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美しさを表す小惑星リスト

美を表す小惑星

小惑星リストにも美と魅力でまとめてありますが、数が多いので単に美しさを表す小惑星をこちらに全てまとめていきます。
美と魅力の星と重なる点はご了承下さい。
簡単な意味を添えますがあくまで、その星の美の一面のみの単純な解釈ですのでひとつひとつの深い意味は個別ポストをご覧下さいませ。ただどの星もアセンダント(外見)、太陽(本人)、MC(他者がそのように区分けして見る)に目立つ絡み(特に合)があれば、外見が美しいことを示唆します。(金星の格式は重要です。)
一言に美といっても、個性いっぱいそれぞれです。
単純には他、月に絡めば性格、感性、肉体、又は母親が美しい、水星は、声、所作、文章、会話、火星は女性であれば理想の男性又は異性に対する行動です。
美の王者金星ですが、金星とアセンダントはあくまで美や愛情、優雅さ、王女様のような綺麗な美しさであり、官能的な魅力は元々ありません。官能的な魅力は他惑星との絡みで見ます。特に火星や冥王星です。海王星は他者を惑わす点で官能的な魅力が出ます。天王星は衝撃を金星の美に与えます、驚くほど美しいとも読めます(一目惚れも指します)。
上記を踏まえて金星と小惑星との絡みを見ると金星の美しさに何が付加されているのかわかりやすいです。
例えばEros(官能)やSappho(中性的、芸術、官能)と絡むと美しく非常に官能的です。更に細かくはErosの方が激しく、Sapphoの方が洗練されます、といった風です。

※またリリスアセンやMC合は典型的な異性に非常にモテる配置ですが、悪い感受点であり、また星ではなく、美を表す事もないのでこちらでは省きます。


※ホロスコープは総合的にご覧下さい。
こちらは謂わば素材リストですので、
美しさのアスペクトのページも合わせてご覧になると良いです。

金星から派生する美の小惑星

Aphrodite (1388):誘惑、支配的な美と官能と愛の女神。金星と冥王星の絡みよりも強い官能的魅力を持ちます。
Astarte(672):アッシリアの美と愛の女神
Innannen(3497):シュメールのヴィーナスIshtal(7088):バビロニアのヴィーナスHathor(2340):エジプトの美と愛の女神
Sreelakshmi (33590):ラクシュミ、ヒンドゥーのヴィーナス
続きます

美を表す小惑星

アフロディーテ、ヘラ、イシスは3大美女小惑星です。

Juno(3)/Hera (103):浮気し放題のゼウスとその復讐、また華やかなアフロディーテの影で忘れ去られがちですが、実はアフロディーテよりも美貌の女神。更に永遠に若い。
Iduna (176):永遠の若さを約束する金の林檎を保持した北欧の女神、完璧な美。
Artemis(105)/Diana (78):気高く誇り高い。凛々しい男勝りの美しい女神。
Nadherna (5089):目立つ、素晴らしく美しい。
Isis(42):エジプトの女神、純粋で大らか包み込む美、特に身体が素晴らしく美しく魅力的。
Swaan (4082):優雅で美しい
Psyche (16):ヴィーナスより美しい人
Blume (18106):ドイツ語で花、愛嬌、惹きつける
Ajlaja (47):素晴らしく美しい、非常に目立つ
bella (695):美人、アフロディーテに似る
Glo (3267):輝くばかりに美しい、スポットライト、ハードは悪目立ち傾向
Chione (6261):スノーホワイト
Charis (627):三人の美しいニンフ、美しく、創造性があり、カリスマ的。他者を凌駕する魅力
Charliko (10199):優雅さ、魅力
Galatea (74):彫刻のような理想の美、現実逃避
Thetis (17): 才色兼備、美しく官能的な海のニンフ
Parvati (2847):美しさ、優しさ、夢を実現する力。望みが叶う。
Nymphe (875):いつまでも若々しく自由奔放な魅力的な美女達。
Reiz (3871): 扇情的な美しさ。
Herena (101):トロイ戦争の引き金にもなった絶世の美女
Eva (164):女性的な優しさ、美しさ、多産
ptah (5011) :エジプトの美を司る神
melusia (373):幻想の世界の登場人物ですが美しく魅惑的、人魚姫
Esther(622):従順で、神に救われる美女、抗えない魅力
Penelope(201):決して夫を裏切ることのないモテモテの美女
Cleopatra / Kleopatra(216):世界で最も有名であろう女性のファラオ、運命の女性、スキャンダルの多い恋愛、名声、美貌、性的アピール、強い女性
Nefertiti (3199):最も美しいファラオとして有名です。リーダーシップ能力を持つ美貌の女性

続きます

魔性の美しさを表す小惑星

Lucifer (1930): 外見は非常に美しい悪魔
Circe (34): 異性を誑かす魔女
Medusa (149):男性嫌いの美女
lamia(248):リリスに似た小惑星、誘惑する美女
Salome(562):冷酷な美女
Godiva(3018):全く飾らない美、自信があり無慈悲
Sirene(1009):魔性の美女、誘惑と破滅。一目惚れ
Loreley (165):魔性の美女、美貌で誘惑する。一目惚れ。
Frigga (77)/Freja(76):北欧の魔性の美女
Persephone (399):春の国から囚われた闇の女王。
Fox (16248):狡賢く、抜け目がなく、異性的な魅力が強い小悪魔。

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ネイタルチャートにおける魔性の男性 遊ぶ?遊ばれる?憧れる。

魔性の男性って

魔性の女性はよく聞きますが、その逆の魔性の男性の定義とは何でしょうか?あまり魔性の男性という言葉は耳にしませんね。しかし女性はいつの時代も男性に振り回され、男性を振り回してきました。これが男性からすると魔性の女性という定義が確立されているのだとしても、未だ女性は男性と対等の立場になろうとするには男性のように振る舞うしかないように聞こえてなりませんがどうでしょう。男性には男性らしさが、女性には女性らしさが求められ、その不公平を無くす為には性別を交換するのではなく、否定し合う事でもなく、主張する魅力を互いに同等のものとして認め合うことかもしれません。勿論中性的な魅力も含まれます。人間的な魅力、生きるに於いて最も大事な定義がそれは不公平な定義、とこちらではされるのかもしれませんが。

魔性の提議

●こちらでとりあげる小惑星は1、5、7、8、10、11室に入っているのが条件となります。

木星と火星の合とソフトアスペクト

男性にとってはとても有利なアスペクトです。男性的な魅力が増大するので、フェロモンでしょうか、が増えるでしょう。男性として個人の魅力が非常に強い配置と言えます。

太陽と金星の合

海外の男性モデルはこちらを割とよく持っている傾向があります。女性よりも男性向けの美しいアスペクトのように感じます。中性的であることも多いです。タイトな合よりも少々離れている方が良いです。

アセンダント蠍座

こちらは、確かに性的魅力の強い男性に多い配置です。色気でしたり、男性特有の魅力が強いように感じます。女性ですと何故か射手座アセンダントが性的魅力が強いと人気ですが、理由が不明です。月が女性サインなのでしょうか。こちらはわかりやすいですね。

太陽が天秤座

こちらは昔ながらの?典型的な女性に人気の男性の太陽星座の配置です。確かに彼らは、非常に物腰柔らかく人当たりが良く、価値観が公平で女性に優しく魅力的な方が多いです。かつ、女性好きですからわかりやすいでしょう。

1ハウスに冥王星

こちらは蠍座アセンダントに似ていますが、同様にとてもセクシーです。存在感またカリスマ性、野心、男性的に必要なものを備えた配置です。非常に魅力的でしょう、特に年上だと関係はすんなり行くでしょう。

1ハウスに月

とても優しい方が多く、女性的でもあり魅力的です。とにかく優しいので、些細な言動で異性を誤解させることが多い罪作りな男性が多いでしょう。その笑顔は自分だけに向けられていると感じる、親近感を超越した誘惑的な個性を持ちます。

火星と金星の合

こちらは男性ですととにかく、外見に関係なくモテます。精力的にも非常に強い方が多いです。女性から寄ってきます、こちらは女性でもそうかもしれませんが男性の方が顕著でしょう。このアスペクトは男女ともモテますが、女性でしたらソフトの方が良く男性でしたら合が1番良いです。カリスマ性もありますが、男性からの嫉妬にも注意するべき配置でもあります。

月が山羊座

こちらは一般的に月に山羊座または牡牛座はとても人気のある配置なのですが、個人的には男性は山羊座、女性は牡牛座が特に魅力的に感じます。やはり山羊座は男性的な要素が強いですので、権力指向であっても、他者に冷たく見えても、性的に魅力的に感じます。冷静であるのが良いと言う意味ではなく、山羊座は内面に熱い欲望と野心を秘めています。そこが非常に他者の好奇心をくすぐるでしょう。ベスタMC合などにも似た魅力です。公には冷静に見えて、内面は、ですね。

月と金星のトライン

こちらは、女性は時に男性を友人のように感じたいと思うでしょう。それを叶えてくれます。大抵の男性は女性の長話にうんざりするでしょうが、このアスペクトがある方でしたら大丈夫です。女性の心理を自然と理解できる方法を心得ています。ただ、とても女性好きですしモテますので、友達!と思い楽しく遊んでいるとあっという間に誰かに持っていかれるでしょう。

3ハウスに海王星

コミュニケーションの取り方がとても優しく美しいです。女性は男性に幻想を求めますが大概が裏切られますが、こちらの配置は少なくとも表面的には非常に理想的な男性に映ります。話し方や所作が魅惑的で、女性は簡単に誘惑されるでしょう。

水星と海王星の合とソフトアスペクト

魅惑的な話し方や交流の仕方と言えばこちらのアスペクトです。こちらのアスペクトは女性も男性も魅力的でしょう。声、会話、仕草、その内容もまた他者を夢見心地にさせるでしょう。

水星と冥王星の合とソフトアスペクト

こちらはとくにソフトが良いです。とても男性的なアスペクトで、他者に対する説得力があります。また発する言葉による影響力が非常に強いです。男性的なカリスマ性を強く放つでしょう。非常に知的なアスペクトですので、合ですとやや他者が追いつきづらいです、がカリスマ性でいうと合が1番でしょう。男性として憧れられるアスペクトです。

火星と冥王星のソフトアスペクト

こちらはとても強い精力的なアスペクトですので、女性が持つには強すぎます。男性でもハードは強いです。ただ激しい性的魅力があるのは確かです。男性のこのソフトアスペクトは丁度緩和され魅力的でしょう。ただやはり非常に男性的な性的魅力と言えます。獲物を捉えるようなゾクっとする官能的魅力を持ちます。

小惑星クピドとアセン、パーソナルプラネットの合

クピドは常に恋する小惑星です。こちらがネイタルチャートで目立つのでしたら本気の相手としては気をつけましょう。彼らは恋愛上手ですしとてもモテるでしょう。しかし彼らも本気になるかどうかはこのアスペクトを持たない人に比べ、非常に難しいでしょう。

小惑星アドニスとアセンダント

アドニスは男性的な小惑星で、男性が持つと威力を発揮します。このアスペクトがあるとソフトでもハードでも非常に外見的に美しく魅力的でしょう。とてもモテるでしょう。女性のチャートですとアドニスが絡むとそこに惹かれるとなります。

小惑星Casanovaとアセン、太陽の合

こちらもとても男性的な小惑星です。男性の性的魅力というとこちらは外せないでしょう。非常に誘惑的で、更に魅力的で女性はすぐにその気になってしまうという、とにかくモテる小惑星です。良い男で、悪い男というとこの星が思い浮かびます。

小惑星エロスとアセン、太陽の合

こちらは女性が持っても同様ですが男性が持つとより真価を発揮しますし、悪い面も出てきます。悪い面とは、この星を男性が目立って持つと性的に遊び好き、女性好きな面が強くなりますですのでお分かりのように、女性が持つよりも危険な星となります。性的に非常に魅力的で遊び好きな男性です。他のパーソナルプラネットとの絡みはそこまで警戒せず大丈夫です。

小惑星エロス、クピドと土星の合

土星は通常は抑えるのですが悪い星を、この小惑星は悪い星では無い上に男性が持ちますと、土星の執着するという面が強く出ます。さて何に男性は執着するのでしょうか?答えは簡単ですね、ですので男性がこのアスペクトを持つと要注意となります。

小惑星Adamsとアセン、太陽の合

非常に男らしい男性でしょう。まさに男性の中の男性ですから、理想の男性像である事でしょう。力強く、頼もしい、いわゆる男性そのものの魅力と言えます。

小惑星Ganymedとアセン、太陽、MCの合

こちらはいわゆる、男性版パトロンの星です。魅力的なのは当然ですが、パトロン運が強いです。特にMCとの合ですとその性的魅力でバックアップが付き一気にキャリアアップできるでしょう。

小惑星Narcissusとアセン、太陽の合

非常に我儘で自惚れの強い自我を与える配置ですので、付き合うには要注意となりますが、魅力の面では特に男性は一目置かれる存在になり易いでしょう。本人にとっては虚しいものであるのですが。複雑ですが魅力的な配置です。

小惑星Priapusと木星の合

肉欲の小惑星ですので男性的です。特に木星が絡むと非常に性的に魅力的に見えるでしょう。肉体美かもしれませんしフェロモンかもしれません。とにかく精力的にも強い事でしょう。

5ハウスのステリウム

5ハウスは楽しい恋愛のハウスですが、短い遊びの恋とも解釈できます。偏った見方ですが、遊び人かそうでないかを見るとき5(恋愛が遊び)、7(結婚より遊び)、8(性的な遊び)、10ハウス(社会的に遊び相手)となるので、各部屋の支配星が5ハウスに入っている事が多ければ彼は遊び人という解釈もできます。よってステリウムですとその可能性が高くなりますので、そうなります。

続きます

ネイタル/シナストリーにおける危険な小惑星メデューサ

小惑星メデューサとは

メデューサはかなり有名かと思います。蛇の頭、目が合うと相手を石にしてしまう、あの化け物ですね。しかしメデューサは最初からあのように産まれた訳ではありません。諸説ございますが、メデューサは3人姉妹の1人で他の2人に比べとても美しく何故か彼女だけ人間でした。彼女はこの家族間の問題にも悩みますが、最も辛かったのは彼女だけ人間であった点です。

さて彼女は美しく若い女性へと成長してゆきます。そしてパルテノン神殿、つまりパラスアテナが女主人として支配している神殿で暮らすことになります。またポセイドンにメデューサはメロメロだったと言われます。が彼女はポセイドンに手酷く傷つけられたようです。更に彼女には自分を主張するものが美貌しかありませんでした。ですのでパラス達の目の前で彼女はいつもその煌びやかな長く艶めく豊かな髪と若々しい美しさを見せびらかして過ごしたようです。知恵の女神であるパラスはそんなメデューサを見て、彼女に無知の罰として、あの蛇の髪と目が合った瞬間相手を石にする化け物へと変えてしまいました。メデューサは、好きな相手に傷つけられた挙句に罰を受け、もう誰ともまともに交流出来なくなりました。何故なら会話したくとも相手は目を合わせれば石になり、自分の外見はただの怪物と化したからです。

こちらの小惑星が示すのは、異性への一方的で性的な挑発と嫌悪感、反応した異性への苛めです。彼女は男性を過激に挑発し誘っては、それに反応した事に大きな怒りを覚えます。そして罰として自分に言い寄ってきた異性をいじめ抜きます。メデューサはコミュニケーションが取れません。救いもありません。あるのは外見に対する失われた自信と、そこに反応するものに対する嫌悪感、そして復讐のような苛めです。非常に危険な小惑星の一つです。

ネイタルチャート

メデューサが目立つネイタルは基本的に男性嫌いです。がしかし何故か、異性を挑発するのが大好きです。地味な格好などしません、自らの外見的な性的な武器と思えるものを全面に出して、異性の注目を浴びようとします。そして彼女に寄ってきた異性をこっ酷く貶すでしょう。それでもその異性がいなくならない場合は、とにかくいじめ抜きます。目立つアスペクトの場合綺麗な方が多いです。

メデューサとアセン、太陽、ヘッドの合

彼らは無意識に異性を性的にわざと挑発します。露出が高かったり、何をもって性的な挑発と取るのかは個人によるので省きますが、とにかく女性でしたら特に女性の武器を使います。しかし彼らには自覚がありません。ですので、それで寄ってきた異性をひどく貶します。外見的に褒められる事に酷い拒否反応を示します。それでも逃げずに側にい続けると彼らの苛めが始まります。方法はわかりませんが、彼らの感情の吐口として使われる事は確かでしょう。かなりキツいタイプの魔性の女性でしょう。かつ彼らは根本的に自信がなく、放っておけない雰囲気まで持っています。男性であっても同じです。

続きます。

ネイタル/シナストリーにおける小惑星クピド 恋の矢が命中したら?

小惑星クピドとは

本当に大好きで楽しかったけど、愛してはなかった

クピドはエロスの別名ではありますが、小惑星においては意味が随分と変わります。エロスが放った恋の矢そのものの星です。この矢が刺さると途端に恋に落ちます。恋に落ちた瞬間の胸の高鳴り、ドキドキ、思い出しますか?この星との絡みは常に新鮮にそれを与えてくれます。さてしかし、恋は一体いつ愛に変わるのでしょうか???クピドが司るのは常に、恋の始まり、又は恋に夢中になっているその瞬間のみなのです。確かにそれはとてもとても楽しいことでしょう。本気の愛に移行するには他の強い愛の星とのアスペクトが必要不可欠です。遊び相手としてはこの星と絡むと最高に楽しめることでしょう。いつまでもいつまでも大好きは覚めません。

ネイタルのアスペクト

とても魅力的な方々です。恋の達人でしょう。ただ好きになったお相手がこのアスペクトを持っていたら?少し注意した方がいいでしょう。だって彼らはいつも本気に見えるんです。そして本当に好かれていると相手は思うのです。

クピドとアセン、太陽、ヘッドの合

大好きだよ

かなりの惚れっぽさ、そして好きになった相手をその気にさせる強い魅力を持ちますが、非常に危険な魅力でもあります。なぜならいつも本気で恋に落ちるのです。そう、彼らは沢山沢山恋に落ちるでしょう、しかし彼らはいつ本気になるのでしょう?愛とは真実であり、そんなに沢山見つかりません。とても魅力的な方々である事は確かです。

続きます

シナストリーのアスペクト

シナストリーではクピドの矢は惑星から放たれます。ですので、惑星側の事をクピドは直ぐに大好きになります。しかし気をつけるのは惑星側です、なぜなら、クピドは恋をしているのです、本気で。それはとても良くわかり、囁かれる甘い言葉に最終的に騙された!、と思うかああ、本当だったと思うかは、季節も変わり何もかも景色が変わった後の2人の行く末次第となるでしょう。永続性を示唆する強いアスペクトは必須の関係です。

クピドとパーソナルプラネットの合

恋は愛に変わるものだと思ってた

クピドは惑星側に夢中になります、太陽なら一目惚れかもしれません、月なら性格、水星なら仕草、会話、火星なら性的魅力や、男性らしさ、金星でしたら美しさ、その愛情表現など、様々ですが、大抵2人は恋に落ちます。クピド側の好きだという気持ちに嘘偽りがないので、惑星側は安心して好きになるのです。そしてそれはお互いの間で何度も何度も繰り返されます。2人でいると何度も好きになります。同じ会話を続けるでしょう、ここが好き、やっぱりそんな所が好きと、大好きだよ大好きだよと、とても楽しいでしょう。ただ惑星側が本気になった時に、クピド側はその心をボロボロにして去ってしまうかもしれません。

クピドとヘッドの合

愛されてると思ってた

クピドとのシナストリーで1番切ないものかもしれません。こちらのみが目立つチャートは要注意です。ヘッドは過去生からのギフトであり前向きな人生の未来へのテーマです。クピドはヘッドをとにかく人間として大好きになります。どこが好きというより、クピドはヘッドの未来にずっと関わりたいと思います。この関係性はクピドとの関係で最も長続きするものではあります。ただ、よく考えてみてください、クピドはずっと恋をしていたいのです。ずっとずっと、恋愛だけを楽しみたい、2人で。ヘッド側もそんな関係が楽しく、クピドとの恋愛を心から楽しむでしょう。ヘッド側もそれでよいのです。2人のテーマは同じです。ただ、決して結ばれない2人であるかもしれません。この2人の目的は言わば永遠の恋人です。そもそも息は長いので、関係性の存続はヘッド側次第と言えます。ヘッド側が本気になった時点でヘッド側はクピドに愛がない事を知りこの未来は大概が強制的に終了されます。力関係はヘッド側が上であるので、クピドも非常に傷つく忘れられない関係となります。恋人の様な永遠の友達をあなたでしたら愛し続け、側にいられますか?

続きます。

ネイタルチャートにおける魔性の女性のアスペクト

魔性の女性達

魔性の女性とはなんでしょう?相手の男性がどんどん生気を吸い取られる、相手の人生を狂わせる、でもどうしても離れられない。または美しく魅力的で賢く、男性の上に立って手の平で転がしてしまう。つまり男性は振り回されるだけ振り回され、手には負えない女性、でも離れられない。酷く冷たい目にあったのに他の誰と付き合っても忘れられない女性。色々定義はありますが、そのような女性の片鱗を現すアスペクトをまとめていきます。こんな女性がいたら気をつけた方が良いかもしれませんよ?あ、もう遅いかもしれませんけど。

魔性の女性の条件

●性的な惑星(火星、金星、冥王星)、性的な小惑星は、1ハウス、5ハウス、7ハウス、8ハウス、10ハウスに多く在住する事。

●リリスが1ハウス(わかりやすく本人がリリス)5ハウス(カジュアルな恋愛のリリス)、7ハウス、(対人面がリリス)10ハウス(社会的な面がリリス)、11ハウス(リリス的な事柄に群がる集団)に在住する事。

●太陽が、1ハウス、5ハウス、8ハウス、10ハウスに在住且つ火星、金星、冥王星、海王星のどれかとアスペクトがある事。

★条件を満たした後以下のアスペクトを見ます。以下のアスペクトはその特徴的な部分であります。

月が8ハウス

とてもミステリアスな方々です。良い意味で何を考えてるのか他者にわかりません。異性は惹かれるでしょう、そしてその奥底から彼らは彼らの欲望をジワジワと滲み出させるのです。非常に隠れた官能が強い方々で、一見大人しい方が多く親密になればなるほど他者は引きずり込まれるでしょう。

火星が牡牛座

こちらは格式は悪いですが(だからか?)火星は激しい情熱的な星なのですが牡牛座のおかげで、全ての動きがスローモーションです。女性ですと攻撃的な角がゼロとなります。仕草も動きもゆっくりで、同性からはノロノロしているように映るかもしれません。しかし異性から見ると攻撃性のない女性の色気と言ったらないでしょう。しかも格式が悪いので、どこかボサッとしていて隙があるのです。しかも牡牛座ですから5感が発達しており敏感そのものです。親密になれば堪らないでしょう。常に受動的な火星です。

土星と冥王星の合とハード

どんなに外見が優しそうに見えても、親切でも、彼らは強く、しぶとく、自分の意思を曲げません。更には、彼らは大抵幼少期に父親とうまく行っていません。もしくは父親と何らかの確執や問題があった筈です。ですので大きな課題を男性に投げかけます。それを負担と感じるか、頼りにされていると感じるかは個人に寄るでしょうが、彼らに関わることは底無しの沼のように深くひきずられていく事である事は確かでしょう。

アセンダントのサインが真逆の相手

こちらはネイタルと言いますか、シナストリーですが、簡単にオーブを取らずサインのみでも分かるので入れます。(オーブを取った方が影響は強力ですが)アセンダントとアセンダントの合は単純にとても性的な相性が良いですが、それよりもっといいのは、アセンダントとディセンダントの合、つまりアセンダントとアセンダントのオポジションです。こちらの方が強烈に惹きつけ合いますし、パートナーとしてお互いに理想的に映ります。物凄く外見の好みが合い性的な相性が非常に良いのです、まあこの相手とは色々あっても離れ難いでしょう。その個人にとっては魔性の女性となるでしょう。

水星とリリスのソフトアスペクト

リリスとパーソナルプラネットや冥王星のアスペクトはどれも性的魅力が強くなりますし、水星よりも火星や金星、冥王星の方がわかりやすく強いのですが、ちょっと強すぎます。水星はその仕草や声や話し方、コミュニケーションの取り方に隠微な性的魅力が宿ります。その繊細さがリリスの強さを緩和し、丁度良く魅惑的なのです、正に魔性的な女性でしょう。特にソフトが良いです。合も良いですが、この魅力は繊細さが要ですので扱いが難しいです。

冥王星がカルミネート

非常にミステリアスで性的な魅力の強い配置です。この魅力は陽性ではなく陰性ですので、他者の生気を吸い取ってしまうような、少し怖いような激しい官能性があります。手を出すのを怯む、けれどついその闇に惹かれて、触れてしまったら最後、ズルズルと彼女の深みにハマってしまうかもしれません。

ジュノーと太陽、アセン、または金星の合

結婚相手としてとても魅力的な性的アピール力の出る配置です。とても純粋に見えます、ですので異性は本気になりやすいでしょう。がしかし彼らは結婚相手を冷静に選びますので、自分だけが本気で、と言ったことも良く起きるでしょう。意図せずに異性を本気にさせ易い方々です。

Nympheとアセンダント、太陽、ヘッドの合

彼女たちはとても自由奔放です。罪悪感も、悪意もありません。ただ多くの男性はやはり自分以外の男性と接触して欲しくはないでしょう、特に本当に愛していたら。しかし彼らは純粋すぎて本能に忠実です。ですのでコントロール不能な相手となります。本気になったら負けなんて酷い言葉もありますが、彼らと接すればその意味がわかり易いでしょう。そして、彼らを裏切れば彼らはあなたを決して本気で相手にはしないでしょう。

メデューサとアセンダント、太陽とヘッドの合

彼女達は異性に嫌悪感がありながら、無意識に性的に挑発を繰り返します。そしてそれに釣られてしまったら、酷い言われようにあった上にこっ酷く扱われます。もし付き合ってしまったら?彼女達に優しさを期待するのは辞めましょう。優しくないわけでは勿論ありません、しかし付き合った相手には、優しくないのです。

続きます

ネイタルチャートのアスペクト 小惑星Nymphe

小惑星Nymphe 異性を虜にする自由奔放な性的魅力

Nympheは非常に性欲が旺盛で、活発です。自然とも美しく調和していて、若々しいエネルギーです。ただ少しその魅力は過剰なようです、性的な事柄にも夢中になりすぎるでしょう。経験も豊富でしょう。しかしそんな剥き出しの性的欲求の星ですがリリスと違い、極めて陽性で純粋です。積極的に性的な事柄に関わり、たっぷりと楽しみ、飽き、離れ、また好きな時に自由に楽しみます。いつまでも若々しく枯渇しない性的エネルギーと魅力の塊です。他者の欲望に簡単に火をつけ、思う存分楽しんだら、また次の楽しみを探しにゆくでしょう。

男性の性的欲望の方がコントロール不能だと一般的には言われますが、果たしてそうでしょうか。Nympheは過去に差別的な心理学用語にもその元として使用されていました。と言った事からわかるように女性の自由を押さえつける男性的な風潮がありました。占星術におけるNympheはそんな闇の側面を抱えてはいますが、とても自由な人間の欲望、自然な交じり合い、調和、その渇望を示しています。朗らかな森の妖精たち、又は若く美しい女性が語源です。

※後述しますが、Nympheと土星のアスペクトは、あまりにもNympheのエネルギーが強過ぎる時以外は単に妨害となり個人に良くないです。

Nympheとアセンダント、太陽の合

非常に性的な欲求が強い方々です。しかしそれは自然なものです。性的魅力は過剰気味でしょう。Nympheの欲求とは決して嫌らしいものではなく、抑圧すべきで無い自然な欲望を解放しているだけにすぎません。自由奔放で他者への性的引力もとても強く、心は子供のように純粋で、大変魅力的でしょう。自然と恋愛経験は多くなることでしょう。又はスキンシップが大好きです。

Nympheと月の合

正にNympheが輝く配置です。私達が想像するNympheに最も近い精神性を持ちます。月は身体という意味もありますので、自然の中で体を動かすのが彼らにとって最も良いストレス解消となるでしょう。大自然の中で思い切り笑ったり、走ったり、又は、そういった開放的な環境に身を置く事が彼らの精神に最も重要です。非常に性的にも開放的ですが、欲望に忠実というよりそれは自然の中での一律した行為の一環ですから、それはとてもいい精神と体の融合となるでしょう。現実と照らし合わせますと精神と肉体の間で傷つきやすい繊細な配置ですが魅惑的です。

続きます

ネイタルチャート 小惑星Nessus(ネッスス) 12ハウス別編

小惑星Nessus(ネッスス)とは

Nessus(ネッスス、ネサス、ネッサス)は正に小悪魔の星(悪い面が出すぎると悪魔になってしまいますので要注意!)です。自分の中に巣食う悪の部分とされている有名な小惑星で、シナストリーで惑星と絡めば惑星側を徹底的に虐げ、惑星側は反抗すらできません、まるで何かに取り憑かれたようになって、離れたいとも思いません。されるがままです。ネイタルでは土星と木星とキロンと絡む以外では悪癖が様々な面で増長されます。強すぎる欲望、執着、小悪魔的な行動、やめられない誘惑、考え方の悪い癖、他人を巧妙に操作する、しかしどれもが意識化で行われわかっていながら反抗もしないのです、そこがこの小惑星の最も怖いところでしょう。本人は大したことではないと思っていることが多いのです。リリスの悪の面は弱点であり裏の顔でしたが、こちらは堂々と表、人生において涅槃に達するまであなたに取り付いて回るでしょう。どんなに良い人、素晴らしい人でも、その行動や考えはどうなのかと疑問に思う部分はありませんか。正にその部分です。この世に完璧な人間などいないのです。それをよく教えてくれる小惑星と言えるでしょう。ただそう、とても難しい部分ですが克服できないわけではないのです。いわゆる加害者の星ですから、迷惑をかける前に在住ハウスを知り、注意して改善するのも1つの手ではないでしょうか。

※こちらではなるべく前向きに解釈しておりますが、Nessusは性的で加虐の強い星ですの目立つアスペクトは全て注意喚起となります。詳しくはNessusとDejaniraのポスト(追加予定)をご覧下さいませ。

またNessusは単純には異常な執着心を示します。全てはそこから生み出された支配欲、強迫観念、性的欲望を示します。

1ハウスのNessus

だから俺が言ってるんだから、わかるでしょ?

こちらは要注意の配置となります。可愛く言うと、ジャイア◯の配置です。とにかく、自分が地球上で一番上の存在だと思っています。プライドが高いとかそう言った次元ではなく、彼らの思考では常に上下関係があり、そして自分は1番トップなのです。非常に扱いづらい配置で、幼少期から変わることはないでしょう。土星がとてもいい指導者となりますので、ネイタルで土星とのアスペクトが合かハードで必要です。又はキロンのソフトです。でなければいじめっ子として有名になってなってしまうかもしれません。恋愛では、肉食系そのものです。男女共そうです。欲しいものは自分で掻っ攫って行くでしょうし、他人に取られれば憤慨します。束縛も激しいながら自分自身は自由でしょう。王様ですから。しかし実は王様なのかと言うとそうではなく裸の王様であり、女性であればグループ内のヒエラルキーで上に立つ事に躍起になり快感を感じますが、それ故に人望はありません、敵も作り易いでしょう。勇猛果敢である事は頼もしいものですが、他人を蔑ろにしては元も子もありません。ふと気がついて1人になってしまった時に、更生し真っ当な道を歩いて行けば、希望が見えてくるでしょう。グループ内のリーダーや女王蜂を手に入れると嬉しくはありませんか?そんな小悪魔的な存在ではあります。王様になりたい故に決して一匹狼になれないという弱さを持ちます。

2ハウスのNessus

ねえねえ、このメイクどう?!いつもより可愛い?

こちらのNessusは、お金と自分の美貌が大好きです、そもそも牡牛座のハウスですから5感と美しさには執着があります。物心つく前は私はお姫様、その後は買い物や、高級品、コスメが大好きで、気づくとすごい額になっていた!方も多いでしょう。鏡を見るのも好きです。が、いわゆるナルシストではありません。綺麗かどうかのチェックを怠りません。こちらのNessusの最も良くない部分は、もしどうしても欲しくてお金がないのなら、借りちゃえばいいじゃない!親や彼氏(彼女)に貰えばいいでしょ!そんな考えを自然にしてしまいます。お金が大好きなのに稼ぐより誰かに稼いで貰おうとします。欲しいものの我慢など勿論できません。自分でお金を稼ぐことに誇りを持っている人間からすると理解不能でしょう。もちろん罪悪感などありません。彼らには当然の考えなのです。一方で、美貌の持ち主やモデルなどの職業にはとても向いています、美しくなること、着飾ること、化粧品などに糸目をつけませんし、美意識が非常に高いです。恋愛でも人よりお金に目が行きます、これは悪意はなく(ここが小悪魔なのですが)単純に高い服、高いバッグ、高いコスメ、スパ自分を美しくすることが出来るお金が欲しいのです。とても単純です。しかしこの方達は本当に、お金持ちと結婚するべきです。でなければ、夫や妻を延々といじめるでしょう、なぜ自分が綺麗でいられるお金がないのか、と。配偶者が可哀想です。リッチな方になぜか愛される配置でも有りますし玉の輿も多いです。8室に太陽や木星、金星が入っているとバランスが良くなり金銭面での悪い面が目立たないでしょう。ただお金のかかる人だと思われるのはもう仕方がないです。

3ハウスのNessus

コミュニケーション能力の非常に優れた知的なネサスです。言語、取引、文章において他者をうまく操り自分の思い通りにしてしまいます。キロンや土星の合ハードでしっかりブロックしませんと、ぺらぺらぺらぺら確証が有りもしないことも真実も含め、大きく自分の都合に合わせて景気良く喋り、他者を納得させてしまうでしょう。この配置の方は、エッセイストなどには全く向きません。一時的に人気は出るかもしれません。文章力説得力は多分にあっても、他者の本当の参考になりません。また、初等教育の場でも非常に賢く、強いもの弱いものを見極め、彼らを自分の支配下に置こうと努めます。親に上手く嘘をつくのも得意です。ですので幼い頃は周囲に警戒されやすいでしょう。
こちらは男女関係においては非常に小悪魔的要素が強いです。彼らは基本的に喧嘩を好みません、問題が起きても話し合いで全て解決しようと試み、時には表沙汰にならない脅迫的な手段すら使用することを辞しません。会話や交渉で彼らに勝とうと思うのは無謀としか言いようがなく、気づけばNessus側の持論に納得し従う自分自身を発見し驚くだけ、となることでしょう。こちらのNessusが恋人であったら?口論はやめましょう。他者がどんなに注意しようとだってお相手がそういうんだからいいんだよ!で終了する関係です。変だと思ったら距離を置いてよく考えてから連絡を取りましょう。またご自分がNessusであったら、うまく相手を自分の手のひらで丸め込もうとするのをやめましょう。非常に気付きづらく、でいて影響が強いので、かなり賢く厄介なNessusと言えます。

4ハウスのNessus

家庭内において、非常に強い力を持つNessusです。このNessusは責任感や保護精神の塊で家族を守ることを第一と考えます。ですのでNessusの中では良い部分が多々見受けられる方でもありますが、やはりNessusはNessus、家族からは頼りにされつつも陰ながら嫌がられ恐れられている事でしょう。家庭を良い意味でも悪い意味でも守り支配する存在です。支配が行き過ぎると他者に脅威とストレスを与えます。また性的な意味も多分に持ち得ます。
恋愛関係においては、相手を親身に、過保護に守り通します。優しく甘やかして、自分の範疇で自由にさせ、相手の心を知らず知らずに操ります。自分がいないとダメだとジワジワと思い込ませるでしょう。そう、家族にもその様にしたように。優しいようで非常に怖いNessusです。
一緒にいると親みたいだなあ、落ち着くなあ、そんな小悪魔的な面がありますが、ホッとしていられるのは束の間かもしれません。
相手を懐柔する事にかけては非常な精神力を発揮します。こちらのNessusをお持ちの方に言える事は、他人は少しぐらい放っておいても大丈夫です、です。守るものが無いのは人一倍不安でしょうが、独り立ちするのは家族の大きな拍手なしでも出来るのです。また母親は世界の絶対的な女王ではありません。無理に王様になる必要は無いのです。それを理解すれば、とても楽になるでしょう。
素質は最も優しいNessusの1つです。

5ハウスのNessus

こちらは非常に困ったNessusです。1室では宇宙で1番の自分を目指していたNessusですが、こちらではスポットライトが当たる場所には必ず出没したいNessusとなります。出しゃばりで、劇をやるなら主役よりも目立つ役柄、学校では地味な委員になる気はないけれど、目立つなら1番上の役員を目指します。目立つ、世界で最も目立つ!これが彼等の希望です。それ以外に特に興味がありません。またそのポジションが欲しいと思ったらどんな方法を用いてでも手に入れようとする、そんな恐ろしい面を持ちます。大抵Nessusはその事柄から、その性質から他者に煙たがられてしまうので、手に入れるためには非情な手段も厭わないでしょう。他者の冷たい視線を浴びながら「どうして私が主役じゃないのよ!」と喚き散らしている方がいたら、もしや、彼等かもしれません。
恋愛面では更に酷く、完全に脳内は王様ですから、自分に従わない相手は必要がありません。すぐに恋人を捨てます。しかし執着心も強いので、モテるタイプのNessusではないとこの方と関わると振り回されて大変でしょう。別れ際最もストー○ーになり易い方です。こちらのNessusはまず同室または1室アセンダント近くにアポロがあると良いです。また土星とキロンからのソフトアスペクトが必要です。また、4室や8室、10室mc近辺に木星、金星、ベスタも良いですね。でなければ、よっぽどこの方に従おうという愛情が無ければ続きません。彼等の愛情は簡単に命令に変わり、本人は脇役でいることに延々とフラストレーションを感じる羽目になるでしょう。肩書きが主役でなくとも人生では皆が主役です。この当たり前な言葉を1人でじっくりと考えてみる必要性のある配置です。華やかで性的魅力の強い方が多い配置です。何事においても我儘な部分が目立つので逐一小悪魔的ではあるでしょう。

6ハウスのNessus

こちらのNessusは余り目立つ害のないNessusの1つです。取り立てていうなら、非常に完璧主義で潔癖症、香りや味覚がとても敏感です。そして最も自分の感覚が正しいと信じているので、というよりもそんな事世界中で当然だと思っているので、他者が自分が思った通りの行動をしないと驚いてはっきり注意するでしょう。いわゆるお節介、ありがた迷惑なNessusです。異常に綺麗好きで、健康食品オタクで、嗅覚が敏感ですから、ズボラな方は彼等と一緒にいると真綿で首を絞められるような日々を過ごす事になるでしょう。6室ですから、6室は主従関係における、奉仕、従う部屋、他のハウスに比べ抑圧的ではないとは言えNessusなので攻撃力は強いです。チクチクチクチク注意されるので、どんどん自分はダメな人間だと思わされて気が滅入っていく事でしょう。個人には寄るでしょうがご留意ください。金星が乙女座だと上手く付き合って行きやすいです。ただ食事にせよ衛生面にせよ、健康にせよ、間違った事は余り言っていないので精神面が耐えられるのであれば日常生活において良い監督者になってくれるでしょう。毎日些細な事への小言が多すぎてついていけないから鬱陶しくて別れた、と言った後にふと、でも最近食生活乱れちゃって太っちゃった!なんて、いなくなったことが寂しくなる小悪魔的な面を持つ珍しいNessusです。

続きます