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シナストリーのアスペクト 火星と海王星

僕の夢を叶えてくれる完璧なまぼろし

このアスペクトはとても複雑でロマンティックな相性です。1番強力なのは合です。金星と海王星の時はスムーズに理想と幻想の交換が出来ました。が、火星の場合は、欲求が強過ぎて、海王星に投影する理想が現実味を帯び、幻覚のような作用を引き起こします。火星の夢を叶える力を海王星側は完璧に持っている事は確かでしょう。火星側は一瞬で虜になり夢中になります、なぜなら夢が叶う存在がすぐそばに現れたのですから。海王星側も圧倒的な火星の情熱に絆されて簡単に気を許してしまいます。そして自分が火星側を幸せにできると確信します。

2人は一緒にいると幸せな夢を見る事でしょう。火星の願望は叶い、海王星はずっとこの幸せが続く事を願います。しかし現実は、火星は夢を叶えると微睡みから眼を覚ますのです。そして夢と幻覚に苦しむことになります。最終的には火星側は海王星側を完全に手に入れることを諦め離れて行く事が多い相性です。この、海王星の火星を惑わす力は強力過ぎて、火星は素直に受け止め過ぎます、そして欺瞞を抱くのも容易なのです。マレフィック同士の美しい幻覚のようなものですから、2人は確実に精神的にも一時的には他の何より満たされます。2人の世界は強固なものです。ただ火星は自分勝手で、疑い深く、海王星の見せる完璧な夢に不安を抱きやすいのです。海王星もまた火星を振り回すだけ振り回しますが、そんな不安定な火星を思いやれるほどの包容力はないのです。結ばれた後に虚無感を抱きやすいアスペクトであり、また、火星側が夢と幻覚の狭間で苦しみやすいアスペクトです。合以外ではソフトもハードも大体意味合いは同じです。強弱があるくらいでしょうか。火星側の欲望のスイッチを海王星側が上手くコントロール出来ることがあるとすれば、長く続くロマンティックな関係が築ける事でしょう。相性はそれこそ夢のように良いでしょう。このアスペクトは夢が覚めるギリギリまで全力で楽しむのもまたそれで良しの相性なのかもしれませんね。。

恋愛以外での相性は、火星側が何につけても海王星側に過剰な期待を寄せるでしょう。海王星側は特にハードでは鬱陶しく感じるかもしれません。合やソフトですと夢が大きく広がり、2人でその到達方法を一緒に探すことになるかもしれません。野心が高まる相性です。

ネイタルチャートのアスペクト 月と火星

ネイタルチャートにおける月のアスペクト解説です。

月は個人の性格に直接的に影響を与える惑星です。月がハードアスペクトだらけだったりしますと、物事を大袈裟に捉えすぎたり、自分を過小評価し過ぎたり、感傷的になり過ぎたりしやすいでしょう。つまり自分の心のコントロールが取りづらくなります。

コミュニケーション能力にもかなり影響を及ぼしますが、それは水星を中心に考えても良いでしょう。また、月は母親との関係も表します。男性にとっては妻も指します。女性の場合は女性としての自分自身としても解釈されますので絡む惑星によっては金運にも関係があります。

月と火星の衝

トラブルメーカー

かなり扱いづらいアスペクトです。非常に短気で、イライラしやすいでしょう。女性でしたらヒステリーかもしれません。男性ですと少々乱暴かもしれません。このアスペクト持ちは概して本当に喜怒哀楽や感情の起伏が激しいです、そこに自分で気づきません。そして自分の心をうまく取り扱う事がなかなかできません。自分自信の心に振り回されるでしょう。

月にこの火星のエネルギーは強すぎるのです。更に女性ですと男性を本気で怒らせるツボを知っています、が全く無自覚でコントロールが効きません、その上引くことを知りません。男性を非常に興奮させやすい女性だとも言えます。男女共明後日の方向で欲求不満になりやすいでしょう。

男性は特に短気からのトラブルを起こさないよう常に心掛ける必要があります。月と火星のハードアスペクト特に衝は個人が持つには扱いづらいアスペクトの1つです。

しかし木星や、海王星、金星からの強いソフトアスペクトか合があればかなり悪影響は抑えられるでしょう。がその場合でも、エネルギーは弱まりませんので、他人に向けられなくなったエネルギーは自分のかえり易いので注意しましょう。心が疲れやすいでしょう。

使いこなすことができれば合以上にエネルギッシュな情熱的な性格で、そのパワーは決して衰えず底をつくことがないでしょう。恐れ知らずで、物怖じせず、人が瞬く間に、何にでも果敢に挑戦するとにかく芯の強い人になるでしょう。

またこのアスペクトは女性ですと母親と諍いが多いか、男性ですとヒステリックな母親に子供時代振り回された経験があるかもしれません。

⭐️この衝を軸に木星、天王星または冥王星でTスクエアなどが作られると、かなり全てにおいて感情の破綻した性格の持ち主になるでしょう。いわゆるネジの外れた人でしょう。常識は通用しないでしょう。ある意味突き抜け過ぎてエキセントリックな魅力が出てくるでしょう。しかし、本人は足掻くでしょう、相当に精神的に脆い側面があることを注意しましょう。

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シナストリーのアスペクト解説 金星と火星

シナストリーのアスペクト解説です

シナストリーとはネイタルチャートを二重に重ねそこに生じたアスペクトから、お二人の相性を鑑定する方法です。不可思議なご縁や困惑のロマンス、その所以は一体どこにあるのでしょう?少しだけ生まれた瞬間の天空にヒントを教えてもらっては如何でしょうか。

金星

シナストリーにおいて特に恋愛面では最も重要視される惑星の1つです。金星は木星に次ぐ吉星であり、若く美しい女性そのものであり、飾られた魅力であり、贅沢であり、その贅沢を生み出すお金であり、単純に美そのものでもあります。ちなみに海王星は金星の上位星にあたり、美しさを超越した挙句全てのものを惑わせる凶星として存在しています。所謂芸術家が創り出す美は海王星が司ります。

金星と火星

異性との相性にはあって損はないアスペクトです。基本的には火星側が金星側に対し異性として一目惚れをするアスペクトです。金星側も無視する事は出来ません。お互いに気になる存在になるでしょう。ソフトであれハードであれ恋愛を激しく彩ります。

⭐️リードするのは常に火星側となります。ですので火星側が男性ですと自然な流れになります。反対に火星側が女性の場合で、かつ火星がハードなアスペクトをとる場合、金星側が女性の魅力の虜になり我を忘れやすいでしょう。

金星と火星の合

僕の壁に貼られたポスターは

典型的な恋愛アスペクトです。火星側は金星側を見た瞬間に強い魅力を感じます。早く仲良くなりたいなと願います。強引な行動を起こす事すらあります。とても相性が良いでしょう。遠回しに色気を感じるというよりももっと本能的な激しい感情を掻き立てるアスペクトです。金星側は大抵は、火星の押しに負け、その情熱を享受するでしょう。そしてそれはとても心地よく離れがたくなるでしょう。

金星側にとっても火星側はとても魅力的に映ります。恋愛にはぴったりの素晴らしいアスペクトです。直情的で激しく華やかな関係が築けるアスペクトですので、同性であっても同様に惹かれ合い仲良くなれ、様々な分野で楽しめる賑やかな2人になれるでしょう。この関係は男女共公の場ではとても目立ちます。

金星と火星の衝

鍵のない檻

激しい熱望を宿すアスペクトです。理性が最も働かない関係です。恋愛においてはその激しすぎる愛情が二人の関係に影を落とす事もあるかもしれません。それは相性が悪いのではなく、良すぎるのです。火星側は金星側を見つけるとどうしても関わりたくなります。金星側は火星側にとって可愛くて仕方がないでしょう。金星側は最初から手も足も出ない内に火星側に絡め取られてしまうでしょう。火星側は完全に金星側を自分の魅力の檻に閉じ込めてしまうでしょう。火星側の力が圧倒的に強すぎて金星側の思考回路をストップさせてしまうでしょう。

このアスペクトでは現実において会うと理性の効かない、何も考えられなくなる相性です。そのまま2人でずっと一緒にいたいと思うでしょう。離れがたく、金星側は振り回されて辛い思いをする事が多いでしょう。火星側の魅力の強さには到底敵わず完全に支配されてしまいます。しかし金星側は逃げ出したいと思いません、相性が良すぎて抗えないのです。お互いにそれが当然だと感じるでしょう。もし別れる事があったとしても、非常に忘れ難い相手となることでしょう。

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ネイタルチャートのアスペクト 金星と火星

基本となるネイタルチャートのアスペクトの解説です。

まず、西洋占星術のアスペクトというのはメジャー、マイナー含めてソフトとハードに分割されますが、ソフトが良くてハードが悪い、という単純な解釈はございません。働く作用の強弱の話であり、強ければ強いほど個人にとって扱いづらいというだけです。例えば、合は最も強力なアスペクトですが、惑星によって扱いやすさがガラリと変わります、衝では星同士が正反対に位置しますので力の働く向きが変わります、その分発生する引力が強いのです、スクエアは惑星同士が衝突しますので力は非常に強いのですが相当扱いづらいでしょう。上記のような対応も含めるとネガティブな解釈にもなるだけであり、本質的にはアスペクトは全て吉でも凶でもなくその惑星同士の力を引き出す点では何も変わりません。

⭐️コンジャンクションが1番強力で次にオポジション=スクエア>トライン=セキスタイル>以下同です。

金星と火星のアスペクト

金星と火星のアスペクトは、女性と男性、美しさと力強さと言った象徴の混じり合いです、これらは恋愛にも作用し芸術や趣味、その他情熱を費やす全てのものに応用可能なパワフルなアスペクトであり、人生を彩るには、また人格を特徴付ける際には優位なアスペクトです。

金星と火星の合

情熱のバズーカ砲

力強いアスペクトです。激しい情熱を心に抱いています。存在自体が華やかで何もしなくとも注目を浴びるでしょう。恋愛においては、とても単純で非常に魅力的な方々です、本能と恋愛感情が一致しますので、好きになると即激しい情熱を掻き立てられます。自然で魅力に溢れた恋愛表現が大得意です。

女性は男性的になりややガサツで奔放ですが強い色気が出ます、男性は男性らしさが増すか中性的になります。どちらにせよ魅力に溢れ、異性が本能的に大好きですし、同様に非常に異性を惹きつけます。恋愛相手に困る事は少ないでしょう。

趣味においても情熱を一身に傾けます、集中力が高く、感情が燃えやすく根が性急な為スピードの出るようなものがとかく好きでしょう。また、趣味に夢中になりすぎて全く恋愛をしなくなる方もいるでしょう。

激しい情熱の渦は芸術家にも向いているアスペクトでもあります

金星と火星の衝

情熱の散弾銃

合と共にとても強い影響のあるアスペクトです。こちらも恋愛において大変有利に働きますが、異性が好きすぎて自我のコントロールが効きづらくなります。目移りし過ぎて本気の恋愛が長続きしない、または本気になりにくいのかもしれません。

少々欲張りで美味しそうな物は全て食べたい、といったタイプです。魅力には溢れており、異性を惹きつけますので恋愛相手に困ることは少ないでしょう。ただ情熱も溢れすぎてそれが多方面へと発散されますので、集中力は散漫でしょう。恋愛に振り回される事が多くなるかもしれません。

多趣味でしょう、しかし浅い浅いところで止まるでしょう。使いこなす事が出来れば非常に有力で魅力的なアスペクトです。