シナストリーのアスペクト 水星と水星

占い

でね、そしたら彼が言うの、丁度僕も連絡しようと思ってたって!

こちらはコミュニケーションの惑星の関わり合いです。また知性や思考の方向性、恋愛においてはいわゆるビビッと来た、という感覚はこのアスペクトの特に合が当てはまるでしょう。一目惚れなどととはまた違うのですが、この相手とは合うなあという一目惚れでしょうか。引き付け合う力は強いです。事実会話をすれば気が合いますし、口下手な方でもこの相手となら会話も弾むでしょう。相手の言葉が足りずとも補いあえますし、理解し合うことができ、お互いに貴重な存在だと感じます。自分が伝えたかったことの先の思考がが同じ相手という解釈になりますので、意思の疎通が非常に滑らかで、思考においては最も良い相手です。例えば太陽と水星では、どちらかというと友人関係に向いているのですが、こちらは恋愛関係にもとても影響を及ぼします。正に、なんだっけ、ええと、と言うと応えてくれるのはこの方です、何においてもです。非常にいい相性です。

他ソフト、トラインやセクスタイルでは会話が特に弾み楽しい間柄となるでしょう。ずっと話し続けるというよりも水星は行動が素早いので、とにかく楽しいひと時が良く積み重ねられる相性でしょう。因みにお喋りが延々と続くのは月と水星となります。

ハードですと、オポジションはお互いの物事の捉え方の違いにお互いに興味を持つので、良い相性と言えます。また、二人ともその考え方の違いに感嘆し、褒め合うことも多いでしょう、思考やコミュニケーションの取り方の違いに憧れ、憧れられる関係です。例えば一方は大人しく、思慮深く、もう一方は華やかで、若干軽薄であったとしてもお互いにその良い点を見つけやすいですし、羨ましがることすらあり得ます。無い物ねだりの関係ですが、とても引力は強く、協力すればその足りない部分を補うことも可能であり、かつ、どちらかに染まる事もありませんので、際立つコントラストが素晴らしい相性を産むでしょう。ただどちらかが頑固であったり批判的ですと問題は少なからず出てくるでしょう。

スクエアのみ要注意アスペクトとなります。お互いに上手くコミュニケーションが取れない関係となり易いです。水星はその関わる惑星との関係における速さが何にも増して特徴的なのですが、こちらは、いくら話しても平行線という状態が続いて起きやすいでしょう。ですので水星の苦手な長話、楽しかったり無駄話は好きなのですが、ただ長い会話は非常に思考にストレスを引き起こします。そもそも話が噛み合っていないだけなのですが、お互いそれに中々気付くことが出来ません。少々緩和、または客観視する努力が必要となるアスペクトとなります。

総じて、友人関係でも、ただの対人関係でもこちらのアスペクトは重要であり、恋愛関係においては極めて重要な要素となり得ます。あの方とはウマが合う、以前に自分の意思をなんとなくわかってくれるというのはあるようで無い、珍しい相性と言えます。

コメント

  1. くみ より:

    お相手の方の金星と私の水星がオーブ0度ぴったりでセプタイルです。セプタイルは宿命という意味があることを知り、シナストリーでの水星と金星のセプタイルを色々なサイトを見て調べてみたのですが、参考になるものは見つけられず…こちらでぜひお聞きできたらと思い参りました。
    どう解釈したら良いか教えていただけたら嬉しいです。

    • Vanilla より:

      くみさま

      コメントありがとうございます。
      セプタイルは理論的な通常の方法では解決できない問題が生じるので別の斬新な方法を取る必要性を示唆します。
      理不尽なアスペクトでもあります。

      ご参考になりましたら幸いです。

      どうぞ宜しくお願い致します。