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ネイタルチャートにおける小惑星オーラ

小惑星オーラとは

オーラが見えるですとか巷ではたまに聞きますが、貴方には他者のオーラは見えますでしょうか?さて、ホロスコープは宇宙の星の配置ですから、優しく教えてくれますよ。生まれた時の貴方のオーラ、今現在のあなたのオーラ。こちらの小惑星はネイタルで威力を発揮します。またオーラですからご想像がつく通り非常に流動的です。ですのでトランジットでオーラを出すと今現在の貴方のオーラが分かります。

オーラが見える見えないはまた別のお話として、個人の雰囲気ってありますね。ポジティブかネガティブか、幸いな事にこの小惑星はそれを知ってか知らずか、巡り巡って公平なオーラを個人に与えます。更には惑星よりも小惑星同士の合が特に分かりやすい星です。そのままの意味で受け取って下さいませ。例えば、オーラとcharisの合でしたら他者に影響力や説得力を与える時期です、ルシファーと合でしたらプライドが高すぎて他者が不可解な目で見るでしょう、エンジェルと合でしたら人間ではないような優しさを纏う事でしょう、アポロと合でしたら他者はあなたを崇拝したくなるでしょう。と言ったように使い勝手はとても良いのです。アセン軸の雰囲気のみを取り出したような小惑星ですが、特化しているのであり、ピンポイントで放出するオーラそのものを表します。こちらではネイタルにおける惑星の基本的な解釈を取り上げます。

※合がその通りの解釈ですがそれ以外も、強弱のみとして構いません。ハードは少々鼻につきますでしょうか。

太陽とオーラ

脚光を浴びる配置です。自己肯定が容易です。取り巻きがいて落ち着くそのような配置です。非常にポジティブで穏やかです、他者に分け与えてゆきましょう。

月とオーラ

他者との感情的な交流が容易になり、他者の気持ちもわかりやすくなります。補佐的なアスペクトに見えて潤滑な感情の交換が得意ですので、人生において非常に有意な配置です。

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対人関係における要注意アスペクト 騙される、利用される、不和

自分を守るためには?

自分がこの世で何よりも一番大事な人もいますね。自分を大切にしている人は素晴らしいですね。というように、他者はよく言えば鏡であり、自分の理想を押し付ける投影の存在にもなり得ます。他者を自由自在に操り自分を確立する。悪いことではありませんが何の為にするのでしょうか。

さてこちらでは、人生において危険を回避する為のアスペクトをご紹介致します。その人物を極端に避けろと申し上げているのではございません。学ぶことすらあるでしょう。ただ、赤信号を渡るのに赤信号と知らずに渡るのとではまた違うように、石橋を叩き過ぎて壊すのもまた勿体無いことでもあるように、そのようにより中間的な視点で宇宙の彼方を覗くのもご参考になるかと感じます。

※ほぼ要注意アスペクトとなります。

※シナストリー小惑星のMCではなくヘッドに合ですので訂正お詫び申し上げます。こちらの文は数週間後削除いたします。

ネイタルチャート

ネイタルで以下の条件がありますと他者に利用され易いですのでご注意下さい。と言って殻に閉じこもる必要はございません。

ネイタルにおける天秤座、魚座、乙女座の配置

この3つの星座は非常に他者に影響を受けやすいサインです。ですので、この3つの星座が強い星やアングルですと他者から容易に進入されやすいです。例えば冥王星、ヘッド、MC。ご自分の領域が荒らされやすいことを知り守りましょう。逆に言えばとても優しい人が多いです。

小惑星Dejaniraとアセン、太陽、ヘッド、MCの合

Dejaniraは被害者の星ですので、こちらがネイタルで目立つと、弱々しく見られやすく、加害者にターゲットにされ易くなります。ご留意ください。例外的にDejaniraが冥王星と合であると、強くなります。

小惑星Dejaniraと小惑星オーラの合

被害者の星とご自身のオーラ、雰囲気でしょうか、が重なりますと、そのままの意味合いですが、弱者の印象が強くなります(つけ込まれ易くなります)。Dejaniraはか弱さの象徴ですからそうなります。因みにオーラはトランジットでもよく使う小惑星で、今どんなオーラなのかを見たい時にも便利です。こちらに合の時はつまり対人面で要注意な時期となります。

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シナストリーチャート

シナストリーで以下のアスペクトを作る方々とはそれなりに距離感を保つか、心理的に余裕を持つ、いわば大人になる事、が必要です。子供に戻りたいですか。関係ないですが、小さなてんとう虫も四葉のクローバーも全てが貴方の味方です。

太陽がお相手に対してノーアスペクト

惑星間のみのメジャーアスペクトの話です。とてもわかりやすいのですが、自我が消えます。相手に主張する事がありません。言いなりでもあり、相手がどうでもよくもあり、単純には太陽側は相手が理解不能です。困った時は距離を置くのも悪くありません。

月がお相手に対してノーアスペクト

こちらも太陽同様に、とても冷たいアスペクトです。お相手の心が理解不能です。ですので操り人形のようにもなりやすいです。心が丸ごと飲み込まれるような、そしてそこはとても自由なのに何もできない、何も感じない、そんな感覚を覚えるでしょう。疲れましたら少し距離を置くのも良いでしょう。

火星と月の合

こちらのアスペクトは実は非常に怖いアスペクトで、月側が気付きづらいのが最も懸念されるポイントです。火星側は月を暗に攻撃し支配します。とにかく月側は脆いので、このアスペクトがある場合、もし息苦しくなれば一息入れましょう。

ライツまたは金星と海王星の合ハードに冥王星の絡み

心、または理想の恋愛対象、好みの外見に欺瞞と幻の星がのります、それでは幻想の世界が簡単に作り出されます。そして威厳や執着、永続性を表す冥王星が関われば中々その夢の区切りは現実と切り離される事がありません。悪いアスペクトではありませんが、目が覚めた時に貴方は海王星側をどう思うのでしょうか。責めるのでしょうか。打ちひしがれるのでしょうか。海王星側に悪気はありません。

水星と木星のハード

騙されたというなら、パッと思いつくのはこのアスペクトでしょうか?2人でいると心は大きく、会話はどこまでも大袈裟になります。ですので、木星側は水星側に良い影響を与えもしますが、現実に落とし込めなかった際に、あの会話はなんだったんだろうと思いやすい関係ではあります。

火星と火星のスクエア

火星と火星の絡みは基本的には性的に興奮するのですがこちらは、どうもイライラが勝ります。穏やかに生きていきたい場合は、少々適度な距離感を保つと良いでしょう。

月と月のスクエア

物事を見て感ずる物が根本的に違うので、人は人に君とは価値観が合わないね。と突き放された言葉を言われて嬉しいでしょうか?そのようなアスペクトですので自ずとずれが生じ良い関係で終わらない事も多いでしょう。お互いに擦り合わせが必要です。

土星と冥王星のスクエア

重苦しいアスペクトです。精神的に押し潰し押し返しそんな疲弊を伴って関係を続けても残念な結果に終わる事が多いかもしれません。逆恨みも抱きやすいです。息抜きしましょう。

金星と金星の合と衝

金星は単純にはお金を表します。ですので通常はこの関係はとても良いアスペクトですが、つまりビジネスライクと言いますか、お金のみの付き合いも示します。常連のお店、の店員とお客さまの関係でもあるので、友人関係や恋人関係でそう言ったことが目立つ場合のみご留意下さいませ。

小惑星Bilkとパーソナルプラネット、アセン、ヘッドの合

騙される、利用される、というなら筆頭にあがる小惑星です。Bilk側が無意識に(でない場合もあります)惑星側を上手く言葉巧みにカモにして釣り上げ、色々な物を吸い上げます。特に金銭です。そうでない場合もあるでしょう。タイトな合ですとすっからかんになるまで搾り取られるでしょう。男女間の場合は、お金がかかる子だなあ、で済めばまだ幸運でしょう。またその逆も、男性側は物質金銭面で上に立ち相手を手に入れようとしますので、女性は色々な意味で注意が必要です。この方とのビジネス関係もあまりオススメはできません。

小惑星Nemessisとパーソナルプラネット、アセン、ヘッドの合

隠れた敵と言ったらこちらの星です。Nemessis側は非常にフレンドリーに接してくるでしょう。笑顔で自分の領域に貴方を迎え入れるでしょう。しかしその笑顔の下でどのような悪意のある行為をされるのかは誰にもわかりません。かなり面倒な星と言えます。見える敵より見えない敵の方が時に厄介でしょうから。

小惑星Nessusとパーソナルプラネット、アセン、ヘッドの合

加害者の星として有名なNessus、こちらのアスペクトが多い場合は少々関係性をじっくり見直してみると良いかもしれません。騙される、利用される、どのような形でも大きくも小さくも基本的に害を受けます。非常に要注意のアスペクトです。

小惑星Nessusと小惑星Dejaniraの合か衝

こちらは関係性において最もよくないアスペクトの1つです。こちらに関しましては長くなりますので、個別ポストで詳細を解釈いたします。このアスペクトを見かけましたらとにかくご留意ください。

ネイタル/シナストリーにおける危険な小惑星メデューサ

小惑星メデューサとは

メデューサはかなり有名かと思います。蛇の頭、目が合うと相手を石にしてしまう、あの化け物ですね。しかしメデューサは最初からあのように産まれた訳ではありません。諸説ございますが、メデューサは3人姉妹の1人で他の2人に比べとても美しく何故か彼女だけ人間でした。彼女はこの家族間の問題にも悩みますが、最も辛かったのは彼女だけ人間であった点です。

さて彼女は美しく若い女性へと成長してゆきます。そしてパルテノン神殿、つまりパラスアテナが女主人として支配している神殿で暮らすことになります。またポセイドンにメデューサはメロメロだったと言われます。が彼女はポセイドンに手酷く傷つけられたようです。更に彼女には自分を主張するものが美貌しかありませんでした。ですのでパラス達の目の前で彼女はいつもその煌びやかな長く艶めく豊かな髪と若々しい美しさを見せびらかして過ごしたようです。知恵の女神であるパラスはそんなメデューサを見て、彼女に無知の罰として、あの蛇の髪と目が合った瞬間相手を石にする化け物へと変えてしまいました。メデューサは、好きな相手に傷つけられた挙句に罰を受け、もう誰ともまともに交流出来なくなりました。何故なら会話したくとも相手は目を合わせれば石になり、自分の外見はただの怪物と化したからです。

こちらの小惑星が示すのは、異性への一方的で性的な挑発と嫌悪感、反応した異性への苛めです。彼女は男性を過激に挑発し誘っては、それに反応した事に大きな怒りを覚えます。そして罰として自分に言い寄ってきた異性をいじめ抜きます。メデューサはコミュニケーションが取れません。救いもありません。あるのは外見に対する失われた自信と、そこに反応するものに対する嫌悪感、そして復讐のような苛めです。非常に危険な小惑星の一つです。

ネイタルチャート

メデューサが目立つネイタルは基本的に男性嫌いです。がしかし何故か、異性を挑発するのが大好きです。地味な格好などしません、自らの外見的な性的な武器と思えるものを全面に出して、異性の注目を浴びようとします。そして彼女に寄ってきた異性をこっ酷く貶すでしょう。それでもその異性がいなくならない場合は、とにかくいじめ抜きます。目立つアスペクトの場合綺麗な方が多いです。

メデューサとアセン、太陽、ヘッドの合

彼らは無意識に異性を性的にわざと挑発します。露出が高かったり、何をもって性的な挑発と取るのかは個人によるので省きますが、とにかく女性でしたら特に女性の武器を使います。しかし彼らには自覚がありません。ですので、それで寄ってきた異性をひどく貶します。外見的に褒められる事に酷い拒否反応を示します。それでも逃げずに側にい続けると彼らの苛めが始まります。方法はわかりませんが、彼らの感情の吐口として使われる事は確かでしょう。かなりキツいタイプの魔性の女性でしょう。かつ彼らは根本的に自信がなく、放っておけない雰囲気まで持っています。男性であっても同じです。

続きます。

ネイタル/シナストリーにおける小惑星クピド 恋の矢が命中したら?

小惑星クピドとは

本当に大好きで楽しかったけど、愛してはなかった

クピドはエロスの別名ではありますが、小惑星においては意味が随分と変わります。エロスが放った恋の矢そのものの星です。この矢が刺さると途端に恋に落ちます。恋に落ちた瞬間の胸の高鳴り、ドキドキ、思い出しますか?この星との絡みは常に新鮮にそれを与えてくれます。さてしかし、恋は一体いつ愛に変わるのでしょうか???クピドが司るのは常に、恋の始まり、又は恋に夢中になっているその瞬間のみなのです。確かにそれはとてもとても楽しいことでしょう。本気の愛に移行するには他の強い愛の星とのアスペクトが必要不可欠です。遊び相手としてはこの星と絡むと最高に楽しめることでしょう。いつまでもいつまでも大好きは覚めません。

ネイタルのアスペクト

とても魅力的な方々です。恋の達人でしょう。ただ好きになったお相手がこのアスペクトを持っていたら?少し注意した方がいいでしょう。だって彼らはいつも本気に見えるんです。そして本当に好かれていると相手は思うのです。

クピドとアセン、太陽、ヘッドの合

大好きだよ

かなりの惚れっぽさ、そして好きになった相手をその気にさせる強い魅力を持ちますが、非常に危険な魅力でもあります。なぜならいつも本気で恋に落ちるのです。そう、彼らは沢山沢山恋に落ちるでしょう、しかし彼らはいつ本気になるのでしょう?愛とは真実であり、そんなに沢山見つかりません。とても魅力的な方々である事は確かです。

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シナストリーのアスペクト

シナストリーではクピドの矢は惑星から放たれます。ですので、惑星側の事をクピドは直ぐに大好きになります。しかし気をつけるのは惑星側です、なぜなら、クピドは恋をしているのです、本気で。それはとても良くわかり、囁かれる甘い言葉に最終的に騙された!、と思うかああ、本当だったと思うかは、季節も変わり何もかも景色が変わった後の2人の行く末次第となるでしょう。永続性を示唆する強いアスペクトは必須の関係です。

クピドとパーソナルプラネットの合

恋は愛に変わるものだと思ってた

クピドは惑星側に夢中になります、太陽なら一目惚れかもしれません、月なら性格、水星なら仕草、会話、火星なら性的魅力や、男性らしさ、金星でしたら美しさ、その愛情表現など、様々ですが、大抵2人は恋に落ちます。クピド側の好きだという気持ちに嘘偽りがないので、惑星側は安心して好きになるのです。そしてそれはお互いの間で何度も何度も繰り返されます。2人でいると何度も好きになります。同じ会話を続けるでしょう、ここが好き、やっぱりそんな所が好きと、大好きだよ大好きだよと、とても楽しいでしょう。ただ惑星側が本気になった時に、クピド側はその心をボロボロにして去ってしまうかもしれません。

クピドとヘッドの合

愛されてると思ってた

クピドとのシナストリーで1番切ないものかもしれません。こちらのみが目立つチャートは要注意です。ヘッドは過去生からのギフトであり前向きな人生の未来へのテーマです。クピドはヘッドをとにかく人間として大好きになります。どこが好きというより、クピドはヘッドの未来にずっと関わりたいと思います。この関係性はクピドとの関係で最も長続きするものではあります。ただ、よく考えてみてください、クピドはずっと恋をしていたいのです。ずっとずっと、恋愛だけを楽しみたい、2人で。ヘッド側もそんな関係が楽しく、クピドとの恋愛を心から楽しむでしょう。ヘッド側もそれでよいのです。2人のテーマは同じです。ただ、決して結ばれない2人であるかもしれません。この2人の目的は言わば永遠の恋人です。そもそも息は長いので、関係性の存続はヘッド側次第と言えます。ヘッド側が本気になった時点でヘッド側はクピドに愛がない事を知りこの未来は大概が強制的に終了されます。力関係はヘッド側が上であるので、クピドも非常に傷つく忘れられない関係となります。恋人の様な永遠の友達をあなたでしたら愛し続け、側にいられますか?

続きます。

ネイタル/シナストリーにおける 危険な小惑星DionysusとBacchus

DionysusとBacchus

なぜあんな事をしたのかわからない。

こちらはいわゆる農作物や葡萄酒の神ですが、ゼウスの息子で、男性であり女性であり、人間であり動物でもあります。司るのは快楽と、最高の悦楽、同時に愚行や狂気です。物事の始まりを暖かく見つめ、自分で強制的に終わらせてしまいます。つまり人の二面性を指揮します。一見穏やかで楽しげ、皆に好かれますが、怒らせると慕ってくる群衆を操り相手を倒してしまいます。

こちらが目立つネイタルは、例えば1室、また太陽やアセンとの合、非常に楽しげで魅力的ですが少し頭のネジが外れているような人、つまり狂気的なオーラを常に醸し出している事でしょう。ハウスは個人が制御不能に陥り易い箇所を基本的には示します。また、この二つの小惑星の意味は同じと言えば同じなのですが、違う小惑星ですので、この両者が作るハードアスペクトは特に常識的ではない人格や関係を作り上げます。

※以下全て要注意アスペクトとなります。特に男性が持つと強くなります。女性は投影もあり得ます。

DionysusとBacchusとアセン、太陽の合

仮面を被ると誰が誰だかわからなくなるから楽しいよね

人を酔わすと言ったらこの方でしょう。1室在住も含んでもよいです。色々な意味で他者を酔わします、良くも悪くも、性的にも行動も、自我の一貫性はありません。ちょっと淫靡なパーティのようなものが好きでしょうし、人生自体もそのように全体的に貞淑さに欠け、快楽主義です。要注意となります。非常にムーディーで、他者に対してもその影響は強くこの方といると人生全体が良くわからなくなるかもしれません。性的にはかなり奔放というよりも中性的で自由な方でもあります。基本的には無責任で、好色、更に怒ると他者の感情を一切気にしません。怒る理由も理不尽である事が多いでしょう。ただ、一緒にいると楽しいことには本当にそうでしょう。非常にモテる方ですが、極めて危険なタイプの方です。陽気で不機嫌、周囲には陶酔者が多いことでしょう。そして、気をつけないとこの方といると泥酔しそのまま永遠に操られてしまうかもしれません。本人にあやつるという意思はあったりなかったりでしょう。

DionysusとBacchusと金星の合

知ってる人に何度も挨拶をする

彼らはとても自由で束縛がないので、嫉妬などとはかけ離れた世界観を持ちます。そしてその束縛のなさは個人に及びます。人と人が皆愛に包まれ集団で幸せになれる事が最上の喜びですから、そしてそのような行為を指し、彼らはそう言った行為を強く好みます。
嫌いなのは束縛と性への偏見、得意なものは快楽の追求です。魅力的な人々ですが、要注意としか言いようが有りません。こちらも悪気はございません。

DionysusとBacchusと火星の合

夜が来たら、宵が明けたら

基本的に彼らはいわゆるパーティピープルです。パンという小惑星と共に人生を謳歌します。火星は行動と性衝動を指しますので、とにかく過激で自由奔放でしょう。また性的にも歯止めのない方々ですので、特に火星は人生にそう言った世界がないとイライラする方々です。非常に性的魅力の高い方々ですが、危険としか言いようが有りません。献身忠誠その正反対にいる様で彼らは自分の快楽に忠実であるだけなのかもしれません。

ハードですと行動や性的な行為を制限されることが多くなり非常にストレスが溜まるでしょう。しかしこの星は要注意の星ですのでハードの方が本人にとっても良いかもしれません。

続きます。

ネイタルチャートにおける魔性の女性のアスペクト

魔性の女性達

魔性の女性とはなんでしょう?相手の男性がどんどん生気を吸い取られる、相手の人生を狂わせる、でもどうしても離れられない。または美しく魅力的で賢く、男性の上に立って手の平で転がしてしまう。つまり男性は振り回されるだけ振り回され、手には負えない女性、でも離れられない。酷く冷たい目にあったのに他の誰と付き合っても忘れられない女性。色々定義はありますが、そのような女性の片鱗を現すアスペクトをまとめていきます。こんな女性がいたら気をつけた方が良いかもしれませんよ?あ、もう遅いかもしれませんけど。

魔性の女性の条件

●性的な惑星(火星、金星、冥王星)、性的な小惑星は、1ハウス、5ハウス、7ハウス、8ハウス、10ハウスに多く在住する事。

●リリスが1ハウス(わかりやすく本人がリリス)5ハウス(カジュアルな恋愛のリリス)、7ハウス、(対人面がリリス)10ハウス(社会的な面がリリス)、11ハウス(リリス的な事柄に群がる集団)に在住する事。

●太陽が、1ハウス、5ハウス、8ハウス、10ハウスに在住且つ火星、金星、冥王星、海王星のどれかとアスペクトがある事。

★条件を満たした後以下のアスペクトを見ます。以下のアスペクトはその特徴的な部分であります。

月が8ハウス

とてもミステリアスな方々です。良い意味で何を考えてるのか他者にわかりません。異性は惹かれるでしょう、そしてその奥底から彼らは彼らの欲望をジワジワと滲み出させるのです。非常に隠れた官能が強い方々で、一見大人しい方が多く親密になればなるほど他者は引きずり込まれるでしょう。

火星が牡牛座

こちらは格式は悪いですが(だからか?)火星は激しい情熱的な星なのですが牡牛座のおかげで、全ての動きがスローモーションです。女性ですと攻撃的な角がゼロとなります。仕草も動きもゆっくりで、同性からはノロノロしているように映るかもしれません。しかし異性から見ると攻撃性のない女性の色気と言ったらないでしょう。しかも格式が悪いので、どこかボサッとしていて隙があるのです。しかも牡牛座ですから5感が発達しており敏感そのものです。親密になれば堪らないでしょう。常に受動的な火星です。

土星と冥王星の合とハード

どんなに外見が優しそうに見えても、親切でも、彼らは強く、しぶとく、自分の意思を曲げません。更には、彼らは大抵幼少期に父親とうまく行っていません。もしくは父親と何らかの確執や問題があった筈です。ですので大きな課題を男性に投げかけます。それを負担と感じるか、頼りにされていると感じるかは個人に寄るでしょうが、彼らに関わることは底無しの沼のように深くひきずられていく事である事は確かでしょう。

アセンダントのサインが真逆の相手

こちらはネイタルと言いますか、シナストリーですが、簡単にオーブを取らずサインのみでも分かるので入れます。(オーブを取った方が影響は強力ですが)アセンダントとアセンダントの合は単純にとても性的な相性が良いですが、それよりもっといいのは、アセンダントとディセンダントの合、つまりアセンダントとアセンダントのオポジションです。こちらの方が強烈に惹きつけ合いますし、パートナーとしてお互いに理想的に映ります。物凄く外見の好みが合い性的な相性が非常に良いのです、まあこの相手とは色々あっても離れ難いでしょう。その個人にとっては魔性の女性となるでしょう。

水星とリリスのソフトアスペクト

リリスとパーソナルプラネットや冥王星のアスペクトはどれも性的魅力が強くなりますし、水星よりも火星や金星、冥王星の方がわかりやすく強いのですが、ちょっと強すぎます。水星はその仕草や声や話し方、コミュニケーションの取り方に隠微な性的魅力が宿ります。その繊細さがリリスの強さを緩和し、丁度良く魅惑的なのです、正に魔性的な女性でしょう。特にソフトが良いです。合も良いですが、この魅力は繊細さが要ですので扱いが難しいです。

冥王星がカルミネート

非常にミステリアスで性的な魅力の強い配置です。この魅力は陽性ではなく陰性ですので、他者の生気を吸い取ってしまうような、少し怖いような激しい官能性があります。手を出すのを怯む、けれどついその闇に惹かれて、触れてしまったら最後、ズルズルと彼女の深みにハマってしまうかもしれません。

ジュノーと太陽、アセン、または金星の合

結婚相手としてとても魅力的な性的アピール力の出る配置です。とても純粋に見えます、ですので異性は本気になりやすいでしょう。がしかし彼らは結婚相手を冷静に選びますので、自分だけが本気で、と言ったことも良く起きるでしょう。意図せずに異性を本気にさせ易い方々です。

Nympheとアセンダント、太陽、ヘッドの合

彼女たちはとても自由奔放です。罪悪感も、悪意もありません。ただ多くの男性はやはり自分以外の男性と接触して欲しくはないでしょう、特に本当に愛していたら。しかし彼らは純粋すぎて本能に忠実です。ですのでコントロール不能な相手となります。本気になったら負けなんて酷い言葉もありますが、彼らと接すればその意味がわかり易いでしょう。そして、彼らを裏切れば彼らはあなたを決して本気で相手にはしないでしょう。

メデューサとアセンダント、太陽とヘッドの合

彼女達は異性に嫌悪感がありながら、無意識に性的に挑発を繰り返します。そしてそれに釣られてしまったら、酷い言われようにあった上にこっ酷く扱われます。もし付き合ってしまったら?彼女達に優しさを期待するのは辞めましょう。優しくないわけでは勿論ありません、しかし付き合った相手には、優しくないのです。

続きます

ネイタルチャートのアスペクト 小惑星Nymphe

小惑星Nymphe 異性を虜にする自由奔放な性的魅力

Nympheは非常に性欲が旺盛で、活発です。自然とも美しく調和していて、若々しいエネルギーです。ただ少しその魅力は過剰なようです、性的な事柄にも夢中になりすぎるでしょう。経験も豊富でしょう。しかしそんな剥き出しの性的欲求の星ですがリリスと違い、極めて陽性で純粋です。積極的に性的な事柄に関わり、たっぷりと楽しみ、飽き、離れ、また好きな時に自由に楽しみます。いつまでも若々しく枯渇しない性的エネルギーと魅力の塊です。他者の欲望に簡単に火をつけ、思う存分楽しんだら、また次の楽しみを探しにゆくでしょう。

男性の性的欲望の方がコントロール不能だと一般的には言われますが、果たしてそうでしょうか。Nympheは過去に差別的な心理学用語にもその元として使用されていました。と言った事からわかるように女性の自由を押さえつける男性的な風潮がありました。占星術におけるNympheはそんな闇の側面を抱えてはいますが、とても自由な人間の欲望、自然な交じり合い、調和、その渇望を示しています。朗らかな森の妖精たち、又は若く美しい女性が語源です。

※後述しますが、Nympheと土星のアスペクトは、あまりにもNympheのエネルギーが強過ぎる時以外は単に妨害となり個人に良くないです。

Nympheとアセンダント、太陽の合

非常に性的な欲求が強い方々です。しかしそれは自然なものです。性的魅力は過剰気味でしょう。Nympheの欲求とは決して嫌らしいものではなく、抑圧すべきで無い自然な欲望を解放しているだけにすぎません。自由奔放で他者への性的引力もとても強く、心は子供のように純粋で、大変魅力的でしょう。自然と恋愛経験は多くなることでしょう。又はスキンシップが大好きです。

Nympheと月の合

正にNympheが輝く配置です。私達が想像するNympheに最も近い精神性を持ちます。月は身体という意味もありますので、自然の中で体を動かすのが彼らにとって最も良いストレス解消となるでしょう。大自然の中で思い切り笑ったり、走ったり、又は、そういった開放的な環境に身を置く事が彼らの精神に最も重要です。非常に性的にも開放的ですが、欲望に忠実というよりそれは自然の中での一律した行為の一環ですから、それはとてもいい精神と体の融合となるでしょう。現実と照らし合わせますと精神と肉体の間で傷つきやすい繊細な配置ですが魅惑的です。

続きます

ネイタルチャートのアスペクト 小惑星Logos 宇宙の海への旅路

Logosとは

永遠を見つけに

小惑星で、特に神聖で神秘的な精神と宇宙との一体化、交流を合理的に行えるとしたらこちらです。更に非常に精神性の高い恵まれた人間性を個人や関係性に与える4大小惑星があるとしたら、Logos、Angel、Horus、spiritです。こちらの小惑星達に月や水星がソフトアスペクトで絡むと最高の状態となります。何故なら精神の核である2つの惑星が、精神性の最も高い小惑星と組むことでその力をより促進させるからです。またこの4つの小惑星同士の合も素晴らしい精神活動を促します。全てにおいて言えるのは神秘性、高い精神性、永遠と宇宙への旅路です。俗世間の真逆の世界へ旅立つ時に、特にこの小惑星とアセン、太陽、月が合の方と一緒ですととても楽に旅立てる事でしょう。崇高な精神の交流、永遠を見つける事、旅の目的は様々でも向かう先は同じでしょうから、その指針となる数少ない小惑星です。

アセンダントまた太陽また月とLogosの合

自我領域の確立が容易にできます。彼らは一見普通の人間ですが、物凄く強大な宇宙の支配者が味方についていて人生の道案内をしてくれるでしょう。因みにここで言う宇宙は、基本的には精神世界の深い海の事で、そこには神がいて、天使がいるのかもしれませんが誰にもわかりません。そこはただただ深淵なのです。普通でしたら簡単に道に迷うところですが、彼らは直感力に優れ危機を察知し、また自分の意思は明確ですが常に全てと調和しています。自分を愛し、人生を愛します。水星がソフトで絡みますと、より、精神性は高まり、その言語化も容易となります。非常に合理的で的確に物事を処理しますが、やはり常に地球や自然と穏やかに調和しています。とても聖なる存在です。

続きます

ネイタルチャートのアスペクト 小惑星Angel

小惑星Angelとは

天使と聞いてあなたは何を連想するでしょうか?神の使い、大事な御言葉を伝える存在などでしょうか。例えばそう、あなたは窮地に陥った時に助けてくれた人を天使と思いますか、神と崇めますか。誰も天使よ助けてとは言いません。しかし、全ての幸運な出来事や、神秘的な存在を人は天使と呼びます。大袈裟であってもなくとも、あまりに善良で無垢で純粋な人々を、天使と呼び慈しみ大事にするでしょう。赤ん坊はよく天使と形容されますが、赤ん坊を神と呼ぶ人はあまり見かけません。天使と神にはそれ程に違いがあると人々は無意識に直感するのでしょう。しかし時に人は窮地に陥ると、救ってくれた人々を神ではなく天使と呼びます。神に感謝し、天使と相手を賛美するのです。

似て非なる物、酷似するもの、どちらが身近であるかは個人によるでしょう。そのような近くて遠い存在である天使、のような人々を象徴するアスペクトです。天から与えられた使命の場所も示します。

ネイタルではどのようにあなたの俗世間から抜け出た純粋な善良性が発揮出来るのかを示します。さあ、では見ていきましょう。

※主に合を見ます。オーブは3、4度までです。他のアスペクトは0-2で見て下さいませ。とても良い小惑星ですのでネガティブな解釈には例外を除きなりづらいです。

アセンダント軸とエンジェル

正に天使のような雰囲気を纏った方々です。美貌だとかそういった俗世間のものではありません。ハッと息を呑むような雰囲気、善良性が外見から感じられますし、実際に非常に善良な人々です。神々しさ、は感じられるでしょうか?それは個人によるでしょう。彼らの行動は神に愛され人々に愛されます。何か問題があるでしょうか?

ディセンダントとの合は、本人もそのように自覚はなく見られ易くまた周囲に善人や天使のような愛すべき人々が集まり易いでしょう。またパートナーが天使のような善良な人である事が多いでしょう。恵まれています。

太陽とエンジェルの合

ああ、あの方はまるで天使のような人だね、と言われるならこのアスペクトでしょう。彼らは他人に善良で、そのような行為を自然と行います。アセンダントにも似ています、非常に善良な人々でしょう。

月とエンジェルの合

いわゆる浮世離れした人々でしょう。彼らは何をその瞳で見ているのか?他者は興味深く覗き込むでしょう。太陽やアセンはわかりやすく天使のような行為をする人々でしたが彼らは違います。深い中になればなるほど彼らの神秘性、不可侵性を知るでしょう。そしてそこに遠く遠く神の姿を見出すかもしれません。善良で神秘的な人々です。

水星とエンジェルの合

こちらは正に天の使い、メッセンジャーという形容が相応しいのではないでしょうか。彼らの発する言葉にはどこか真理を追求し、人間の善意を促進させる作用がある事でしょう。記憶に残る言葉、神がかったそのような発言をよくする方々でしょう。

金星とエンジェルの合

こちらは素晴らしい恵まれたアスペクトです。彼らの愛情はまるで神の愛そのもののようです。言葉で形容する事は難しいような人々を幸せに出来る愛情です。彼らの愛情は天使のラッパが後ろで鳴っているように祝福されています。神々しい愛情でしょうし、神秘的な恋愛体験も多いでしょう。

火星とエンジェルの合

彼らは性急に、他者に良いことをしなくては!という気持ちに駆られる人々です。そして直ぐに実行に移します。情熱的で、様々な人々に感謝され愛されるでしょう。

ネイタル/シナストリーにおける 危険な小惑星セドナ 裏切りと復活

セドナとは

神話は哀しいものも非常に多いですが、中でもこのセドナはとても辛いものの1つです。諸説ありますが、セドナは父親と穏やかに暮らしていましたが、父親の勧める結婚を頑なに拒否するセドナに父親は罰として酷い仕打ちをし、挙句家から追い出します。セドナは路頭に迷いますが、裕福そうでまともな身なりの、物腰の柔らかい紳士的な男性に出会い結婚を決意します。しかし彼は本当はお金も何もない化物で性格も豹変し荒屋にセドナを閉じ込めてしまいます。途方に暮れたセドナはすぐに逃げ出そうとしますが、できず、それに気づいた父親は助けに来ますが、夫は強い魔力の持ち主で、威嚇し父親はボートで逃げ帰りますが、それを見たセドナは海に飛び込み後を追いかけます。怒った化物の力に父親は自分の身の危険を感じボートを必死で掴むセドナを非常に残酷な方法で見捨て、セドナは海の底に沈み、そこで海の生物に癒されて、海の女王となります。

男性に裏切られた女性

セドナは2人の象徴的な男性に裏切られた女性です。この世で最も守ってくれるはずの存在に。この小惑星は基本的に、男性的な強い存在、自分より上の立場の人間、信頼していた人からの酷い仕打ちや裏切り、憎しみ、弱さに対する怒り、打ちのめされる悲しみ、失望を指します。最後に海の女王になるのは所説あり、そのまま沈んでいった。という説もあります。

ですので、復活というのは希望であり、大きな海の幻想が生み出す優しさそのものなのかも知れません。海に溶け込んでいった彼女の感情も含んで解釈して行くのがベストです。

要注意:又こちらの星とその他の攻撃的な小惑星との合は様々な危険な事柄も示唆します。例えばNessus、Nemesis、Medusa、Eris等

ネイタルにおけるセドナ

ネイタルでセドナがアセンダントやパーソナルプラネット、ノードに合ですと、酷く裏切られるという経験を人生においてし易いです。例えばセドナと月の合でしたら、感情的に裏切られる経験が多いとなります。アセンダント軸ノード軸は肉親からのものが多いでしょう。

シナストリーにおけるセドナ

シナストリーでセドナがお相手のパーソナルプラネットやアセンダントノードに絡むとセドナ側が酷い裏切りを相手に行います。例えばセドナと月の合ですとセドナ側は月に厳しく酷い仕打ちや裏切り行為をし易く月側の心は深く傷つくでしょう。要注意の相性となります。

※ネイタルもシナストリーも主に合、衝、スクエアを特に見ます。ソフトは弱いのでこちらではとくに重視しません。

●サインハウスはどこでそれが行われ易く、どのように行われるかを示唆します。(別にポスト致します。)