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シナストリーのアスペクト 金星と木星

お金持ちはお好き?

恋愛相性ではこちらがあるとないとでは随分違うでしょう。というのも、この相性は金銭に関わるからです。プレゼントや地位に関する相性は太陽と木星でも多いに関係がありますが、こちらは直接的にお金です。トラインやセクスタイルですと、木星側(男性が望ましい、なぜなら金星は女性の魅力を表すので)が多いに金星側に、愛情の印として大盤振る舞いをするでしょう。お互いに非常に幸運で、とても幸せな時間を過ごせます。勿論このアスペクトですとお金が絡んだ上での話ですが、そうこちらのアスペクトは単純には愛情とお金のアスペクトです。合もとても強いです、木星側は金星側に誠心誠意尽くします。が同様に木星側にも有形無形の沢山の利益があるでしょう、金銭により愛情の深まり易いアスペクトです。合もソフトも最高でしょう。

このアスペクトで1番強烈なのはオポジションです。木星側は金星側の魅力に全く無力で、何もかも差し出しますし、金銭的にも物質的にも金星側に贅沢をさせたいと願います。それほど金星側に心底メロメロになってしまいます。衝の相性はまさに欲しいものをドン!と目の前に置かれたような状況になり易く、金星側は悩み易いです。なぜならこの相性は愛情と深く関わっており、その贈り物には全て意味があるのです。金星側もよくわかっています。この相性は金星側が素直に甘え感謝できればこれ以上ない程のいわばトロフィーワイフ、ガールフレンド的な存在になれます、木星側は金星側に憧れているのです。金星側は木星側の好意を素直に受け取り、自分が憧れの対象である事を認識し努力を怠らない事がキーとなります。

問題はスクエアです。こちらのアスペクトで1番ややこしいのはスクエアです、木星はほぼ一方的ににプレゼントや愛情の押し付け攻撃をするような関係になります、金星の気を引きたいだけなのですがどうもスマートに行きません。ですのでそうなります。さらに金星側は他にアスペクトがなければ、木星側をなぜか軽く扱ってしまい易く感謝が薄れます。

男女ともに言えるのですがこのアスペクトは非常に木星側が金星を甘やかすので、木星側が女性であると、愛情表現や甘やかしが一方的に過剰になり易く男性側が調子に乗りやすいです。勿論他のアスペクトにもよりますが。スクエアのみこのアスペクトは少々使いづらいでしょう。他に緩和するようなアスペクトが必要です。

恋愛、金銭以外ではこちらは合ソフトですと金星側の快楽や趣味を木星側が広げます。喜ばしい関係です。ハードですと、金星側が驚くような広げ方をするでしょう、兎にも角にもスクエア以外でこの関係に悪い相性はありません。スクエアでしても、行為が一方的であり、金星側の趣味の範囲を急に無理矢理に広げ易いというだけであり、総合的に判断すれば、非常によい相性のアスペクトです。

🌟例えばもし金星が男性で女性スクエア木星でしても男性木星のオポジションと混ざったりする場合は、男性にとっては非常に甘やかされて癒されるので喜ばしい相性でしょう。つまり同時に女性が金星で男性側がオポジション木星ということになりますので男性は女性にメロメロでそれ以上にいくらでも甘やかし贅沢をさせますので、WIN-WINとなります。恋愛関係では金星木星の絡みは非常に面白いアスペクトでしょう。やはりホロスコープは総合的に判断するのが望ましいですね。


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シナストリーのアスペクト 金星と天王星

雷に撃たれたかのように

こちらのアスペクトはいわゆる一目惚れアスペクトです。天王星側が金星側にと言われておりますが、現実的にはお互いにと言いますか、金星側も十分に惹かれます。1番強烈なのはオポジションです。天王星側は見た瞬間に稲妻が走ります。金星側もかなりのドキドキでしょう。この相性ではお互いに好意を抱くので、そもそも嫌悪感がありません。

ただオポジションなどは強烈過ぎて、金星側が少々引くこともあり得ますが、嫌いになる事は少ないでしょう。ただ男女間では天王星側は金星側の言いなりのようになる事も多いでしょう。その次は合です、こちらは天王星側が崇拝に近くなります。金星が拒否しなければ、大変仲が良いでしょう。徐々に距離感も縮まり、同化します。天王星側からの歩み寄り、金星側が天王星側を身近に感じる事が重要です。その他ソフトアスペクトでは、同様に好感を抱き仲良くなります。まさに自然な流れで突然出会いお互いに好きになる、漫画や映画のような感じでしょうか。

ハードですと細かくなりますね、スクエアですと最初のインパクトが強く、不思議な出会いでしょう、突然の事で中々忘れがたくなりますが、それはお互いにというところが強いです。惑星同士の両者がドンっとぶつかりますので。一目惚れ具合も同様に衝撃が強いでしょう。他と違ってお互いに少々ぼんやり考える時間が長くなるかもしれません、あの人はなんだったのだろうか、と。しかし流れは同様に激しい恋愛へと進んで行くでしょう。セスキコードレイトですとやや病的な一目惚れになるでしょう。出会う状況も変わっていることが多いでしょう。正にあの人の事がなぜか忘れられないと言った風ですが、お互いに執着し易いかもしれません。少し気をつけた方が良いでしょう。

基本的にこの関係は天王星側が金星に一目惚れ、ですが、力関係で変わることも多いでしょう。ロマンティックな出会いから発展する恋愛には欠かせないアスペクトと言えそうです。

恋愛以外では、とにかく好感をお互いに初めから持ちます。初めから仲が良くなるアスペクトでしょう。天王星側から声をかけたりする事が多いかもしれません。

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シナストリーのアスペクト 金星と海王星

僕の世界であなたは1番美しい

最も陶酔感の強いアスペクトです。簡単に言えば色気を感じるアスペクトなのですが、そういったものに止まりません。理想、空想、果ては妄想の世界にまで及びます。最も穏やかで美しいのはトライン、キンタイル、セクスタイルなどのソフトでしょうか。キンタイルは多少妄想気味にもなりますが。基本的に海王星側に金星側が理想を投影する形になり、海王星は自然に対応して受け入れる事ができます。押し付けもなく優しく美しい関係が築ける事でしょう。恋人としては最高です。

海王星は金星の上位星となりますので美と美の調和的な関係です、が海王星は金星の美を超越していますので金星を惑わす事が出来ます。美しさが美しさに惑わされる事によりそこに陶酔感が生まれます。お互いに魅了され合い理想の関係だと思い込むでしょう。他人の入る隙間はありません。合ですと金星側がかなり強く魅了されるでしょう、海王星側は金星側をとても可愛く感じる事でしょう。理想の存在として大事にし、甘やかして、共依存にもなりやすいです。金星側は当然のように海王星側に溺れてしまうので、海王星側が少し冷静になるぐらいがちょうど良いでしょう。強く惹かれ合う相性です。

オポジションやハードでは、金星側が妄想の域に入りやすく、自らの理想を相手に押し付け易いでしょう。海王星側は対応に困る事があるかもしれません。しかし、大恋愛に発展し易いアスペクトです。ハードでは海王星側が暴走し金星側もそれを拒絶し易いのでトラブルを引き起こす事もあるでしょう。悪酔いのような感じでしょうか。しかしソフトハードどちらにせよこのアスペクトは恋愛に向きます。2人で様々な事をしたくなるでしょう、理想の人間がどう動くかを全て見たいのです。また、内緒の関係などにも発展し易く、罪悪感もあまり感じないでしょう。このアスペクトは非常に2人の世界の関係性が密です。2人でずっと美酒に酔ったままというような、道に迷った森の奥で、美しい妖精に出会う、美しい人間、そんな最高にロマンティックな経験ができる相性なのです。

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シナストリーのアスペクト 金星と冥王星

繋がれた手

とても強い絆を結ぶアスペクトです。合やソフトですと穏やかに絆を深め合っていきます。簡単に縁が切れる事のない相性です。お互いに切りたくないと思うでしょう。出会うと途端に心を持っていかれるアスペクトで、冥王星側の引力が基本的に強いですが、金星側に魅力がある為そうなります。また心の深いところで繋がる事になりますので、相性はとてもよく、ソフトであっても激しいものとなり、心身ともに満たされハマっていくでしょう。飽きる事はないでしょう。ハードですと引力がかなり強くなります。絆を結ぶ前に運命まで感じるかもしれません。お互いに惹かれ合い、勿論激しい相性となるでしょう。求め合う力が強いので、ハードですと満たされるまで時間がかかり、いつまで経っても足りないと感じるかもしれません。このアスペクトはソフトもハードも遊びの相手にはなりづらく向かない相性です。どちらとも深く入れ込むでしょう。別れる時は辛い思いをするでしょう。どこか遠くで深い縁で結ばれた2人です。

金星と冥王星の惑星の相性は恋愛に顕著に現れます。更に深い関係に発展しやすいアスペクトです。アスペクトは単独と言うより混ざることが多いですから、その場合は合わせて見た方が良いでしょう。火星との絡みですと異性としてより惹かれて恋愛がメインの関係になりやすく、海王星ですとお互いに陶酔しますので、気をつけなければやや道を踏み外し易く、土星が絡むと更に別れづらくなるとともに、安定感も増します。しかし独占欲も強くなってしまうかもしれません。天王星が絡むとそもそもお互いが好みのタイプでもある為、益々離れがたく、興奮しやすいでしょう。水星が絡みますと恋愛関係への展開が非常に早くなります。

金星と冥王星は心の深い部分に浸透するアスペクトです。火遊びは大火傷するでしょうし、この絆はそもそもが切っても切れない縁でもあります。焼け木杭に火は大いにつきやすいでしょう。離れがたくお互いに傷つきやすいアスペクトです、辛い気持ちも体験しますが、本当の深い愛の喜びに出会えるでしょう。そしてその経験は個人の大きな遺産、力となる事でしょう。

シナストリーのアスペクト解説 金星と火星

シナストリーのアスペクト解説です

シナストリーとはネイタルチャートを二重に重ねそこに生じたアスペクトから、お二人の相性を鑑定する方法です。不可思議なご縁や困惑のロマンス、その所以は一体どこにあるのでしょう?少しだけ生まれた瞬間の天空にヒントを教えてもらっては如何でしょうか。

金星

シナストリーにおいて特に恋愛面では最も重要視される惑星の1つです。金星は木星に次ぐ吉星であり、若く美しい女性そのものであり、飾られた魅力であり、贅沢であり、その贅沢を生み出すお金であり、単純に美そのものでもあります。ちなみに海王星は金星の上位星にあたり、美しさを超越した挙句全てのものを惑わせる凶星として存在しています。所謂芸術家が創り出す美は海王星が司ります。

金星と火星

異性との相性にはあって損はないアスペクトです。基本的には火星側が金星側に対し異性として一目惚れをするアスペクトです。金星側も無視する事は出来ません。お互いに気になる存在になるでしょう。ソフトであれハードであれ恋愛を激しく彩ります。

⭐️リードするのは常に火星側となります。ですので火星側が男性ですと自然な流れになります。反対に火星側が女性の場合で、かつ火星がハードなアスペクトをとる場合、金星側が女性の魅力の虜になり我を忘れやすいでしょう。

金星と火星の合

僕の壁に貼られたポスターは

典型的な恋愛アスペクトです。火星側は金星側を見た瞬間に強い魅力を感じます。早く仲良くなりたいなと願います。強引な行動を起こす事すらあります。とても相性が良いでしょう。遠回しに色気を感じるというよりももっと本能的な激しい感情を掻き立てるアスペクトです。金星側は大抵は、火星の押しに負け、その情熱を享受するでしょう。そしてそれはとても心地よく離れがたくなるでしょう。

金星側にとっても火星側はとても魅力的に映ります。恋愛にはぴったりの素晴らしいアスペクトです。直情的で激しく華やかな関係が築けるアスペクトですので、同性であっても同様に惹かれ合い仲良くなれ、様々な分野で楽しめる賑やかな2人になれるでしょう。この関係は男女共公の場ではとても目立ちます。

金星と火星の衝

鍵のない檻

激しい熱望を宿すアスペクトです。理性が最も働かない関係です。恋愛においてはその激しすぎる愛情が二人の関係に影を落とす事もあるかもしれません。それは相性が悪いのではなく、良すぎるのです。火星側は金星側を見つけるとどうしても関わりたくなります。金星側は火星側にとって可愛くて仕方がないでしょう。金星側は最初から手も足も出ない内に火星側に絡め取られてしまうでしょう。火星側は完全に金星側を自分の魅力の檻に閉じ込めてしまうでしょう。火星側の力が圧倒的に強すぎて金星側の思考回路をストップさせてしまうでしょう。

このアスペクトでは現実において会うと理性の効かない、何も考えられなくなる相性です。そのまま2人でずっと一緒にいたいと思うでしょう。離れがたく、金星側は振り回されて辛い思いをする事が多いでしょう。火星側の魅力の強さには到底敵わず完全に支配されてしまいます。しかし金星側は逃げ出したいと思いません、相性が良すぎて抗えないのです。お互いにそれが当然だと感じるでしょう。もし別れる事があったとしても、非常に忘れ難い相手となることでしょう。

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ネイタルチャートのアスペクト 金星と火星

基本となるネイタルチャートのアスペクトの解説です。

まず、西洋占星術のアスペクトというのはメジャー、マイナー含めてソフトとハードに分割されますが、ソフトが良くてハードが悪い、という単純な解釈はございません。働く作用の強弱の話であり、強ければ強いほど個人にとって扱いづらいというだけです。例えば、合は最も強力なアスペクトですが、惑星によって扱いやすさがガラリと変わります、衝では星同士が正反対に位置しますので力の働く向きが変わります、その分発生する引力が強いのです、スクエアは惑星同士が衝突しますので力は非常に強いのですが相当扱いづらいでしょう。上記のような対応も含めるとネガティブな解釈にもなるだけであり、本質的にはアスペクトは全て吉でも凶でもなくその惑星同士の力を引き出す点では何も変わりません。

⭐️コンジャンクションが1番強力で次にオポジション=スクエア>トライン=セキスタイル>以下同です。

金星と火星のアスペクト

金星と火星のアスペクトは、女性と男性、美しさと力強さと言った象徴の混じり合いです、これらは恋愛にも作用し芸術や趣味、その他情熱を費やす全てのものに応用可能なパワフルなアスペクトであり、人生を彩るには、また人格を特徴付ける際には優位なアスペクトです。

金星と火星の合

情熱のバズーカ砲

力強いアスペクトです。激しい情熱を心に抱いています。存在自体が華やかで何もしなくとも注目を浴びるでしょう。恋愛においては、とても単純で非常に魅力的な方々です、本能と恋愛感情が一致しますので、好きになると即激しい情熱を掻き立てられます。自然で魅力に溢れた恋愛表現が大得意です。

女性は男性的になりややガサツで奔放ですが強い色気が出ます、男性は男性らしさが増すか中性的になります。どちらにせよ魅力に溢れ、異性が本能的に大好きですし、同様に非常に異性を惹きつけます。恋愛相手に困る事は少ないでしょう。

趣味においても情熱を一身に傾けます、集中力が高く、感情が燃えやすく根が性急な為スピードの出るようなものがとかく好きでしょう。また、趣味に夢中になりすぎて全く恋愛をしなくなる方もいるでしょう。

激しい情熱の渦は芸術家にも向いているアスペクトでもあります

金星と火星の衝

情熱の散弾銃

合と共にとても強い影響のあるアスペクトです。こちらも恋愛において大変有利に働きますが、異性が好きすぎて自我のコントロールが効きづらくなります。目移りし過ぎて本気の恋愛が長続きしない、または本気になりにくいのかもしれません。

少々欲張りで美味しそうな物は全て食べたい、といったタイプです。魅力には溢れており、異性を惹きつけますので恋愛相手に困ることは少ないでしょう。ただ情熱も溢れすぎてそれが多方面へと発散されますので、集中力は散漫でしょう。恋愛に振り回される事が多くなるかもしれません。

多趣味でしょう、しかし浅い浅いところで止まるでしょう。使いこなす事が出来れば非常に有力で魅力的なアスペクトです。