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結婚に向くアスペクト

結婚するならば

僕と結婚して下さい

誰でも結婚するなら、幸せで長続きする永遠の夢、のような関係を望むものでしょう。こちらでは、結婚に必要なというより、そのような理想的で円滑で、平和な結婚生活に重要なアスペクトを集めてみました。
結婚に興味がないと言うと人は1人では生きていけないと教えられ、結婚してみれば過酷な現実しか待っておらず、また自由を愛して1人でいると思っていたら、寂しさに心の安定は全て根底から奪われていたりと、人は常に矛盾を抱える生き物ですが必ずどこかで、自分が求める道へのヒントがもらえる気が致します。

ただ、愛する人と結婚できる、これほど幸せな事はこの世に他に余りない事だと感じます。

バーテックス軸とノード軸の合

軸の合はどれもご縁が深いですが結婚というと特にこちら。宿命と輪廻の出会い、まさに理想的な夫婦の軸の合です。

女性のバーテックスと男性の太陽の合

バーテックスは宿命の相手との出会い、再会、ですのでそこに太陽、女性からすると夫ですから、そのまま夫と出会ったと読みます。分かり易いですね。まあここで月はでは妻と出会った!とならないのが男女の不思議でしょう。因みに海王星、天王星はカルミックでソウルメイトではあるのですが良くはなく、海王星は手の届かない理想や欺瞞を、天王星は人生を揺るがす存在となりやすいです。

ジュノーとパーソナルプラネットとの絡み

こちらは相互であるとより良いです。単純にジュノーは忠実な結婚相手ですから、パーソナルプラネットと絡むだけでも良いのです。オーブはタイトに取って下さい。

男性のアセンダントと女性のセレスの絡み

アセンダントは人生の未来、そこに女性のセレス、家族愛の星が絡みますととても良い結婚向きの相性となります。特にスクエアが良いです、何故なら過去と未来どちらにも女性が関わるからです。

女性の金星また太陽と男性のパラスの絡み

パラスは余りシナストリーで使用しませんが、やや特殊な使い方です。女性は大抵の男性からすると扱いづらい存在なのではないでしょうか、女性自身の最も女らしい部分である金星にパラスが絡むと、その賢さで上手く女性をコントロールできます。土星の支配でも海王星の幻惑でも火星の男らしさでも、冥王星の圧迫でもない非常にニュートラルで中性的な力で懐柔できるのです。太陽もまた女性本人を表すので同様の意味合いです。長い時間を女性と共にするには、男性には必要なアスペクトでしょう。

女性のディセンダントと男性のパラス合

こちらも上記と似ています。パートナーとして知的な男性が好み、というよりも人生のパートナーとして女性が必要なものをパラスの人生における類い稀なる知恵が探り出し提供します。ディセンダントは女性の苦手な部分でもありますから、こちらもまた扱いづらい場所をパラスが上手にサポートします。女性にとって非常に居心地の良いパートナーでしょう。

シナストリーで7室に太陽在住

7室は単純にはパートナーのお部屋ですから、そこに太陽、自分自身、又はお相手自身が入りますとそのままわかりやすくお相手にとって自分にとって、理想的なパートナーです。他、月、アセン、金星、木星、また1室も良いのですが若干落ちます。ベストはこちらです。

男性の金星と女性の火星の絡み

恋愛にも良く勿論結婚にも良いアスペクトです。女性が火星ですと男性に強く性的魅力を感じるので、特にセクスタイルが結婚には穏やかに援護し続ける形で良いです。※スクエアのみ除きます。

女性のベスタと男性のヘッドの合

男性に女性が献身的に愛を注ぎ尽くします。しかしベスタは性的かつ相手を隷属させる星でもあり男性側もベスタに夢中になり逆らえませんので、永続的ないわゆる結婚のような関係にとても向きます。

ノード軸のハードな絡み

お互いのノード軸がスクエアや衝を取るとカルミックな縁が非常に強くなります。ヘッドとヘッドよりもヘッドとテイルが互いに合の方がより縁が深く長く続きますと言う意味です。何故ならテイルのカルマの清算はヘッドにより今生で同じ目的を達成する事(結婚等)になるからです。スクエアも意味合いは同様です。

続きます

ソウルメイトアスペクトリスト

惑星や小惑星等のソウルメイトアスペクト

こちらでは、惑星や小惑星等の合によってできるソウルメイトアスペクトをリストアップして行きます。小惑星絡みでしたらオーブは3、4までです。ソウルメイトアスペクトはとても威力の強いものですが、以下の合のみでは強固な関係性が必ずしも存続するというわけではありません。大概他の大きな障害に潰されてしまう事も多いです。しかしそこに大きな愛がある、あった事は確かです。またこちらがあると、縁が切れても復活する可能性はとても高いです、何故なら生涯忘れられない相手になり易いからです。いませんか?心の奥で愛情を感じた時に思い出す忘れられないお相手って。

しかし、誤解される方が多いのですが、ソウルメイトはただの良い縁ではありません。勿論なぜか仲が異常に良い場合もそれは正しくソウルメイトです。しかし縁が深い、とにかく深すぎるのです。大概に困難がつきまとい、破局に導かれる事も多いです、それでも、心の奥底から消えてくれない。そんな感情を呼び起こす相手です。ソウルメイトの代表格であるエロスとプシケはどれだけの苦労を乗り越え、どれだけのすれ違い、困難、我慢と努力を重ねたでしょうか?それを考えれば理解し易いでしょう。

ソウルメイトでよく使う、示唆する小惑星

DNA (55555) : あなたの事ならなんでもわかる。
Ceres (1) :無償の愛、母性愛、家族愛
Juno (3):永遠のパートナー
Hypnos (14827) : 直感と神秘的な意識
Aura (1488) : 一緒にいると包み込まれる、ある種の郷愁
Akashi (5881) : どこかで会った事が?郷愁、邂逅
Alma (390) : 神秘的な縁、魂
Eros (433) : 官能と情熱を思い起こさせる相手
Valentine (447) : 愛とは純粋で犠牲を払う価値のあるもの
Psyche (16) : 魂の愛
Amor (1221) : 真実の愛、無償の愛、愛の極み
Union (1585) : もう一度一つになりたい。結婚したい。
Karma (3811):テイルに似た星、清算はしない過去生からの深い縁、しかしお互いにやり残したことのある約束された相手
Destinn (6583) : 運命
Aphrodite (1388) : 金星より高次元の愛と官能
House (4950):一緒に住む人

続きます

ソウルメイトでよく使う、示唆するアングル

Vt:宿命的な再会
ディセンダント:過去からの繋がり、再会
IC:過去からの繋がり、再会
テイル:過去生の清算、再会、縁

ソウルメイトアスペクト

全て合のみです。簡単な説明追加予定。

エロスとプシケ
強い性的で、魅惑的な縁

金星とプシケ
プシケ=魂の恋人

ジュノーと木星、ゼウスとヘラ

ジュノーベスタ、ヘラ(103)とヘスティア(46)
約束と献身、関係性の永続化

ジュノーとペネロペ(201)
約束と献身的な愛情

ジュノーとアルマ
アルマは魂の意味で、ジュノーは単純にはパートナーの意味です。ですからソウルメイトです。

ジュノーとプシケ
プシケ=魂とパートナーですから、ソウルメイト。

アルマとプシケ
魂と魂の繋がり、目と目を見ればわかる

金星とPOFまたはジュノーまたはVTの合
天からの約束、宿命的な恋人

ICとHouse
一緒に家に住むのに完璧な相手、同棲であれ結婚であれ。

HypnosとTelephus(5264)
お互いの考えがわかる。他者がお互いをどう見るかわかる。お互いに頭から離れることができない。

●火星と金星

●太陽と月

●月と金星

●金星と海王星

●パラスと冥王星
知性と洞察力の極み、超越した繋がり。

ナルキッソスとエコー
悲恋、エコーに対する多大な期待、ストレスフル、縁が深すぎる

アスモデウスとリリス

冥王星とペルセフォネ、またはプロセルピーナ(26)
一目惚れと抑制の効かない愛、受け入れ恐怖を支配する魔性

バレンタインとアムール
自己犠牲と真実の愛、決して壊れないとも言われるが?

●7室の支配星とアムールの合
パートナーの部屋の星と真実の愛。

●12室の支配星と海王星の合
宿命の星の交換

●オシリスとイシス

●アドニスとInnanen

●オルフェウスと Eurydice(75)

●EchnatonとNefertiti

●金星とキロン

●海王星とキロン

●アムールと金星、太陽、月、海王星、冥王星、アングル

●バレンタインと金星、太陽、月、冥王星、アングル

●セレスと太陽、月、アングル

金星とカルマ
宿命の恋人です。

Unionとアルマ
魂との繋がり。

Unionとプシケ
魂との繋がり。

UnionとDistinnまたはKarma
宿命的、運命的に出会い関わる。良い縁か悪い縁かは神のみぞ知る

テイルと惑星の合
前世からのカルミックな縁

続きます。

シナストリーチャートにおける小惑星バレンタイン 無償の愛

小惑星バレンタインとは

それっておばあちゃまに貰ったコート?

あなたは誰かのために犠牲になる事が出来ますか?日常でそのような選択を迫られる事はほぼないと思いますが、この方の為なら、あの方のためなら、自分を盾にしてでも守り最終的に自分が身代わりになっても良い相手はいらっしゃいますでしょうか。非常に難しいこの質問に、はいとはっきり答えるのがこちらのバレンタインです。簡単に言えば貴方のためになら死ねる、小惑星です。誠心誠意愛し、守り、自分の身の振り方は気にせず、自己犠牲は当然と考えます。なんとも見上げた精神であり、根性と考えても見ればしかしふと、この世で生まれ守りたい相手が1人もいない人生とはまた味気ないものだなとも感じますね。バレンタインはもしかすると本人が1番恵まれた存在なのかもしれません。自分より大事な人間がそこにいる、それはとても美しく幸せな、なによりもかけがえのない世界なのではないでしょうか。

バレンタインと太陽

合ソフトですとバレンタインは非常に光り輝く愛に満ちた存在に太陽には感じられ、ただ単にとても美しいと思います。バレンタインに近づくために太陽側はなんでもするでしょう。バレンタインも勿論そんな太陽を愛します。この2人の惹きつけ合う力は相互に強力で、とても運命的なものです。

ハードですと、バレンタインは関係性において誠実さを重視しますので、太陽側の対応によりバレンタインの対応も変わります。バレンタインはお人好しで何にでも身を捧げるという訳ではありません。その価値があるものにのみ無償の愛を捧げます。特にそれが顕著なのがこの太陽とのハードでしょう。太陽側が横暴に振る舞うので有ればバレンタインも同様に振る舞い仲良くなるには相当時間がかかるでしょう。純粋というよりもバレンタインは命をかけていますから当然と言えば当然でしょう。決して相手の言いなりになる星ではありません。

バレンタインと月

合ソフトですと、感情的にも精神的にも非常に容易に混ざり合い惹かれ合う強い引力があり、その絆は2人を見ただけで周囲に仲の良さが勝手に滲み出て分かる程です。テレパシーか何かがあるかのように2人は導かれ簡単に愛情を交換する事が可能でしょう。こちらも運命的な相性の一つです。

ハードですと月は否応なくバレンタインに惹かれるのですが、バレンタイン側が警戒するでしょう。しかし2人はお互いに特に月側は非常にバレンタイン側が気になる存在になり易いですから、バレンタインの心の警戒を解く努力を頑張れば、その後2人は合やソフト以上に仲睦まじく過ごす事でしょう。月側の努力に全てがかかる相性となります。惹きつけ合う力はとても強いです。

バレンタインと水星

合ソフトですと、水星側はバレンタイン側の言いたい事がとても素直によくわかりますし、水星側の知識もとても発展的にバレンタイン側に伝わりやすく更にそこには根底に深い愛情まで存在します。恋愛というよりは、まあそもそもバレンタインはプラトニックな星ですので、とても高いレベルでの知的交流が可能です。お互に存分に好きなだけ見識を広げて行くことでしょう。穏やかな愛情と共に。

ハードですとやはりバレンタインは水星側に対しコミュニケーション自体を拒否して警戒します。ですのでお互いの共通語がないような状態に陥り易いです。水星側はバレンタインに惹かれますのでこちらもまた水星側の努力次第と言えるでしょう。

バレンタインと金星

こちらの合はソウルメイトアスペクトの1つです。合ソフトは、バレンタイン側にとって金星は正に無償の愛を捧げるべき為に生まれてくれたような理想の存在です。ですので、見た瞬間に運命を感じますし、勿論お互に強く惹かれ合い自然に結ばれるでしょう。運命的なアスペクトです。ハードも悪くはなく、惹きつけ合う力はソフト以上に非常に強いものがありますが、乗り越えるべき大きな課題が2人の前に立ちはだかるでしょう。協力してその壁を破壊し、打開した後にやっと2人はソフト以上に強い絆で結ばれるでしょう、縁の非常に深いお相手です。

バレンタインと火星

合ソフトですと、バレンタインは火星から性的なエネルギーではなく単純に情熱を貰うことができます。その情熱とは火星側を守るエネルギーです。バレンタインは愛する人を守り、その末に自分が燃え尽きてしまっても良いと考えます。非常に激しい熱い関係が育まれますし、火星のエネルギーがとても前向きに使用されます。

ハードですと、まずバレンタインは強い星です。ですので、他者を守ることができるのです。言い換えれば、非常に警戒心も強く、人をよく見ます。火星側が間違った力をバレンタイン側に向けてきた場合は強く跳ね返します。火星側を甘やかす事は有りません。火星側はバレンタイン側に惹かれますのである意味いい指導者となるでしょう。火星側が自己愛とは何かに気づき態度を改めない限りはバレンタインと仲良くなる事は不可能です。

バレンタインと木星

こちらは全てのアスペクトでとても素晴らしい相性です。良い小惑星と拡大のベネフィックのアスペクトですから、太陽と金星と木星の合のような効果が常時でます。居心地も良く、運もよくなり、快楽も増します。プラトニックな星ですから性的なものではなく、のんびりしたものです。ポカポカした日向で寝転んだまま2人で手を繋いで眠ってしまうようなアスペクトです。木星の前向きさはバレンタインの気分を楽にし、木星を守り協力したいと言う気持ちを自然に増やします。ハードですとややお互いの気持ちの揺れ幅が大きいですが許容範囲内です。

バレンタインと土星

こちらはソフトもハードもかなり縁の深い相性です。ただ、バレンタインは優しく強い星ですから、どうも土星側とは堅苦し過ぎてあまり折り合いがよくありません。ただ強い絆はお互いに感じられる相性ですので、ゆっくり時間をかけて素直になっていけば簡単には切れない繋がりを紡ぐ事が出来ます。ハードですと土星側を傲慢だと感じ最初からバレンタイン側が毛嫌いする事も多いです。しかしこちらも時間をかけることによってお互いの深い愛情に気づく関係です。バレンタイン側と関わる事によって徐々に土星は愛情とは何かにふとある日気づくでしょう。そしてその日から2人は目が覚めたように新鮮な世界を一緒に歩むことでしょう。とてもカルミックな縁で結ばれた2人です。

バレンタインと海王星

こちらはいわば偽のソウルメイトアスペクトです。合とソフトですとバレンタインは何か嫌な予感がしながらも、真剣に海王星側を愛してしまいます。また海王星側も同様にバレンタインに夢中になります。夢の世界は簡単に出来上がります。バレンタインは海王星側が喜ぶ事なら何でもするでしょう。警戒心の強いバレンタインも海王星側の魅力には丸々飲み込まれてしまうようです。幻惑と欺瞞の星に無償の愛を捧げる関係となります。

ハードですと完全に海王星側はバレンタイン側をターゲットにします。海王星側に完全に主導権が渡ります。バレンタイン側は海王星側を警戒するのですがどうもよく鼻が効かなくなり、海王星側の言う通り流される事が多くなるでしょう。時間と共に海王星側に利用されて操られていると感じるか、海王星側に憐れみを感じ無償の愛を注ぎ続けるかは、海王星側の品位に全て委ねられています。非常に怖い海王星の姿を垣間見れる珍しいアスペクトでは有ります。海王星側はつまりはバレンタインに本気になってしまうのです。余裕が無いのです。

バレンタインと天王星

天王星は関わる惑星に基本的にショックを与えます。運命だ!というような衝撃です。ですので、アセンダントに関わると、通常の個性的という解釈とは別に、びっくりするほど美人と言った解釈も出来ます。逸れましたがですのでこちら合ソフトはバレンタイン側からの電撃一目惚れアスペクトです。バレンタイン側は天王星側に何でもするでしょう。一目で恋に落ち、自分が望む理想の相手を見つけたと感じるでしょう。ただこの関係が長引くかどうかは、わからない相性です。

ハードですと、天王星側がバレンタイン側に一目惚れします。しかしすぐに冷めます。バレンタイン側はというと、惹かれるのですが直感でどうも本気になれない相手だと感じます。ただ、お互いに引き合う力はとても強い関係です、何か強い関係を長引かせるアスペクトが必要です。

バレンタインと冥王星

こちらは合ソフトですと、火星を強力にしたようなアスペクトとなります。バレンタインは冥王星を守り、冥王星は強力な原動力をバレンタイン側に注ぎ込みます。2人の出会いは人生の変容を引き起こすものともなりやすいです。また冥王星もとても強い星ですので、ただ守られるだけでなく共に愛の為に戦う事も可能です。冥王星がバレンタイン側を敬うことを忘れさえしなければ、愛は長続きし途切れず、とても情熱的で非常に有益な関係性を得る事でしょう。

ハードですと、冥王星の負のエネルギーが表面化し易く、例えば被害妄想や、疑いです。バレンタインの愛情に胡散臭さを感じて信じないなど、そんな事をされたら誠実で無償の愛を貫くバレンタインは憤慨するしかないでしょう。そのままの状態ではこの2人が噛み合う事は永遠に不可能です。お互いの歩み寄り、特に冥王星側が愛とは何かをバレンタイン側から学び自ずと変わる事を余儀なくされる関係です。冥王星が人を愛する事を恐れずに、忠誠、献身、誠実さを心から身につけた暁には、バレンタイン側は冥王星を受け入れ、ソフト以上に強い絆で2人は結ばれる事でしょう。

シナストリーにおけるソウルメイトのアスペクト

ソウルメイト

ソウルメイトとはさてなんでしょうか、絆が深い、僕らは結ばれるべくして結ばれた、宿命的だった、逃れられない運命的な出会い、赤い糸で結ばれた片割れ探し、途切れることのない友情であり、愛情であり、結婚すべきだ、またそうでなくとも、永遠にそばにいて欲しい人でしょう。そんなアスペクト、沢山あるかって?!多少はございます。まとめてゆきましょう。宇宙の彼方に隠された命運を享受しましょう。アスペクトは全てタイト(3度以内)に見て下さいませ。※中には要注意アスペクトも含みます。

月と月のトライン

同じ時に笑い泣き、感じ入る。出会った瞬間に何かを感じる。2人でいると気分はハート形のお家でしょう。このアスペクトあるようでありません。珍しいです。出会えた事に感謝しましょう。

月と水星のトライン

月と月、動きも早く、感情、魂を指します。では似ているものは?精神の核、水星です、頭脳であり、精神そのものです、このトラインもまた珍しいものです。コミュニケーションとは人でいる限り非常に大事なツールです、そこがうまくいきませんと何もかもが壊れやすいものです。こちらのアスペクトは、意見の効果が容易であり、喧嘩をしようが、疎遠になろうが、すぐに元に戻ります。とても良いアスペクトであり、ソウルメイト的でしょう。

太陽と月

正に、言わずもがなの典型的なソウルメイトのアスペクト。スクエアは除きます。このアスペクトがあると相手の気持ちが容易にわかりますし、お互いにかけがえのない存在になりやすいのです。合が最も良いです、トラインも後を追って。月が女性で太陽が男性ですとよりしっくりきます。巡り会えたら大事にしましょう。

金星と金星合と衝

愛情と愛情の星ですから、アスペクトがあるに越したことはありません。ソフトでもハードでも深い愛情の交換が可能です。理想の愛の形は人により様々ですが、より近づけるためにこのアスペクトは活躍するでしょう。

太陽と金星の合と衝

典型的なソウルメイトのアスペクトです。ソフトであれハードであれ、こちらがあるとヒーローはプリンセスと出逢います。フェアリーテイルも様々なものがございますが、物語はまだ始まったばかり、そんなアスペクトです。

金星と火星の合と衝

こちらも典型的なソウルメイトアスペクトです。愛を盛り上げる情熱と、情熱を掻き立てる愛情が絡み合う、豊かな愛に満ちたアスペクトです。ソフトでハードも全て良いです。スクエアのみ除きます。純粋性に欠けますので。しかしソウルメイトと言うならばタイトな合と衝のみでしょう。

金星と冥王星の相互アスペクト

金星と火星を強力にして深くしたようなアスペクトですね。こちらは実はハードアスペクトは要注意の部類ですが、良いのではないでしょうか。絆という観点から、あまりに離れ離れにするのは辛いものがあります。ただソウルメイトという言葉を使う為には相互アスペクトが必要不可欠です。一方のみでは成り立ちません。遊びの恋愛には向きません!

海王星がライツまたはアセン軸に合

感情の交換が容易になります。より精神的に高度なレベルで交流が可能になります、人ではありますが、人であるからこそ魂レベルで交流ができるソウルメイト的なアスペクトでしょう。

ノード軸(ヘッドとテイル)と惑星の合とライツとスクエア

こちらは過去生と今生での目的の絡みですから、どちらと絡んでも、テイルでしたら過去の清算、ヘッドなら惑星との強力な引き合いのもとお互いに前進していきますから強い絆そのものです。正にソウルメイトそのものでしょう。またライツとノード軸のスクエアは割とよく見られるアスペクトなのですが極めて惹きつけ合う力は強く、この場合過去の清算と未来への前進がぶつかりますので混迷の相性となります。がしかし、非常に縁は深く絆も強いでしょう。

バーテックス軸と惑星の合

バーテックスは第二のディセンダントと呼ばれています。さてバーテックスの説明は長くなりますので、別のポストで致します。もし宿命の出会いがこの世にあるとするならばシナストリーでバーテックスに合する惑星を持つお相手がそうです。ご覧くださいませ。また、トランジットでもバーテックスに惑星が合する際に宿命的な出会いが起こると言われております。バーテックスは宿命軸と呼ばれているものの1つですので、避けようもなく、それこそ宿命的に受け入れるしかございません。どのような出会い方で合っても出会う方とは出会う、それだけ縁が深いのです。特に海王星と土星はよりソウルメイトの可能性が高くなります。

エロスとプシケ(Psyche)の合

赤い糸で結ばれた、結ばれるべくして結ばれると言えばこちらのお二人。正にソウルメイトのアスペクトです。相互ですと最高でしょう。夢に見た恋人、美しい心を持った人、乗り越えるものは沢山あろうともお互いにもうすれ違うことはないでしょう。

土星とのアスペクト

土星はマレフィックですが、宿命の相手となると話は別なのです。運命のお相手を探しているならば土星との絡みはシナストリーに絶対的に必要です。何故なら暗に結婚を示唆するアスペクトだからですが。ソフトでもハードでもなんでも良いのですが土星との絡みが多ければ多いほど、宿命的なお相手であることは確かです。結婚とは固い契約で有り相手を縛り付ける事にもなりえます、ライツとの絡みが最もそういう面では強いでしょう。夫婦間でよく見られるアスペクトでも有ります。

アングルとの合

引力軸と呼ばれるICMC、宿命軸であるアセン軸、バーテックス軸、カルマ軸であるノード軸、などが有りますが、ノード軸やバーテックス軸にアセンダント軸、MC軸などが重なりますとその吸引力と宿命的な意味合いは非常に大きなものとなり、正に人生を変える運命的な出会いそのものでしょう。個々の意味合いの詳細はまた別ポストで致しますが、簡単に言えば、アセン軸は自分の外見の魅力と自分が求める理想のパートナー像と繋がっており、ICは家庭を共に持ちたいと感じますので初めから強く結婚を心の底で意識する、とても惹き合う力が強い関係性を示唆します。ソウルメイトでありそれ以上のご縁とも言えるかもしれません。基本的には素晴らしい相性で有り前向きな関係性です。こちらはパートナー関係のみならず、親子間などでもよく見られるアスペクトです。

MCに火星の合

吸引力の軸であるMCに情熱の星である火星が交わるアスペクト、この軸に惑星が交わると全て吸引力が強いのですが、こちらは特にお互いに非常に強く激しく惹かれますので、正に重力に強引に引っ張られるように、ある意味でソウルメイトの関係となるでしょう。

リリスにパーソナル惑星又はアセンダントの合

リリスの感受点がいかに、何があろうと一緒にいたくなるアスペクトかは他のポストでも致しましたので細かくは省きますが、タイトな合は正に魔性のソウルメイトです。特に月が強く、リリス側が女性であるとより強い引力となります。しかし再三書きましたが、リリスは良い感受点とは言えません。この絆は常に危険と隣り合わせです。

お相手の惑星が、5、8、12室入室

アスペクトではありませんが、ソウルメイトという観点で見た際にこのお部屋にお相手の惑星が入ると吸引力が強いです。5室は恋愛の部屋、8室はまた要注意の部屋なのですがハウス側の魅力に抗えないお部屋です。12室はそもそも運命や宿命の部屋ですのでお互いに言わずもがなです。

ノード軸が8、12室

8、12室は非常にミステリアスなお部屋です。8室は死と官能の部屋、12室は精神の昇華と秘密、ボランティア、そして宿命のお部屋です。どうであれ、これらのお部屋に入ったノード軸は吸引力が他のお部屋に比べ最も強いです。良かれ悪しかれ惹きつけ合います。

パラスと冥王星の合

超能力的な、いわゆる以心伝心の関係を容易に紡ぎ出します。絆はとても深いです。

金星とPOFまたは、ジュノー、またはバーテックスの合

遠い昔に約束した関係です。結婚か、一緒になろうとしたのか、未来を分かち合おうとしたであろう2人です。どこでバラバラになってしまったのかは誰にも分かりませんが、今生ではもう手放したくない相手であることでしょう。

アムールとバレンタインの合

少々前から割とよく言われている小惑星の典型的なソウルメイトアスペクト。真実の愛と無償の愛の合ですから分かりやすいと言えばそうですが、このアスペクトがありますと縁が壊れることは決して無いと言われます。

相互アスペクト

パーソナルプラネット同士、ソーシャル、アウター全てのアスペクトに於いて相互アスペクトの威力は非常に強いです。相互アスペクトが多数あるというだけでも縁が深いとみなせます。

続きます。

シナストリーのアスペクト 小惑星Eros(エロス)とPsyche(プシケ)

その日僕が家に帰ると、2階からクラシックが流れていて、家はとても静かだった。

小惑星エロス

Eros(エロス)は美と愛の女神アフロディーテの息子で、愛の神です。この小惑星エロスを語る上で外せないのはやはり、Psyche(プシケ、プシューケー、ピシュケ)ではないでしょうか。この2つの小惑星の関係性は単純と言えば単純です。ソウルメイトや、運命の恋人、前世から結ばれていた2人、です。エロス側はプシケ側を見ると懐かしい気持ちと愛情が湧き、惹かれます。プシケ側もエロス側を見ると、安心し郷愁と愛情が溢れ出すことでしょう。そして否応無く惹かれるでしょう。ですのでこの絡み、とくに合のみをみますが、運命の相手を示す有名なアスペクトの1つです。

小惑星プシケ

プシケはそもそも人間でした、余に恵まれて美し過ぎた故に、人間からは同等の存在としては誰にも愛されず、結婚もできず、愛と美の女神であるアフロディーテをも怒らせ、母の命令でプシケに罰を与えようとしたエロスに知らずに見初められます。その後も誰にも愛されないプシケは親が相談したアポロの計らいで、酷い仕打ちに合いますが、エロスに影ながら助けられます。しかしそのエロスを信用しなかったため、愛の神は人間であるプシケを見放します。その後プシケは人間の底力と愛の力でアフロディーテの罰を全て受け入れ許しを得て、エロスを取り戻し、最終的に神になり2人で天空で幸せに暮らすのです。つまりプシケは信頼と苦難と人間の嫉妬、愛を得られない不安、その愛の獲得の中で生き抜いてきた元人間なのです。何もかも持っているのに、何も持っていない人であるが故の不安をプシケは常に私達に教えてくれ、人が愛を獲得するための試練に立ち向かう強さを指し示し与える小惑星でもあります。基本的にシナストリーではエロスと対でアスペクトを見ます、この相性は素晴らしいものですが、この話を知ればおわかりになる通り、関係性はすんなりと行くわけではありません。

赤い糸で結ばれた二人

2人が結ばれる為には数々の困難を乗り越え、信頼を形にして行く必要があります。お互いに非常に縁が深く最初から惹きつけ合うアスペクトに違いはないのですが、このお相手に会うと、愛とは何かをよく考える事になるでしょう。そしてお互いに信頼や愛において傷ついていることが多いでしょう。人生においてお互いの救世主でもあります。

神秘的で魅惑のアスペクトですが、幸せになれるかどうかは、お互いの努力にかかっていると言えます。与えられる困難は多く、求め合いながらも完全に結ばれるには時間もかかるでしょう。どちらかに信頼がかければ、深い愛がフッと消えてしまうこともあるでしょう、しかし縁が深いので、お互いに手放すことは出来ないかもしれません。

エロスは愛の為に陰ながら自分の存在をひた隠し愛し合いたいのを我慢してただプシケを心から長い間愛し支え助けた末裏切られ去ります、プシケはその愛と信頼を取り戻す為与えられた過酷な無理難題を文句ひとつ言わずなんでもやり遂げます。極めて美しいギリシャ神話の1つですが、お互いに愛し合う事の目的はなんなのか、人から神になった、ただ外見が美しいだけではない心の美しさ、そして愛の強さが見て取れます。基本的に小惑星エロス側はプシュケ側の心が本当に大好きなのです。出会った最初から心の奥深くでプシケの心そのものを愛しています。そこが、ソウルメイトのアスペクトと呼ばれる所以なのでしょう。

信頼と愛と苦難の運命的なアスペクトです。

シナストリーチャートで見つけましたら、その美しいご縁を大事になさって下さい。