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シナストリーのアスペクト 太陽と太陽

大丈夫、一蓮托生ってわけじゃないんだから

こちらのアスペクトはスクエア以外はとても相性のいい前向きなアスペクトです。特に合とオポジションが引き合う力が強いです。太陽とはつまり端的には自我の象徴ですから、合となりますと自我と自我が溶け合い似た者同士のような、方向性が同じのような行き着く先を知っているような気になるでしょう。しかし自我とは強いもので勿論衝突は起きます。しかしそれは同じ方向性を向いているので、人生の新しい突破口のヒントともなり得るでしょう。とても良い関係性であり、異性間でも非常に仲の良い相性でしょう。

オポジションも同様に非常に惹きつけ合う力が強いです。こちらは真逆の価値観ですが、お互いにお互いを同等の存在とみなします。太陽は大変プライドの高い惑星です、そしてホロスコープでは自我そのものです。太陽は本来合とオポジションしか同等の存在とみなしません。合はわかりやすいでしょう。同じ、ですから、オポジションはまた逆の価値観で同等なのです。お互いに非常に魅力的に映ります。例え立場がどんなに違っていても気になる存在であり、負けたくないと思います。異性間では、自分に相応しい存在と感じるでしょう。実際にこの関係はお互いに欠かせない存在となり易いでしょう。自我の衝突は合よりも少ないかもしれません。別の物として同等という意味で素晴らしい関係性が築ける事でしょう。

トライン、セクスタイル、ソフトは問題のない相性で、合や衝に比べればインパクトは弱いですが友人関係などには最適ですし、異性間でも兄弟のように仲が良いでしょう。自我の衝突も少ないでしょうし、あってもすぐに解決するでしょう。お互いにエネルギーを活性化させる非常に良い相性と言えます。

問題はスクエアです、こちらは注意換気のアスペクトとなります。自我と自我は認め合わず、同調もせず、協力もし合わずただ対立します。一方が承諾すればもう一方は承諾せず、と行った関係性になり易いです。太陽はプライドの塊ですので、常に上から目線で物を言います。この相性では、お互いに、そうすべきであると主張します。そしてその対象はお互いの意思に反する事が多いでしょう。そういった討論はこの関係では最も避けるべき議題となります。そのような葛藤を乗り越えれば、強固な絆を築けるでしょう。

太陽と太陽とはプライドとプライド、自我と自我の関係性です。アスペクトがなければお互いに記憶に残らないかもしれません。単純に見えて深い相性診断となります。マイナーアスペクトの関わりもとても面白いでしょう、キンタイルは自我と自我がお互いの空想の世界で調和し夢のような時間が過ごせるでしょう。セミセクはやや存在感が薄くなるでしょう、セミスクエアはスクエアと同様です。セスキコードレイトは、病的にお互いの存在を意識するでしょう、深い関係や犯罪に繋がりやすいでしょう。クインカンクスは、異様にお互いをライバル視するでしょう、お互いにないものを持っているからです。交わる事はありませんが、良きライバルとなる事でしょう、異性間では、非常に刺激的な相手となるでしょう。例えば、漫画などの定番の眼鏡を取ったら好みの美人などはクインカンクスの相性にぴったりです。

こちらのアスペクトの問題点はとにかく、どのアスペクトも自我の衝突です。近づきすぎる離れすぎる、ぶつかる、色々とありますが、そこに気をつけるだけで、鏡を見るように客観的な視点を与えてくれる素晴らしい関係性と言えるでしょう。

シナストリーのアスペクト アセンダントと惑星

シナストリーにおけるアセンダントと惑星の絡みとは。

こちらではアセンダントと惑星の感受点のシナストリー解説を致します。基本的にこの相性は、相互に影響を与えます。アセンダント側が雰囲気や仕草目的を惑星側の示唆する事柄目線から気に入られ、惑星側はアセンダント側からその惑星が示唆する事柄そのものを主に気に入られます。つまりお互いにとっての重要な存在となります。主に合とソフトを見ます。(オポとハードはディセンダントの解説で致します。)また個々惑星によっては、最初から惑星側がアセンダント側の虜になることも無論あり得ます。相互の関係性の濃度が非常に高い相性です。

アセンダントと金星

ソウルメイト

こちらはとても美しいアスペクトです。初めて会った時から好感を抱きます。アセンダント側は金星にとっての外見的にも雰囲気も理想の存在です。また金星もアセンダント側にとっての完璧な理想の体現となります。所作、仕草、雰囲気、会話全てで穏やかに好感を抱きます。お互いに尊敬しあい、運命を感じ、憧れるでしょう。視線を合わすのすら恥ずかしいような、一目惚れも容易でしょう。コミュニケーションにおいて、この2人は偏見や疑いのない素晴らしい関係性が築けます。恋愛面でも、対人でも深い心からの愛情を与え合う関係となります。合はやや好きが高じて甘やかしや、両者嫌われたく無いという思いから、気を遣いすぎて嫌気がさすことも稀にあるでしょう。しかし特に合の相手は精神面でも、人としても素晴らしい相性ですので出会えたら幸運以外の何者でもありません。手放さないようにしましょう。

アセンダントと火星

そんなつもりは、なかったのに

こちらは非常に相互的で直情的なアスペクトです。お互いに異性としての一目惚れをしやすく、そして相手の魅力に抗えません。アセンダント側が女性、火星が男性ですと特にわかりやすい展開となります。アセンダント側は火星にとって非常に異性として魅力的で、一目見た瞬間から手に入れたいと感じます。火星側も精力にに満ち溢れており、アセンダント側は湧き上がる感情を抑える事は到底出来ません。小惑星エロスの作用にも似たものがありますが、こちらの方が直情的であるのと、熱が冷めやすい点や、短期的という点が全く違います。小惑星エロスは、官能的な物語の絵の中に入っていくような陶酔感と満足感をアセンダント側と共有します。こちらは絵ではなく生身の人間となります。

対人ですと、単純に火星が有り余るエネルギーをアセンダント側に注ぎ込む関係となり、同じ目標に向かって突き進むには非常に良い素晴らしい関係性です。しかし同時に、アセンダント側は火星を強引だと感じやすく、火星側はアセンダント側にイライラしやすいので、喧嘩には要注意の間柄です。

異性間では魅力的で情熱的な関係を生み出しやすいですが、長続きさせる為には他の永続的なアスペクトが必要不可欠となります。

アセンダントと木星

君の家はどこ?今から僕のお家に遊びに来ない?

こちらのアスペクトは友人間で最高のアスペクト!といっても良いです。もちろんそこから恋愛に発展しても良い相性でもありますが、大親友になるべき相性です。アセンダント側は木星を見ると、落ち着きますし、穏やかな気持ちになります。木星側もアセンダント側といると自然と手救けしたくなりますし、素の自分を曝け出せます。基本的には木星側がアセンダント側の世界観や行動範囲を広げてくれます。が、お互いにメリットのある関係で、とても公平な価値観を共有できます。一緒にいると幸運も運ばれてきます。お互いに利益のある、とても良い相性と言えます。癒し癒される、ありそうで中々ない幸せな関係が育めるでしょう。

アセンダントと土星

これはあの人が大事に大事にしているものだよ

非常にカルミックな相性です。土星側は常に上に立ち、アセンダント側を監視し、支配し、批判して子供のように躾ようとしますが、実はカルマは土星側が持っているものですからアセンダント側はそれを土星側に教えてあげる立場にあります。アセンダント側が土星側の重圧に耐えられるならば、関係の永続性に繋がる良い相性となりますが、カルマの捌け口とされればたまったものではありません。アセンダント側がどう感じるか、そして許容できるかに全てが掛かる相性です。土星側は苦しんでおり、アセンダント側は土星側に従いつつ、土星側の苦しみを取り除かなければいけません。障害や問題も起き易い関係です。乗り越えられれば、他に見ない強い絆で結ばれる事でしょう。

アセンダントと海王星

虹色の牛乳が飲みたいのだけど

海王星は幻想と欺瞞の星です。こちらのアスペクトはアセンダント側が海王星の求める雰囲気や所作、ネイタルでアセンダント側に金星のアスペクトも混じれば外見も、全ての理想、幻想を備えています。言わずもがな海王星は即夢中になりますが、海王星の幻想とは狂気と欺瞞が凌ぎあっています。アセンダント側は否応なく海王星側に崇拝され愛されますが、海王星の導く混乱に巻き込まれないようにする事が重要です。

アセンダント側も同様に海王星の不思議で掴み所のない魅力に自分の理想を投影し夢中になりますが、どうも得体の知れない海王星に不安にさせられる事が多いでしょう。

海王星は、その道を極めているので、アセンダント側は手も足も出ません。霧の中に隠れた海王星を目を凝らして探す事になるでしょう。アセンダント側の強みは自分が海王星の理想の存在であるという事です。そしていくら海王星側が目眩しに長けていたとしても、アセンダント側は現状を掌握する能力に長けています。

総じてこの関係は、惑わし交わし合う抽象的な映画のような、幻想の駆け引きの相性になり易いでしょう。非常にロマンティックな間柄です。

アセンダントと天王星

君は変じゃないよ

こちらはアセンダント側が天王星側の個性的な人格に一目惚れする相性です。金星と天王星は外見の一目惚れでしたが、こちらはもっと内面や人生に踏み込みます。特に合は、アセンダント側の人格までも変えてしまうほど天王星側の影響力が強いですので、天王星側は少々自分の言動に気をつけるといいかもしれません。しかし天王星側も自分の奇妙で、他人が理解しづらい性格の側面や、強烈でエキセントリックな欠点までもを受け入れ、飲み込んでくれるアセンダント側に自由に本来の自分を明け渡すことができますから、まるで唯一の理解者であるかのようなアセンダント側に甘えっきりになる事も多いでしょう。

この関係は周りがいくらあの方は変ですよ、とアセンダント側に言ったところで、聞く耳持ちません、なぜならその周囲に認められない天王星側の変な所が大好きなのですから、そういう意味では異性間では大恋愛に発展し易い相性とも言えます。

アセンダント側はこの天王星側と出会い付き合うことにより周囲が驚くほど、外見的にも雰囲気も、人格すら突然に変化する事がありえます。良い方向に行くか悪い方向に行くかは正に天王星次第と言えます。

アセンダントと冥王星

僕についてきてもいいけど、どこに行くかわからないよ

こちらの2人は正に危険な相性と言えます。基本的に冥王星側にアセンダント側が非常にカリスマ性を感じ溺れてゆきます。冥王星側もそれが何故だかわからないでしょう、このアスペクトだからなし得る技です。大概はこの執着と吸引力の強さからどちらかが逃げ出して、もう一方が追いかけると言った相性になることが多いです。お互いのネイタル火星と冥王星の絡みにも寄りますが、それらがソフトや格式が良ければうまく絡めばアセンダント側は冥王星側に抗い難い性的魅力を感じ、冥王星側もそれを自然に受け入れ感謝します。非常に深い縁のある2人です。そしてその後2人でどこへ向かうかは本当に分かりませんが、相思相愛であれば非常に良い激しいアスペクトとなるでしょう。ただ冥王星は、極めて接触しづらい惑星である事は常常ご留意くださいね。

続きます

アスペクトの種類について

こちらのサイトで良く扱うアスペクトの種類と詳細について説明致します。

メジャーアスペクト

コンジャンクション、トライン、セクスタイル、スクエア、オポジション以上5つのアスペクトを最もわかりやすくパワフルであるとし、まず最初に注目するアスペクトと一般的に分類されています。

最も強力なアスペクト

絡む惑星次第でソフトにもハードにもなり得る唯一のアスペクトです。ホロスコープ上で最も強い力を引き出します。

コンジャンクション

合、0度とも言います。アスペクトの中で最も強い力を引き出す角度となります。惑星同士が重なり合った状態で、お互いに混ざりあい、協力して力を放出します。ですので最も強い力が出ます。が、いわゆる同化現象ですので絡む惑星により、うまくいくものと行かないものが勿論出てきます。水と油を混ぜようとしても無駄なように、または混ざり合わせるためには力の消耗が激しいように、ソフトにもハードにもなり得る単純でありながら複雑なアスペクトです。解釈には強運のニュアンスが付与されます。

ソフトアスペクト

ソフトアスペクトは扱い易いアスペクトという意味でイージーアスペクトとも言います。決して吉凶と言う意味では使用しません。単に惑星の力を素直に引き出し易い、惑星同士が協力し易いと言う事であり、ホロスコープ上ではソフトよりもハードの方が好ましい事も多々あります。個々の惑星に寄ります。

トライン

120度とも言います。惑星の元素が一致した状態ですので、惑星同士が力の交換を非常にし易く、最も自然に力を引き出せます。更に無理な要素が全くありませんので、個々の惑星の良い部分のみを使う事がし易いです。とても穏やかで扱いやすいアスペクトです。解釈には幸運のニュアンスが付与されます。

セクスタイル

60度とも言います。協力的なアスペクトで親友のように仲が良く、意味としては援助のニュアンスが解釈に付与されます。

ハードアスペクト

惑星同士の接触の仕方に、不自然な力が加わります。によって、力の出し過ぎ、極端な力の暴走などが起きやすく扱いづらいアスペクトと区分けされます。しかし惑星の力の出力はソフトより多いので、使いこなすことにより、ソフトより有益である事が多々あります。ですのでディフィカルトアスペクトとも呼ばれています。

スクエア

90度とも言います。惑星と惑星が衝突することによりお互いの力を引き出します。惑星同士が主張し合い競り合うので強力な力が出ます。最も扱いの難しいアスペクトとなります。食い違い、執着、嫌いのニュアンスが解釈に付与されます。

オポジション

衝、180度とも言います。両惑星が真逆の位置に存在します。逆さまのペアマグネットのように近づくことが出来ませんので、お互いに全力を出し合い近付こうとします。又は綱引きのような状態にもなりやすいです。その為合と匹敵するパワーが出ることもあります。解釈には過剰、憧れのニュアンスが付与されます。

マイナーアスペクト

メジャーアスペクトの角度をさらに細かく割っていきます。力が弱いのかと言うとそうではなく、解釈が複雑になって行くので見る人が少なくなる為、マイナーアスペクトと呼ばれるだけです。実際は力の強弱はアスペクトに寄りますがメジャーと変わらないものばかりです。前例が少なくなる為占星術師にとってはとても興味深いアスペクトとなります。レアなアスペクトと言い換えてもおかしくはないかもしれません。

キンタイル

72度とも言います。ソフトアスペクトに分類されます。とても不思議なアスペクトで解釈には、創造性のニュアンスが付与されます。

つづきます

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シナストリーのアスペクト 木星と木星

どこまでも続く地平線

こちらのアスペクトがシナストリーにありますと、とても調和的で幸福です。どのアスペクトでもネガティヴにはなりません。趣味や快楽、世界観が広がってゆく相性です。

合やソフトですと、根本的に好みや価値観が同じで、とても似ています、好きなものや目的、方向性が同じである事が多く、いわゆるウマが合う感じでしょう。仲間意識も芽生えやすく、一緒にいるととてもリラックス出来るでしょう。お互いの運を上げる効果もありますので、このアスペクトがある相手とは仲良くすると良いでしょう。2人でどんどん新たな世界を開拓しましょう。という事ですから嫌いなものが同じである事も多く、常に味方である事でしょう。

キンタイルでは創造性も広がりますから、芸術的な仕事を一緒にするのも良いでしょう。

ハードですと、お互いの方向性や好みは随分と違うことが多いでしょう、しかしウマはとても合いますのですぐに仲良くなるでしょう。新しい世界をお互いに見せ合うことで世界がどんどん広がる相手でしょう。とても気になる、興味の尽きない相手です。お互いに学び合い吸収し合いましょう。経験値の上がる相手です。方向性は違っていても常に味方です。

同性でも異性でも総じてとても良い関係性が築けます。常に味方であり興味深い相手なのです。

恋愛ですととにかくお互いに甘やかすでしょう。合やハードですと甘やかし過ぎるでしょう、どちらにせよ、甘い甘い時間が過ごせます。何をするにもとても楽しいでしょう。幸せなアスペクトです。

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ネイタルのアスペクト 小惑星パラス

戦略、法則を見出し極める女戦士

4大小惑星の1つパラスは、知性の高い女戦士です。絡む惑星によって極めるスキルが変化します。基本的には中性的な人間を表し、知力を分け与え極めた戦術は武器となり人生に活かす事ができます。人生を戦いの場と例えるならば、どんな武器でも1番良いのは自分の力が最大限に活かせる武器ではないでしょうか?パラスはそのありかを教えてくれます。サイン、ハウスも重要ですが、こちらで惑星とのアスペクトをまず解説します。パラスはシナストリーよりもネイタルで重要視されるアスペクトです。さて、あなたはパラスとのアスペクト一体何を持っているのでしょうか?

パラスは全てのアスペクトでその力を様々な形で発揮されます。そもそも惑星は個々で不完全な面が多々あり、惑星同士で補い合い対立し克服しますが、この小惑星は非常に重要で、関わる惑星に知性と使い方を教えます。わかりやすいのは火星で、粗野な力強い惑星です、ここにパラスが加わると洗練されスポーツでそのパワーを発散する知恵を得ます。というように、パラスのアスペクトは3世代のマイナーアスペクト、またここ惑星のルーラーのハウスとの関わりも交え少しでもホロスコープ上で関わる方が良いのです。

※このアスペクトがホロスコープで強い方、例えばアセン、惑星との合などをお持ちの方は非常に中性的な方が多いでしょう。さらに異性関係においては否定的または潔癖な面を合わせ持つでしょう。

太陽とパラス

パラスは非常に知性と策略にみちた1人の戦士であり、その鋭い戦略で平和的に戦いを挑みます。太陽とパラスの絡みはパラスの中でも最も個人の中性的な要素の強いアスペクトです。ジェンダーに関して自由を強く求める事もあれば、社会的に1つの主張を大きく掲げ全てと戦うことも厭いませんし、その方法は非常に平和的で知略に満ちており、成功するでしょう。ジャーナリスト、アナウンサーなどにも多いアスペクトですが、多岐に渡ります。ジョンレノンがいい例でしょうか。

月とパラス

こちらのアスペクトで月は心ではなく極めた肉体として扱われパラスは単純に肉体を武器に使用します。つまり格闘家などに非常に多いアスペクトです。または技量が試される肉体的な仕事に向いています。例えば車やバイクの運転などが上手かったりするでしょう。スポーツ選手にももちろん多いですので、こちらと火星にパラスが関わりますとスポーツ競技全般に非常な才能を見せることとなります。

火星とパラス

火星は非常に粗野な惑星です。パラスはそこに知性と方法を与えます。火星の力を良い方向で最大限に活かすことができます。よってこのアスペクトは運動の分野で大きく活躍できるでしょう。スポーツ選手に多いアスペクトです。または、あまり怒ることのない人でしょう。怒りのコントロールが上手い平和主義です。

水星とパラス

言葉や文章力で人生を切り開いていく力があります。

金星とパラス

このアスペクトは美しさを職業にしたい方にはとても重要です、アスペクトはなんでも構いません。ルーラーのハウスも見て構いません。パラスは金星の美しさを純粋に戦術として使用する能力を与えます。全てのアスペクトでその能力は発揮され、金星系の職業ではキャリアアップが望めますし、単純には美しさを武器に自分の望みを叶えることができます。パラスの絡みの場合、より美人になるだとかそういったものではなく、金星の能力を上手く引き出せるという意味合いになります。ですからアスペクトの絡みがあるだけで十分です、直接的に美を補強する力はなく、戦略的に使用できるのです。ですからとても有効なアスペクトではあります、マイナーアスペクトも非常に需要ですので見てくださいませ。ハリウッド女優に非常に多いアスぺクトです。合は中性的な外見の方が多いですね。

また金星はただ金銭も表すので、金融関係の仕事も向いています、特にこれは男性に言えることでしょうか。

海王星とパラス

芸術全般に関して鋭い客観的な視点を持ちます。追随を許さない飛び抜けた芸術的才能、稀に見る多角的で包括された視点が人生にとって非常な武器となりえます。画家、写真、舞台演出、デザイナー、全ての芸術的分野でパラスは活躍可能です。鋭すぎる超感覚は時として本人の精神を傷つけるほどで、心は刺激に弱く繊細すぎて脆いでしょう。その為殻を自然と作り易く逆に普通の感覚の人からは鈍感な人とみられることも多いでしょう。本来気難しく側から見ればとっつきづらい方も多いので、まさに芸術家然とした方々です。海王星は金星の上位星ですから、美しい方も多いです、ただ金星のように美しさを武器とするというよりも、その美貌はただ崇められるだけのものかもしれません。美を武器として使う場合は金星よりも遥かに強い力を持つでしょう。センシュアルな人々です。兎にも角にも芸術方面でこのアスペクトに叶うものはほぼないでしょう。例えばピカソはパラスと海王星のクインカンクスがあります、ダヴィンチもアスペクトではありませんがハウスで関わっています。その他スピリチュアル系の職業も正に言わずもがな適職でしょう。

木星とパラス

非常に祝福されたアスペクトです。ただでさえ最大のベネフィックである木星を洗練させて活用できるのですから。特に言うこともありません。こちらのアスペクトの持ち主は、女神、妖精のような存在で、一緒にいると幸せになれるような、ただただ素晴らしい存在であることでしょう。合ですと尼のように潔癖でしょうが、それがまた純潔そのもので美しいでしょう。恵まれた幸福でポジティブな人です。光り輝く雰囲気を纏い金運もあるでしょう。

天王星とパラス

天王星はとてもユニークで変わった事が得意です。がそのままですとそれは多方面で迷惑をかけるだけ、かもしれません。パラスは天王星をうまく操り、知的に利用します、よってこのアスペクトの持ち主は面白い事を自然に把握して人を楽しませるでしょう。どうでも良いことに意味を持たせ人々を笑わせる特異な人々です。多少庶民的ではありますが面白い事が得意なので注目を浴び易いでしょう。お笑い芸人や、コメディアン、その他人を楽しませる職業にとても向いています。

冥王星とパラス

深層心理を暴く目と洞察力、対人関係での深い分野の理解力において支配的な能力を与えます。そしてこの人々の1番の武器は、そう言ったものを完全に把握した上で隠すことです。パラスは知的に平和的な解決方法を探ります、ですから、このアスペクトの持ち主は良くも悪くも社会的に自分自身を偽る天才でしょう。冥王星ですので、権力の行使、政治や金融を専門とするのにもとても向いています。フロイトやガンジーがこのアスペクトの合を持っています。ただやはりこちらはパラスとのアスペクトの中で1番扱いづらく難しいアスペクトだと感じます。パラスが冥王星に倒されてしまうことが、あるからかもしれませんね。。

❤️パラスは何個もの惑星にアスペクトする事は珍しくありません。基本的に合を1番強くみて、その他のアスペクトを幇助的に絡めて総括して下さい。

もしくは単純に全てアスペクトしている惑星が自らにとって扱いやすくなっている、と理解してもよろしいかと思われます。

シナストリーのアスペクト 金星と金星

僕の分身、そして僕を翻弄する人

シナストリーにおける金星と金星の相性です。基本的にシナストリーにおける金星は男性にとっては理想、または女性としての自分の分身のように捉えます。女性側はその男性からどう扱ってもらえるかを表します。合ソフトアスペクトですと男性にとってあなたは理想的であり、和み、特に合は完璧です。男性はあなたを求めてやまないでしょう。正に自分の女性性の片割れであり、どうしてもそばに置きたい存在です。男性側は夢中であなたをそばに置きたいが為だけにでもアプローチするでしょう。恋愛において女性にとっては非常に有利なアスペクトです。好みであれば応えてあげましょう。喜ばしい関係が長く築ける事でしょう。恋愛に結婚において素晴らしいアスペクトです。極めて穏やかに一体感を得られるでしょう。

さて、オポジションやハードアスペクトはどのようになりますか、と、では逆に好みではない?というのは余りにも単純すぎる解釈であり無意味です。逆という意味はオポジションにはございません。(オポサイトは真逆という意味では有りますがあくまで惑星の位置が)、オポ、ハードは行き過ぎるわけですね。ではどうなるかといいますと、例えば誰にでも理想の女性とは別に、理想の小悪魔的な女性に振り回されたいという願望はあるのではないでしょうか?こちらの特に衝は、それを叶えます。この男性にとっての完全に手に負えない女性であり、翻弄され、太刀打ちできない相手です。しかし理想的な可愛い小悪魔であるのです。無論夢中になるでしょう、抵抗できない魅力、抗えない時間を与えてくれる相手です。

合やソフトの理想の女神とは全く違うまた非常に魅力的な魔性の女神です。刺激的な関係になる事でしょう。女性側としては上手く手の平で転がせる事が出来れば容易に自分の満足な時間が過ごせる事でしょう。お互いに甘やかされすぎるアスペクトでもあるので、できれば少し自制しましょう。

恋愛以外では基本的にこのアスペクトは合やソフトはお互いに甘えられる優しい穏やかな時間を、衝やハードでは優しすぎて甘え過ぎてしまう少々抜け出しづらい関係を表します。金星はベネフィックですので、ベネフィック同士のアスペクトはすべてネガティブには転びません。幸せで恵まれたアスペクトです。縁があるのでしたらぜひとも享受しましょう。