、他者に強く愛されることを求めます。そして一度愛されたなら、周囲に2人の愛を見せびらかすのが大好きです。また、その愛が終わったら、愛した分だけ相手を嫌いになるか、非常に執着します。愛の鏡の様な小惑星とも呼ばれます。

※ハードの解釈訂正いたします。
注意ハードですと愛を否定される、受け入れてもらえないとなります。ハードの場合は全て要注意となります。

アンテロスと太陽

目が泳いでたし、好きなのかなって

エロス同様に非常に性的魅力に溢れ他者を惹きつけます。ただエロスと違い少々危険な雰囲気があります。
そしてエロスは能動的に他者を愛しますが、アンテロスは、愛されるのを待ちます。ですので積極的ではありません。がその為異性を惹きつける能力がとても高いです。しかし愛されていると分かると相手以上に夢中になります。そして自分が愛されている事を周囲に見せつけて喜びます。
ただこの星の危険な所は、愛が終わった時に納得していない場合、相手に嫌な事を言ったり、粘着質になりやすい所です。行き過ぎると嫌がらせに発展する事も有りますのでご留意下さい。

要注意ハードの場合、愛情を否定され易いです。太陽ですと自分自身を他者に否定され易く、反動で人間嫌いになる事もあります。

続きます。