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シナストリーのアスペクト 土星と海王星

現実と空想の狭間で、2人きり、又は虐める虐めない?

こちらは扱いづらいアスペクトの1つです。単純には虐めに関係の深いアスペクトです。ハードとソフトで全く解釈が変わります。基本的には、土星側が海王星側を軽く見下すような関係性になります。がアスペクトにより、その程度や状態が変わります。土星は現実主義で海王星は夢見がち幻想的です、土星側は嫉妬心もあり苛々して、海王星側にいたずら心を持つようになります。合ですと2人は中が非常に良いです。土星側が海王星側に憧れに似た可愛さを感じ素直に甘やかします。海王星側は少し土星側の硬さや生真面目さに苦笑しつつも、ルーズに甘えるだけ甘え2人で大らかに過ごす事が出来ます。土星側の生真面目さ海王星側の夢見がちな可愛さは正反対で隙間を埋めるかのように非常にお互いに魅力的に映るのです。土星側が年上ですと尚良いです。そもそも理解し合うのに困難がある相性ですので両者はかなり年が離れている方がより仲良くなれます。つまりギャップがある方が良いのですね。お互いにそのギャップが魅力的に見えるでしょう。ソフトも少しの努力で合と同様に仲良くできるでしょう。問題はありません。むしろ世界観が広がる良いアスペクトです。お互いに甘えてしまい易いのが難点でしょうか、カップルも親密になり易いでしょう。

問題はハードです。土星側は海王星側の甘さにルーズさにイライラします、海王星側は土星側の生真面目さを単純に窮屈に感じ不自由と思います。お互いに合わない、関わりたくないと感じるでしょう。月と太陽や金星と木星などのソフトアスペクトがあるとかなり緩和されるでしょう。ない場合は、特にスクエア、オポジションですと土星が海王星を虐める事がありえます。軽くでは嫌味を言う程度でしょうが、妙に嫌悪感を抱いたり、酷い場合は虐めにまで発展するでしょう。

⭐️水星と火星のハード(口論)や太陽、月と火星のハード(喧嘩)、火星と冥王星の合とハード(暴力)、土星と火星の合とハード(陰湿)などが絡むとより顕著でしょう。相性判断で特に気をつけるべきアスペクトの1つです。カップルでは仲良くなるにつれて不仲になりやすいかもしれません。

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シナストリーのアスペクト 金星と海王星

僕の世界であなたは1番美しい

最も陶酔感の強いアスペクトです。簡単に言えば色気を感じるアスペクトなのですが、そういったものに止まりません。理想、空想、果ては妄想の世界にまで及びます。最も穏やかで美しいのはトライン、キンタイル、セクスタイルなどのソフトでしょうか。キンタイルは多少妄想気味にもなりますが。基本的に海王星側に金星側が理想を投影する形になり、海王星は自然に対応して受け入れる事ができます。押し付けもなく優しく美しい関係が築ける事でしょう。恋人としては最高です。

海王星は金星の上位星となりますので美と美の調和的な関係です、が海王星は金星の美を超越していますので金星を惑わす事が出来ます。美しさが美しさに惑わされる事によりそこに陶酔感が生まれます。お互いに魅了され合い理想の関係だと思い込むでしょう。他人の入る隙間はありません。合ですと金星側がかなり強く魅了されるでしょう、海王星側は金星側をとても可愛く感じる事でしょう。理想の存在として大事にし、甘やかして、共依存にもなりやすいです。金星側は当然のように海王星側に溺れてしまうので、海王星側が少し冷静になるぐらいがちょうど良いでしょう。強く惹かれ合う相性です。

オポジションやハードでは、金星側が妄想の域に入りやすく、自らの理想を相手に押し付け易いでしょう。海王星側は対応に困る事があるかもしれません。しかし、大恋愛に発展し易いアスペクトです。ハードでは海王星側が暴走し金星側もそれを拒絶し易いのでトラブルを引き起こす事もあるでしょう。悪酔いのような感じでしょうか。しかしソフトハードどちらにせよこのアスペクトは恋愛に向きます。2人で様々な事をしたくなるでしょう、理想の人間がどう動くかを全て見たいのです。また、内緒の関係などにも発展し易く、罪悪感もあまり感じないでしょう。このアスペクトは非常に2人の世界の関係性が密です。2人でずっと美酒に酔ったままというような、道に迷った森の奥で、美しい妖精に出会う、美しい人間、そんな最高にロマンティックな経験ができる相性なのです。

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シナストリーのアスペクト 金星と冥王星

繋がれた手

とても強い絆を結ぶアスペクトです。合やソフトですと穏やかに絆を深め合っていきます。簡単に縁が切れる事のない相性です。お互いに切りたくないと思うでしょう。出会うと途端に心を持っていかれるアスペクトで、冥王星側の引力が基本的に強いですが、金星側に魅力がある為そうなります。また心の深いところで繋がる事になりますので、相性はとてもよく、ソフトであっても激しいものとなり、心身ともに満たされハマっていくでしょう。飽きる事はないでしょう。ハードですと引力がかなり強くなります。絆を結ぶ前に運命まで感じるかもしれません。お互いに惹かれ合い、勿論激しい相性となるでしょう。求め合う力が強いので、ハードですと満たされるまで時間がかかり、いつまで経っても足りないと感じるかもしれません。このアスペクトはソフトもハードも遊びの相手にはなりづらく向かない相性です。どちらとも深く入れ込むでしょう。別れる時は辛い思いをするでしょう。どこか遠くで深い縁で結ばれた2人です。

金星と冥王星の惑星の相性は恋愛に顕著に現れます。更に深い関係に発展しやすいアスペクトです。アスペクトは単独と言うより混ざることが多いですから、その場合は合わせて見た方が良いでしょう。火星との絡みですと異性としてより惹かれて恋愛がメインの関係になりやすく、海王星ですとお互いに陶酔しますので、気をつけなければやや道を踏み外し易く、土星が絡むと更に別れづらくなるとともに、安定感も増します。しかし独占欲も強くなってしまうかもしれません。天王星が絡むとそもそもお互いが好みのタイプでもある為、益々離れがたく、興奮しやすいでしょう。水星が絡みますと恋愛関係への展開が非常に早くなります。

金星と冥王星は心の深い部分に浸透するアスペクトです。火遊びは大火傷するでしょうし、この絆はそもそもが切っても切れない縁でもあります。焼け木杭に火は大いにつきやすいでしょう。離れがたくお互いに傷つきやすいアスペクトです、辛い気持ちも体験しますが、本当の深い愛の喜びに出会えるでしょう。そしてその経験は個人の大きな遺産、力となる事でしょう。

シナストリーのアスペクト解説 金星と火星

シナストリーのアスペクト解説です

シナストリーとはネイタルチャートを二重に重ねそこに生じたアスペクトから、お二人の相性を鑑定する方法です。不可思議なご縁や困惑のロマンス、その所以は一体どこにあるのでしょう?少しだけ生まれた瞬間の天空にヒントを教えてもらっては如何でしょうか。

金星

シナストリーにおいて特に恋愛面では最も重要視される惑星の1つです。金星は木星に次ぐ吉星であり、若く美しい女性そのものであり、飾られた魅力であり、贅沢であり、その贅沢を生み出すお金であり、単純に美そのものでもあります。ちなみに海王星は金星の上位星にあたり、美しさを超越した挙句全てのものを惑わせる凶星として存在しています。所謂芸術家が創り出す美は海王星が司ります。

金星と火星

異性との相性にはあって損はないアスペクトです。基本的には火星側が金星側に対し異性として一目惚れをするアスペクトです。金星側も無視する事は出来ません。お互いに気になる存在になるでしょう。ソフトであれハードであれ恋愛を激しく彩ります。

⭐️リードするのは常に火星側となります。ですので火星側が男性ですと自然な流れになります。反対に火星側が女性の場合で、かつ火星がハードなアスペクトをとる場合、金星側が女性の魅力の虜になり我を忘れやすいでしょう。

金星と火星の合

僕の壁に貼られたポスターは

典型的な恋愛アスペクトです。火星側は金星側を見た瞬間に強い魅力を感じます。早く仲良くなりたいなと願います。強引な行動を起こす事すらあります。とても相性が良いでしょう。遠回しに色気を感じるというよりももっと本能的な激しい感情を掻き立てるアスペクトです。金星側は大抵は、火星の押しに負け、その情熱を享受するでしょう。そしてそれはとても心地よく離れがたくなるでしょう。

金星側にとっても火星側はとても魅力的に映ります。恋愛にはぴったりの素晴らしいアスペクトです。直情的で激しく華やかな関係が築けるアスペクトですので、同性であっても同様に惹かれ合い仲良くなれ、様々な分野で楽しめる賑やかな2人になれるでしょう。この関係は男女共公の場ではとても目立ちます。

金星と火星の衝

鍵のない檻

激しい熱望を宿すアスペクトです。理性が最も働かない関係です。恋愛においてはその激しすぎる愛情が二人の関係に影を落とす事もあるかもしれません。それは相性が悪いのではなく、良すぎるのです。火星側は金星側を見つけるとどうしても関わりたくなります。金星側は火星側にとって可愛くて仕方がないでしょう。金星側は最初から手も足も出ない内に火星側に絡め取られてしまうでしょう。火星側は完全に金星側を自分の魅力の檻に閉じ込めてしまうでしょう。火星側の力が圧倒的に強すぎて金星側の思考回路をストップさせてしまうでしょう。

このアスペクトでは現実において会うと理性の効かない、何も考えられなくなる相性です。そのまま2人でずっと一緒にいたいと思うでしょう。離れがたく、金星側は振り回されて辛い思いをする事が多いでしょう。火星側の魅力の強さには到底敵わず完全に支配されてしまいます。しかし金星側は逃げ出したいと思いません、相性が良すぎて抗えないのです。お互いにそれが当然だと感じるでしょう。もし別れる事があったとしても、非常に忘れ難い相手となることでしょう。

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シナストリーのアスペクト リリスと月

リリスのアスペクト

リリスはその人の弱点や本心、本能的にに隠している部分です。惑星とのアスペクトで重要なのは月、火星、太陽、金星、水星です。主には合と衝のみ見ます。

基本的にはリリスは常に感情の捌け口を探し彷徨っているので拠り所を求めて待ち構えています。アスペクトを取る惑星側に完全に甘える形になります。惑星側はリリスを1度見つけるともう放っておくことはできません。全て受け入れたいと思います。相互依存の強い関係となりやすいです。しかしオープンな関係というよりも隠された関係で作られることの多いアスペクトです。

⭐️ネイタルでリリスと土星の合がある人は理性によってリリスの悪い部分がほぼ抑えられておりますので解釈が少し変わり、リリスの特徴も穏やかでしょう。ただし本能を抑圧され続けているともとれます。またリリスと木星の合がある方は、リリスの角や反抗的な部分がなくなり非常に伸び伸びとした温和なリリスとなりますので、こちらも解釈が変わります。リリスのわがままな面は膨張されるという意味合いにもなります。

月とリリス 合

だから、こっちにおいで

リリスと惑星の関係で1番影響の強いアスペクトです。月は個人の1番女性的で柔らかい優しい感情です。リリスはその対象的な側面であり、男性的で、真逆であり更に誘惑的です、月がずっと求めやまない欠けた側面をリリスは補ってくれます。しかしこの側面は月にとって本当は見たくはないものなのかもしれません。

この2人の繋がりは宿命のようなもので出会いは避けようがありません。基本的にリリスと惑星の関係は惑星側にリリスが全面的に甘えます。迷っているリリスを発見するのはほぼ惑星でしょう。見つけたが最後、月はリリスが気になってしょうがないでしょう、可愛い子供のように、自らの分身のように感じる事でしょう。この関係は共依存になりやすく、異性間の場合、特に発展しやすいでしょう、相性も良いでしょう、離れ難いほどに。

月にリリスはわがままを言い続けます、月の前でリリスは奔放でしょう。それはとても月にとって自然で可愛いものです、なんでも受け止めてあげたいと思うでしょう。月は女性、リリスは男性ですと関係は収まりやすいでしょう。逆の場合は、月がどれぐらいリリスの要求や言動を受け止め耐えられるかにかかっています。リリスは激しく暴れるでしょう。月は何をされてもリリスを見捨てたくありませんのでフラストレーションが溜まります、しかしまるで自分の片割れのようなリリスとどうしてもずっと一緒にいたいのです。リリスのずるい所は魔性のような魅力を備えている点ですが、特に相手が月の場合は他の惑星に見せることのない本性のようなものを全面に出してしまいます。リリスは月の包容力に安心して全てを委ねたくなります。リリスにとって重なる月はとても居心地がよく、失いたくない場所なのです。月を失うとリリスは母を失ったかのように情緒不安定になり、リリスを失うと月は子を失ったが如く心にぽっかりと穴が空いたようになるでしょう。この関係は出会いも別れも普通にはなりづらく決して忘れられないものになるでしょう。

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