シナストリーに於けるベスタとは
お花を買ってきて!10本ぐらいかな、そしてあのお屋敷で結婚しよう
ベスタは神聖なる火の守り神であり、選ばれし見目麗しい巫女です。年齢制限もございます、そして彼女らの仕事は火を絶やさない事、どこに連れていかれてもです。しかしもし火を絶やしたならあまりにも酷い仕打ちが待っています。美しい無垢な女神に課せられた使命は大き過ぎます、そして彼女達はそもそも、守られて崇められており、恵まれて美しく魅力的で、定められた年齢が来たら解放される、自由な女性であったのです。神話では厳しい業務や禁止事項を守れなければ未来はありませんでした。更に今と違い年齢は女性達にとって非常に厳しい制限でした。そんな環境下で彼女達の心はどう変化していったのでしょうか。本来は美しい普通の女性です、そんなジレンマを私たちの星のもと、シナストリーで探求していきましょう。ベスタとは、火星や冥王星に次ぐ官能的な小惑星の1つです。ただそこに、強く乙女座の気質が加わります。シナストリーにおいてのベスタと惑星の交わりは、端的には変容です、お互いに変化し合うことにより目的を成し遂げる事ができるでしょう。
ベスタと金星
基本的に合と衝を見ます。非常に惹かれ合う配置です。金星側はベスタ側にとても性的に惹かれるのですが、実際付き合ってみると、何故だか淡白な関係となるでしょう。ベスタ側は金星側に中々胸の内を見せませんし、親密な関係にもなりたがりません。しかし、2人の仲自体はとても良い事でしょう。そのように時が経つに連れ、徐々にベスタ側が解れていけば、2人は急速に接近するでしょう。その瞬間は感動すら覚えるかもしれません。ベスタの吸引力に金星は手も足も出ませんので、金星側にすれば、どうも仲良くしたいのに一線が越えられないとやきもきする間柄でしょう。2人の親密性は確かですので、辛抱と時が解決するでしょう。金星側はベスタ側にとても優しく、何も急かさない許容力があるでしょう。ベスタも金星には気を許しやすいでしょう。何故なら金星はベスタが求めている献身的で深い愛情を自然に与えてくれるからです。愛を確かめ合うのに時間がかかりますがとても良い関係です。
オポジションでは、金星は無条件にベスタに従い、ベスタの言いなりになりやすいでしょう。しかし言いなりと言ってもこの脆いベスタの弱さに夢中になるので相互依存の強い関係性となるでしょう。と言ってベスタはとても激しい情熱を秘めた小惑星ですので割と時間をかけずとも親密になるかもしれませんが、問題はそこで、ベスタ側が了承しているかは謎です。その後突然ベスタ側は居なくなってしまうかもしれません。つまりベスタと関わるにはある程度の長い時間が必要不可欠なのですがお互いに待ちきれず、心を傷つけてしまいやすいアスペクトでしょう。ベスタは愛情深く魅力的ですが、深淵のように深くて重い愛情を金星側にも求めています。関係性を長引かせたいのならばとにかく親密になるまでどれくらい待てるか、時間をかける事がキーとなります。何年もかかるかもしれません、それがベスタなのです。ベスタは用心深く、人を信用するのが苦手です。オポでは惹かれ合う力が強過ぎてそれを守れない事が多々あるでしょう。
続きます
コメント
いつもありがとうございます。
ベスタと冥王星がシナストリーでセクスタイルですがどのような意味合いがありますか。
影響は弱いでしょうか。
宜しくお願いします。
冥王星さま
コメントありがとうございます。
個人的にはシナストリーでベスタと惑星は合衝を重視しておりますが、セクスタイルでしたら、合の解釈を弱めた見方、または協力的な、が良いと感じます。
ベスタのシナストリーは今後も徐々にアップ予定ですので、宜しければご覧くださいませ。
よろしくお願い致します。
いつも更新を楽しみに覗かせていただいております。
ベスタのシナストリーなのですが、ベスタとリリスの合だと、どの様な影響があるのでしょうか?
双方が惹かれ合う配置なのですかね?
akiさま
コメントありがとうございます。
小惑星とリリスの合は解釈が複雑ですので、徐々にアップ致しますので、宜しければご覧くださいませ。
簡単にいってしまうとあまり良い影響は与え合わない関係と言えるでしょう。ベスタは深い愛情とその相克された抑圧のジレンマにおり、リリスはセクシャルなフラストレーションの捌け口を常に求めております。余り清らかな関係は望めないか、お互いに嫌悪するか極端な相性でしょう。
どうぞ宜しくお願い致します。