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シナストリーのアスペクト 小惑星アムール

小惑星アムールとは

違う違う、本当の愛だよ、本当の愛。

アムールは現在進行形の信実の愛の小惑星です。アムールが何を探しているのか、無償の愛情を関わる惑星に捧げ、理想を掲げ追い求めます。無償の愛とは何でしょうか、簡単に言い換えれば真実に値する愛なのでしょう。対象は対人ではなく恋愛対象に向けられます。しかし無償の愛ですのでそこに乗り越える壁などないのが理想形であり、正にアムールが求める愛の象徴とも言えます。そもそも愛情は与える方も、与えられる方も同等のものです。アムールは、それをよくわかっています。アムールは認めた存在に相応の愛情を与える代わりに自分自身も愛されていると感じるのです。ですので相手からの見返りを求める必要がないのです。こちらが他の恋愛に関する小惑星とアムールを決定的に分ける点と言えるでしょう。

★シナストリーにおいてアムールを扱う際に注意点がございます。アムールは極めて繊細な小惑星です。ですのでまずネイタルで御自分のアムールの状態を確認して下さい。かなりアフリクトされてる場合はシナストリーでイージーアスペクトであってもアムールの愛情は憎しみに変わりやすいのです。それだけ真摯であり曲がりが効かない小惑星と言えます。扱いは非常に難しいでしょう。

アムールと金星

君は僕の大事な人

こちらは理想的な愛の形の具現化です。特に合はアムール側が金星にぞっこんとなります。金星側もアムール側の初心なすべての反応が心地よいでしょう。打てば響く響けば盛り上がり、2人の間で共通語ができてしまう事でしょう。金星は基本的に男性にとっての理想の女性であり、女性にとってのあるがままの自分であります。アムールにとって探し求めていた無償の愛を捧げる存在そのものとなります。彼らの行動全てに愛着を感じ心から大きな愛情を感じる事ができます。アムールに偽の愛情は通じません。そもそも合やソフトで、そのような愛情は発生しませんが。

ハードアスペクトですと、アムールは対象の惑星に違和感を感じます。自分の理想と違うからです。愛するべきか迷います、しかし気になって仕方ない存在でありはします。何故なら理想と異なるからです。こちらはネイタルアムールの状態にもよりますが、徹底的に苦手だと避けるか逆に溺れてしまうかに分かれます。受け入れた場合、スクエアですと可愛がり甘やかしますが興味が削がれるのが早く、オポジションですと夢中になるのも強烈ですが、愛情が憎しみに変わるのも時間の問題です。この関係では、惑星側は誠実な対応ができないのなら、特に衝ではアムール側に気を持たせるような事は決してしないべきです。

アムールは一見自由に愛情を向け自分勝手なようにも見えますがそれだけ真摯でいて、不器用なのです。惑星の中でも金星は特にアムールが追い求める愛そのものとなりますので、無償の愛を弄ぶことはできない事を知るには良い相性となります。

続きます

シナストリーのアスペクト アセンダントと惑星

シナストリーにおけるアセンダントと惑星の絡みとは。

こちらではアセンダントと惑星の感受点のシナストリー解説を致します。基本的にこの相性は、相互に影響を与えます。アセンダント側が雰囲気や仕草目的を惑星側の示唆する事柄目線から気に入られ、惑星側はアセンダント側からその惑星が示唆する事柄そのものを主に気に入られます。つまりお互いにとっての重要な存在となります。主に合とソフトを見ます。(オポとハードはディセンダントの解説で致します。)また個々惑星によっては、最初から惑星側がアセンダント側の虜になることも無論あり得ます。相互の関係性の濃度が非常に高い相性です。

アセンダントと金星

ソウルメイト

こちらはとても美しいアスペクトです。初めて会った時から好感を抱きます。アセンダント側は金星にとっての外見的にも雰囲気も理想の存在です。また金星もアセンダント側にとっての完璧な理想の体現となります。所作、仕草、雰囲気、会話全てで穏やかに好感を抱きます。お互いに尊敬しあい、運命を感じ、憧れるでしょう。視線を合わすのすら恥ずかしいような、一目惚れも容易でしょう。コミュニケーションにおいて、この2人は偏見や疑いのない素晴らしい関係性が築けます。恋愛面でも、対人でも深い心からの愛情を与え合う関係となります。合はやや好きが高じて甘やかしや、両者嫌われたく無いという思いから、気を遣いすぎて嫌気がさすことも稀にあるでしょう。しかし特に合の相手は精神面でも、人としても素晴らしい相性ですので出会えたら幸運以外の何者でもありません。手放さないようにしましょう。

アセンダントと火星

そんなつもりは、なかったのに

こちらは非常に相互的で直情的なアスペクトです。お互いに異性としての一目惚れをしやすく、そして相手の魅力に抗えません。アセンダント側が女性、火星が男性ですと特にわかりやすい展開となります。アセンダント側は火星にとって非常に異性として魅力的で、一目見た瞬間から手に入れたいと感じます。火星側も精力にに満ち溢れており、アセンダント側は湧き上がる感情を抑える事は到底出来ません。小惑星エロスの作用にも似たものがありますが、こちらの方が直情的であるのと、熱が冷めやすい点や、短期的という点が全く違います。小惑星エロスは、官能的な物語の絵の中に入っていくような陶酔感と満足感をアセンダント側と共有します。こちらは絵ではなく生身の人間となります。

対人ですと、単純に火星が有り余るエネルギーをアセンダント側に注ぎ込む関係となり、同じ目標に向かって突き進むには非常に良い素晴らしい関係性です。しかし同時に、アセンダント側は火星を強引だと感じやすく、火星側はアセンダント側にイライラしやすいので、喧嘩には要注意の間柄です。

異性間では魅力的で情熱的な関係を生み出しやすいですが、長続きさせる為には他の永続的なアスペクトが必要不可欠となります。

アセンダントと木星

君の家はどこ?今から僕のお家に遊びに来ない?

こちらのアスペクトは友人間で最高のアスペクト!といっても良いです。もちろんそこから恋愛に発展しても良い相性でもありますが、大親友になるべき相性です。アセンダント側は木星を見ると、落ち着きますし、穏やかな気持ちになります。木星側もアセンダント側といると自然と手救けしたくなりますし、素の自分を曝け出せます。基本的には木星側がアセンダント側の世界観や行動範囲を広げてくれます。が、お互いにメリットのある関係で、とても公平な価値観を共有できます。一緒にいると幸運も運ばれてきます。お互いに利益のある、とても良い相性と言えます。癒し癒される、ありそうで中々ない幸せな関係が育めるでしょう。

アセンダントと土星

これはあの人が大事に大事にしているものだよ

非常にカルミックな相性です。土星側は常に上に立ち、アセンダント側を監視し、支配し、批判して子供のように躾ようとしますが、実はカルマは土星側が持っているものですからアセンダント側はそれを土星側に教えてあげる立場にあります。アセンダント側が土星側の重圧に耐えられるならば、関係の永続性に繋がる良い相性となりますが、カルマの捌け口とされればたまったものではありません。アセンダント側がどう感じるか、そして許容できるかに全てが掛かる相性です。土星側は苦しんでおり、アセンダント側は土星側に従いつつ、土星側の苦しみを取り除かなければいけません。障害や問題も起き易い関係です。乗り越えられれば、他に見ない強い絆で結ばれる事でしょう。

アセンダントと海王星

虹色の牛乳が飲みたいのだけど

海王星は幻想と欺瞞の星です。こちらのアスペクトはアセンダント側が海王星の求める雰囲気や所作、ネイタルでアセンダント側に金星のアスペクトも混じれば外見も、全ての理想、幻想を備えています。言わずもがな海王星は即夢中になりますが、海王星の幻想とは狂気と欺瞞が凌ぎあっています。アセンダント側は否応なく海王星側に崇拝され愛されますが、海王星の導く混乱に巻き込まれないようにする事が重要です。

アセンダント側も同様に海王星の不思議で掴み所のない魅力に自分の理想を投影し夢中になりますが、どうも得体の知れない海王星に不安にさせられる事が多いでしょう。

海王星は、その道を極めているので、アセンダント側は手も足も出ません。霧の中に隠れた海王星を目を凝らして探す事になるでしょう。アセンダント側の強みは自分が海王星の理想の存在であるという事です。そしていくら海王星側が目眩しに長けていたとしても、アセンダント側は現状を掌握する能力に長けています。

総じてこの関係は、惑わし交わし合う抽象的な映画のような、幻想の駆け引きの相性になり易いでしょう。非常にロマンティックな間柄です。

アセンダントと天王星

君は変じゃないよ

こちらはアセンダント側が天王星側の個性的な人格に一目惚れする相性です。金星と天王星は外見の一目惚れでしたが、こちらはもっと内面や人生に踏み込みます。特に合は、アセンダント側の人格までも変えてしまうほど天王星側の影響力が強いですので、天王星側は少々自分の言動に気をつけるといいかもしれません。しかし天王星側も自分の奇妙で、他人が理解しづらい性格の側面や、強烈でエキセントリックな欠点までもを受け入れ、飲み込んでくれるアセンダント側に自由に本来の自分を明け渡すことができますから、まるで唯一の理解者であるかのようなアセンダント側に甘えっきりになる事も多いでしょう。

この関係は周りがいくらあの方は変ですよ、とアセンダント側に言ったところで、聞く耳持ちません、なぜならその周囲に認められない天王星側の変な所が大好きなのですから、そういう意味では異性間では大恋愛に発展し易い相性とも言えます。

アセンダント側はこの天王星側と出会い付き合うことにより周囲が驚くほど、外見的にも雰囲気も、人格すら突然に変化する事がありえます。良い方向に行くか悪い方向に行くかは正に天王星次第と言えます。

アセンダントと冥王星

僕についてきてもいいけど、どこに行くかわからないよ

こちらの2人は正に危険な相性と言えます。基本的に冥王星側にアセンダント側が非常にカリスマ性を感じ溺れてゆきます。冥王星側もそれが何故だかわからないでしょう、このアスペクトだからなし得る技です。大概はこの執着と吸引力の強さからどちらかが逃げ出して、もう一方が追いかけると言った相性になることが多いです。お互いのネイタル火星と冥王星の絡みにも寄りますが、それらがソフトや格式が良ければうまく絡めばアセンダント側は冥王星側に抗い難い性的魅力を感じ、冥王星側もそれを自然に受け入れ感謝します。非常に深い縁のある2人です。そしてその後2人でどこへ向かうかは本当に分かりませんが、相思相愛であれば非常に良い激しいアスペクトとなるでしょう。ただ冥王星は、極めて接触しづらい惑星である事は常常ご留意くださいね。

続きます

シナストリーのアスペクト 火星と天王星

レーザー光線と打ち上げ花火

こちらは主に合と衝を見ます。激しいアスペクトです。恋愛ですと、劇的な展開が多いでしょう。飽きのこない別れづらい相性でもあり、突然の別れの多いアスペクトでもあります。というのも火星はとにかくゴーサインの惑星で、天王星は突然の変化の惑星ですから、花火が1発上がるごとに消えて行くように、情熱も一気に燃えてはすぐ消えるのです。そして合ですとそれは花火というより夜空を彩るレーザー光線のようで、永遠と続くかのようにも思われ、衝ですと、何発も連続して花火が打ち上げられるように、繰り返し繰り返してその情熱は新鮮に続くのです。

このアスペクトの関係性は酷く衝動的です。火星側のゴーサインのスイッチを天王星側が突発的に押すからです。この相性とはなぜか突然物凄く会いたい衝動が起きたりするでしょう。

これは恋愛関係では良いのですがただの男女関係ですと少々危険で予想していないトラブルにつながり易いです。対人関係でも突然喧嘩になり易いので、要注意のアスペクトでもあります。恋愛では、この突発的で熾烈な劣情が関係を長引かせます。しかし大抵の恋愛とはもう少し穏やかなものです、このアスペクトがある場合は普通ではない事に留意しましょう。

後悔する別れをお互いに切り出すことも多いでしょう。刺激的過ぎる関係です、親密になるのも非常に突然である事が多く、また長引きます。と同時にこの関係はよく別れます、何度も別れるかもしれません、しかしその後も唐突にやはり突発的に思い出し会いたくてどうしようもなくなるでしょう。そして復縁し、また喧嘩別れし、また、となるパターンも多いでしょう。

この二人の相性はとても刺激的で他にないものがあります。癖になるでしょう。夜空を見上げて、花火が上がると興奮しますね。レーザー光線も華やかで楽しいですよね。この相性にはそのような楽しみと大掛かりな一瞬の愉しみを提供するという大きな魅力が秘められています。ただ終わった後の寂しさも胸に残るものがあります。そしてみんなずっと見ていたいけれどすぐ終わるものと知っていますよね。

激情に駆られて行きすぎた行為をしないで、不安を抑えるのも関係を長引かせる秘訣ですね。ただこの相性に長引かせるという意味を持たす事自体が無駄というものかもしれません。他のアスペクト、ソフトハードともはどれも似たような意味を持ちますが、それほど強くはありません。

シナストリーのアスペクト 金星と天王星

雷に撃たれたかのように

こちらのアスペクトはいわゆる一目惚れアスペクトです。天王星側が金星側にと言われておりますが、現実的にはお互いにと言いますか、金星側も十分に惹かれます。1番強烈なのはオポジションです。天王星側は見た瞬間に稲妻が走ります。金星側もかなりのドキドキでしょう。この相性ではお互いに好意を抱くので、そもそも嫌悪感がありません。

ただオポジションなどは強烈過ぎて、金星側が少々引くこともあり得ますが、嫌いになる事は少ないでしょう。ただ男女間では天王星側は金星側の言いなりのようになる事も多いでしょう。その次は合です、こちらは天王星側が崇拝に近くなります。金星が拒否しなければ、大変仲が良いでしょう。徐々に距離感も縮まり、同化します。天王星側からの歩み寄り、金星側が天王星側を身近に感じる事が重要です。その他ソフトアスペクトでは、同様に好感を抱き仲良くなります。まさに自然な流れで突然出会いお互いに好きになる、漫画や映画のような感じでしょうか。

ハードですと細かくなりますね、スクエアですと最初のインパクトが強く、不思議な出会いでしょう、突然の事で中々忘れがたくなりますが、それはお互いにというところが強いです。惑星同士の両者がドンっとぶつかりますので。一目惚れ具合も同様に衝撃が強いでしょう。他と違ってお互いに少々ぼんやり考える時間が長くなるかもしれません、あの人はなんだったのだろうか、と。しかし流れは同様に激しい恋愛へと進んで行くでしょう。セスキコードレイトですとやや病的な一目惚れになるでしょう。出会う状況も変わっていることが多いでしょう。正にあの人の事がなぜか忘れられないと言った風ですが、お互いに執着し易いかもしれません。少し気をつけた方が良いでしょう。

基本的にこの関係は天王星側が金星に一目惚れ、ですが、力関係で変わることも多いでしょう。ロマンティックな出会いから発展する恋愛には欠かせないアスペクトと言えそうです。

恋愛以外では、とにかく好感をお互いに初めから持ちます。初めから仲が良くなるアスペクトでしょう。天王星側から声をかけたりする事が多いかもしれません。

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ネイタルチャートのアスペクト 木星と天王星

木星と天王星の合

空から飴が降って来ました

このアスペクトは世代アスペクトではありますが、オーブがタイト(3度以内)でしたら個人的に有効です。この方達は、単にとんでもなく幸運です。悪い事があれば、倍以上でお詫びが返って来ます。良い事があれば人の倍あるでしょう。他者から突然物をもらう事が多いでしょう。

突然思いもよらない時に幸運が訪れるでしょう。それは、人であったり機会であったり、キャリアアップかもしれません。苦しい時には助けがどこからかともなくなぜか来るでしょう。現実的なクジ運はあまりありません。そもそもが恵まれているのです。このアスペクトを持っている方々自体が当たりクジなのです。いつでも突然幸運が突然降って湧いてきます。他人はびっくりするでしょう。

ネイタルかトランジットの惑星にも注目しましょう、この合と海王星が絡む人またはトランジットの時期はバブルが発生します。中途半端なものではありません、このアスペクトの方は相当な金運を秘めています。他人とは桁が違う人生を歩めるでしょう。又、MCに火星が重なりこの合と絡む場合も相当な金運、勝負運を備えています。どちらにせよ、このアスペクトを持つ方は恵まれている事を自覚していつでも機敏にチャンスをものにする努力をしましょう。

🌟このアスペクトの方はタイトであればあるほど、周囲に無頓着な事が多いです笑笑、幸運を自覚しましょうね。

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