憧れずにはいられない存在 アポロ
アポロは美しく賢く、強い星です。少々傲慢で無慈悲でもありますが、誠実で自分が思うものに従う事を辞しません。ここに惑星が重なりますとその惑星は、アポロに抗い難い憧憬の念を抱き、崇めることになります。誰にでも、憧れの方っておりますね、他人からするとなぜ?と見えても、どうしても手を伸ばしても届かないと思う人、ライバルにはなり得ない人、その原因をアポロは教えてくれるかもしれません。主に合、衝を見ます。衝の場合は少々アポロの傲慢さが目立ってきますので惑星側はご留意下さい。
アポロと太陽
こちらは親バカという言葉がございますが、正にそのような感じで、太陽側はアポロを猫可愛がりします。し、何をしようが許してアポロは我儘し放題です。太陽といるとアポロは楽でしょう、あれが欲しいこれがしたい、全部叶えてくれるからです。ですのでアポロも太陽側を頼ります。愛おしく思います。格別に贔屓もします、相思相愛の関係となります。
アポロと月
月側はアポロの進む道を一心に追いかけていきたいと思うでしょう。その道は指針であり、憧れであり、果てしなく遠いアポロに続く道に見えるのでしょう。月はアポロを崇めて、アポロの歩む道をただ追いかけ続けます、アポロは振り向きもしませんが、それはそれでいいのでしょう。アポロにとって月は非常に愛を注ぎたくなる存在です。まさか追いかけられているとは夢にも思っていないでしょうから。
アポロと水星
水星側はアポロを信頼し切ってなんでも話します。コミュニケーション能力に苦手意識があろうともアポロとでしたら臆せずに話す事ができます。これは特に合に限った話ではないですが、アポロとのアスペクトがあればそうなるでしょう、水星側はコミュニケーション能力においてアポロを尊敬し信頼します。この人のように喋りたいと思い、アポロにならば全て伝えたい言葉を解放します。アポロもまたそんな水星側を非常に愛おしく有り難く光栄に思います。
アポロと金星
金星側はアポロの美貌を崇拝します。なんと美しいのかと感動するでしょう。ただそれだけでどんなにプライドの高い金星側でもアポロを気にいるでしょう。アポロもまたそんな愛おしい、自分を褒め懐く金星を格別に贔屓します。激しい恋愛にも繋がります。もしアポロ側からとても嫌な目に合わされ別れたとしても、また、アポロ側に呆れて金星側が捨てたとしても、金星側はきっとこういうでしょう、でも外見は素晴らしかった、と。
アポロと火星
火星側はとにかくアポロが格好良くて堪りません。その知性にも性的な魅力も、美しさも全てに嫉妬する程夢中になります。アポロは我が道を突き進みます、そのエネルギーに抗い難い魅力を感じます。この方には敵わないと感じアポロを常に見上げるでしょう。そんな不器用な火星をアポロは少し愛らしくも感じます。惹きつけ合うアスペクトです。
コメント
Vanilla様、
マイナーな小惑星に関する最近の記事の数々、とても興味深く拝見しております。
占星術初心者の当方には初耳のものも多く、
アストロディーンストで自分の度数を調べては楽しんでおります(笑)。
(勉強にもなります。)
ところで、この度のアポロですが、
シナストリーで太陽との合ですとどのような相性になりますでしょうか?
Vanilla様のご見解を是非お伺いしたく思います。
羽のついた三角さま
コメントありがとうございます。
小惑星は興味深いものが多いですよね、とても好きです。
特にアポロは大好きです!笑
太陽との合を追加致しましたのでどうぞ宜しくお願い致します。
Vanilla様
こんにちは。アポロは初めて知り勉強になりました。
早速調べてみましたが、合の場合オーブはどれぐらい取りますでしょうか。
アポロと太陽がジャスト4度差ですが、あまり意味がないでしょうかね。。
お考えを聞かせて頂けましたら嬉しいです♪
よろしくおねがいします。
冥王星さま
コメントありがとうございます。
オーブに関してですが小惑星は惑星より特にシナストリーですと厳しいです。3度ぐらいまでが一般的でしょうか。
しかし3度くらいでもワイドだ!と仰る方もいるでしょう。
個人の判断によるとしか言いようがありませんが、私は合でしたら特に、個人惑星、軸の絡みですと惑星は10度、小惑星は5度あたりまでみます。影響があると思う例も多いです。
どうぞ宜しくお願い致します。